「Levi's®(リーバイス)」の501®は、1890年に誕生して以来、時代を問わず世界中で穿き続けられてきたデニムの代名詞だ。現行モデルや「Levi's® Vintage Clothing(LVC)」の復刻ラインも魅力的だが、ここ数年のコラボアイテムの充実ぶりは目を見張るものがある。定番の501だからこそ、周りとかぶらない1本が欲しくなる人もいるだろう。本記事では、「BEAMS(ビームス)」、「JJJJound(ジョウンド)」など、注目のブランドとタッグを組み誕生した501を紹介する。
毎回即完売。ビームスコラボが支持される理由
毎回即完売を繰り返すほど人気が高いのが、ビームスの別注501®だ。今までカラー違いや加工違いで多くのバリエーションが展開されているが、全てに共通しているのは日本人向けにレングスを28・30インチにアレンジしていること(初期の別注モデルは28インチのみ)。旧式シャトル織機で織り上げたセルビッジデニムや、"BIG E"のレッドタブやボタンフライ、レザーパッチといったヴィンテージディテールはそのままに、面倒な裾上げをせずに穿けるという願ったり叶ったりな501®は、最初の一本としてもおすすめだ。
意外と定価付近で狙える?美学を感じる、ジョウンド×501
via:levi.com
カナダ・モントリオールに拠点を置く、デザインスタジオであるジョウンド。多くの有名ブランドとのコラボで知られるミニマリズムの体現者と、リーバイスのコラボ501®は、意外にも二次流通でも定価付近で購入できる。デザインは「501® ’93」をベースにしており、左膝下付近にはJJJJoundのプリントを刻印。ハイプになりすぎず、さりげないこだわりを体現できるのは他のコラボにはない強みだろう。
旬のストリートブランドが更新する、コラボ501
via:stussy.com
ストリートシーンを牽引するブランドたちも、501®に独自の解釈を加えている。なかでも存在感を放つのが、世界的な人気を誇る「Stussy(ステューシー)」だ。コラボは継続的に行っているが、中でもウォッシュド加工を施したオリジナルフィットに"Stussy & Levi's"モチーフのエンボス加工を入れた2023年のコラボモデルは、ジーンズ誕生150周年を記念した特別仕様としてファンを唸らせた。
もう一つ見逃せないのが、「Denim Tears(デニムティアーズ)」とのコラボだ。トレマイン・エモリー氏が手掛けるデニムティアーズは、アフリカン・ディアスポラの歴史をデニムという素材で語るブランドである。コットンリースのモチーフはコットン産業と歴史への言及であり、リーバイスとのコラボはその奥行きをさらに増している。デニムのルーツをたどりながら、装うことで何かを表明できる数少ないアイテムといえる。
そのほかにも、NIGO® (ニゴー)氏の「HUMAN MADE(ヒューマンメイド)」による1944年アーカイブを再構築したMade in Japanモデル、「A BATHING APE(アベイシングエイプ)」のシグネイチャーカモ柄を落とし込んだレアピース、VERDY(ヴェルディ)氏が率いる「Wasted Youth(ウェイステッドユース)」とのジェットブラック生地のモデルなど、コラボの解釈は多岐にわたる。
押さえておきたい、そのほかのコラボモデル
おわりに
親しみのあるお馴染みのシルエットやボタンフライ。それでもコラボ次第でまるで別物に見えるのが、501®の底力だ。ブランドの哲学がそのまま乗り移るような設計の懐深さは、150年以上の歴史が培ったものだろう。定番だからこそ、選ぶ一本で個性が際立つ。スニダンなら完売アイテムにも出会えるので、焦らず自分のスタイルに合った一本を探してみてほしい。