3月に入り、日差しが春めいてくると、「シャツ」を主役にした装いにシフトしたくなる。しかし、この時期特有の冷え込みに対してシャツ一枚では防寒面で心許なく、着こなしが単調になりやすい。そこで本稿では、レイヤードによってそれらの課題を解消するシャツの着こなし4選を整理した。記事後半では、スニダンで手に入るおすすめのシャツも厳選して紹介する。
スウェット・ニットの下から襟を覗かせるVラインの規律
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まず紹介するのは、クルーネックのスウェットやニットのインナーにシャツを仕込み、襟元と裾からわずかにシャツを覗かせる王道のレイヤード。ここでは、シャツのボタンを一番上まで留めるか、あるいは開けてラフに見せるかの匙加減ひとつで、全体の印象を自在にコントロールできる。清潔感のあるムードを演出したい場面において非常に有効な一手だ。
ニットの肩掛け・腰巻きで作る立体的なアクセント
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気温が上昇する日中には、脱いだスウェットやニットを「巻く」ことで着こなしに奥行きを与えたい。肩に掛けて視点を上げる、あるいは腰に巻いてシルエットに変化をつけるアレンジは、軽装になる春の装いに絶妙なリズムを生んでくれる。こうしたアプローチは配色を補完する手段としても効果的で、例えばピンクシャツに緑のニットを重ねるなど、色の調和を意識すれば春らしい爽やかさがより一層引き立つだろう。
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ダウンベストを重ねるアクティブなトラッド
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寒暖差の激しい日には、シャツの上にボリュームのあるダウンベストを重ねるスタイルを提案したい。特に3月特有の急激な気温変化に対し、袖のないベストは容易に体温調節が行えるため、実用面でも大いに重宝する。スニーカーで軽快なムードを演出する、あるいは革靴を添えてトラッドに引き締めるなど、足元一つで全体の表情をコントロールできるのが醍醐味だ。
フーディーをインナーに据えるアウタースタイル
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昨今のシャツはオーバーサイズ気味に設計されたモデルも多いため、あえてアウターとして活用するのも有力な選択肢だ。インナーに肉厚なフーディーを差し込み、首元に立体的なボリュームを作ることで、シャツ特有の平坦な印象を払拭できる。ボトムスにはバギーデニムやダブルニーパンツなどを選び、全体をルーズなシルエットで完結させるのがおすすめ。
スニダンで取り扱い中のおすすめシャツ
まとめ
シャツは、その日の気温や気分に応じて役割を自在に変えられるのが魅力だ。インナーとして襟元に規律を添えることもあれば、時にはフーディーの上に重ねることでアウターとしての顔も見せる。今回紹介した4つの手法を参考に、季節の変わり目だからこそ楽しめる自由なレイヤードをぜひ試してみてはいかがだろうか。