れびゅ文量のとお...byぐぬぬ…

SUPERSTAR

2024/01/07

れびゅ
文量のとおり、これが2023のベストだぁ👊

BILLY'S SUPERSTAR 82

素晴らしい…
この素材構成の82をずっと待っていた。

登場時、その再現度に舌を巻いた82だけど、正直、最近のリリースは物足りなかった。
前提として、82には、当時の雰囲気を再現したベーシック路線と、素材を追求したコンテポラリー路線、また、年代に囚われない名作のトリビュート路線があると思われ、私の物足りないという想いは、最初に挙げたベーシック路線のモデルに対すること。
例えば、'FI'(IE4195)は、バックステイこそ革製であるものの、合成ライニングにフェルトストライプという素材構成。所謂金ベロのエンボス加工も相まって、チープな感が否めない。
また、スエードモデルが黄/黒、緑/白なんて最強カラーで出たかと思えば、これもまた合成ライニングにフェルトストライプ…
最近出た、ID5960, ID5961, IF6199, IF6200は、バックステイ、ストライプ、シュータンを革製で仕上げた代償と言わんばかりの合皮ライニング…
普段なら嬉しい革製のシュータンも、こと82においてはチグハグな印象。(元のウレタンの厚みを再現してくれるならこの上ないけれど、そうでないならウレタンのままで良いし、ステッチもなんだか微妙…)
総じて、原作再現を言い訳にしたコストカットという印象を受ける。というか、PVとPUの違いであったり、金ベロのエンボス加工や、シュータンのステッチって、もはやそんな言い訳も通用しない…

兎も角、そんな我儘にズバッと応えてくれたのがこのモデル。
レザーアッパー、ライニングはそのままに、バックステイとストライプも革製、シュータンには余計なことをせず、ウレタンのままという素晴らしい素材構成である。
加えて、バックステイとストライプの、当時のビニールを想わせる光沢仕上げがまさに光る。また、ベースのホワイトレザーもインラインモデルよりなめらかになって妙なチープさが消えているように思う。
82の良いところはそのままに、少し物足りないなと思っていた部分(合皮のバックステイとストライプ、アッパーのチープ感)を見事にアップグレードしてくれた。
モデルのアイデンティティを尊重しながらも、過去に縛られない素材追求…ローテクはかくあるべきという逸足！

どうかなと思ってた配色も実物を手にするとかなりかっこいい。
手持ちと被らないし…
紐は相変わらず気に食わないので、いつものに替えたけどｗ

黒銀GAZELLE INDOORから、PUMAのKING、そしてこのSUPERSTAR 82とBILLY'Sのセンスに脱帽。今年も何やら控えているようでめちゃくちゃ楽しみ。

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