ナイキ ゼガマへのkokady@sacai集中さんの投稿

1時間前

1981年発売のNikeトレッキングシューズ"LAVA DOME"、その性能を継承し、着用のしやすさを模索し生まれたのが"son of LAVA DOME"である。
こちらはその"ESCAPE"モデルで、シュータンにはお馴染みのESCAPEの文字が見られる。
ESCAPEシリーズと聞くとエアフォースやハラチが思い浮かぶが、son of LAVA DOMEの ESCAPE個体があると知っている人は少ないのではないだろうか。
無骨なデザインにどこか魅力を感じられるのは、ESCAPEらしいシンプルなアースカラーに、黄色のシューレースが使用されていることが挙げられる。
トレッキングシューズゆえのシューレースの形状もまたミソであるが、やはり黄色はアースカラーに映える。

製造時期は新しい方だと思うが、最新型のランニングシューズであるゼガマトレイル2と、このLAVA DOMEを組み合わせようという発想はどこからくるのだろうか。
sacai、源馬氏の着眼点には脱帽の一言であり、それでいて生まれたこの一足"ZEGAMA DOME"は今までにないスニーカーの形で、人々を魅了する。
特に私が黄色を選択した理由は、やはりその「黄色」にこそあり、シンプルなカラーリングに映える黄色がESCAPE son of LAVA DOMEを感じられるからである。
しかし下地はアースカラーではない。
ここがゼガマトレイルらしさ、つまり最新鋭を感じられるところであり、もともとパネルチックであったson of LAVA DOMEのデザインをアースカラーではなく明瞭ハキハキとしたグレー、ブラックを落とし込むことによってゼガマらしい昨今のトレンドである色彩のはっきりしたランニングシューズのテイストを見せる、というよりテイストで魅せるのである。
もちろんsacaiはデザイナーズブランドなので、合わせやすさも大切にしている。
下地でゼガマらしさを、シューレースやスウォッシュでLAVA DOMEないし son of LAVA DOMEを感じさせる黄色と異なり、ホワイトのモデルはガムソールを使用することで、オールド感をアウトソールで演出し、上は完全にゼガマ感を醸し出す。
そこが綺麗めに寄りすぎない男心くすぐるモデルになっている。
ブラックはイエローと同じくアウトソールはシンプルであり、クォーター部分がマットなプラパーツであるが故に、son of LAVA DOMEの black個体を彷彿とさせる、やはりOLD Nikeへのリスペクトが感じられる一足になっている。

余談だがson of LAVA DOMEは1980年代後半に制作されたモデルであり、LAVA DOMEよりもシャープな印象を受ける。
とはいえサイズ感が小さいということはなく、横幅は細いが縦は長いため、マイサイが27の私でも26.5までは履けてしまう。
加えてトレッキングシューズであるため、ソールは剥がれにくい。
どうしても貼り付けてられている分いつかは剥がれてしまうのだろうが、少なくとも私の手元の個体はそんな様相を一切示さない。
頑丈に作られたモデルなので、大変お勧めできる一足である。

1981年発売のNikeトレッキングシューズ"LAVA DO 1981年発売のNikeトレッキングシューズ"LAVA DO 1981年発売のNikeトレッキングシューズ"LAVA DO

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sacai × Nike Zegamadome "Matte Silver"の商品情報

ブランド ナイキ(NIKE)
モデル ゼガマ(Zegama)
発売日 2025年5月9日
定価 ¥25,080(税込)
スタイルコード HQ8618-002

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