あいにくの雨。そんな日こそクローゼットから選ぶ一着が、気分を大きく左右する。今回は、優れた防水透湿性を誇るGORE-TEX搭載のシェルジャケットにフォーカス。圧倒的な信頼を得る「ザノースフェイス」、テックウェアの到達点「アークテリクス」、そしてストリートを牽引する「ステューシー」の3ブランドから、今まさに手に入れたい珠玉のラインナップを紹介する。雨の日の心強い味方をスニダンで見つけ、空模様を気にせず街へ繰り出そう。
The North Face|歴史ある機能美をGORE-TEXで
1966年、サンフランシスコの登山用品店からその歴史を刻み始めた「ザノースフェイス」。質実剛健なブランドだけあり、GORE-TEX搭載ジャケットも選択肢が豊富だ。王道のマウンテンジャケットはもちろん、歴史的な南極大陸横断プロジェクトをベースにした「シュプリーム」コラボのプルオーバー、さらにはGORE-TEXの機能性にインディゴの風合いを掛け合わせたデニムコーチジャケットなど、素材やデザインのバリエーションは多岐にわたる。2000年代の意匠を継承したレトロ マウンテンライトジャケットや、「ハイク」とのトレイルジャケット、そしてペイズリー柄の韓国販路限定モデルなど、アウトドアの枠を超えて進化し続ける珠玉のラインナップから、雨の日を彩る理想の一着を選んでみよう。
ARC'TERYX|高い防水性と洗練された美しさ
カナダ・バンクーバーの過酷な山脈で生まれた「アークテリクス」。その魅力を語る上で欠かせないベータシリーズは、オンオフを問わない汎用性の高さが最大の特徴だ。軽量性に特化したベータジャケット(ベータSLジャケット)や、より耐久性を高めたベータLTジャケットのブラックは、一着は持っておきたい名品。さらに、オリーブモスのようなカラーバリエーションもラインナップしており、選ぶ楽しみを広げてくれる。一方、アルファシリーズで最高峰の防水透湿性を誇るSVジャケットには、ゴールドの刺繍が映える24Kブラックや、モノトーンの対比が美しいオルカなど、黒基調のシックなバリエーションが揃う。洗練されたラインナップが、憂鬱な雨の日をお気に入りの一着をまとう特別な時間へと変えてくれるはずだ。
Stussy|26SSで話題のガイドシェルに注目
世界のストリートシーンを牽引する「ステューシー」。26SSで特に大きな注目を集めているのが、GORE-TEXガイドシェルだ。タイムレスなブラックに加え、雨空に映える鮮やかなイエロー、そしてストリートの定番であるウッドランドカモの3色は、その洗練されたシルエットと確かな実用性で、ブランドのファンのみならず感度の高い層から熱い視線を浴びている。また、ミリタリーのエッセンスを現代的に解釈したM65ジャケットや、フィッシングウェアから着想を得たウェーディングシェルなど、ステューシーらしい遊び心の効いた名作も勢揃い。総柄のリーブスやミニマルなブラックなど、悪天候の中でも個性を失わないGORE-TEXの傑作たちが、日常の風景をよりスタイリッシュに塗り替えてくれるだろう。
おわりに
今回紹介した3ブランドは、いずれもGORE-TEXという最高峰のテクノロジーを備えつつ、三者三様の美学を貫いている。質実剛健なザノースフェイス、洗練を極めたアークテリクス、そしてストリートの感性を宿したステューシー。どのブランドをチョイスしても、袖を通した瞬間に雨の日の外出が特別な体験へとアップデートされるはずだ。機能性とファッション性が高い次元で融合したGORE-TEXジャケットの中から、日常をタフに、そしてスタイリッシュに支える相棒を見つけ出してほしい。