ファッションの印象を左右するバランスの鍵は、いつだって足元に隠されている。着こなしを今っぽく格上げする「厚底スニーカー」。そして、どんな装いも上品に仕上げてくれる「薄底スニーカー」。この二つをその日の気分で自在に使いこなすことで、毎日がもっと楽しくなるはず。足元から「なりたい自分」になるために、厚底と薄底の対照的な6つのスタイルをチェックしていこう。
足元に遊び心を添える「厚底スニーカー」のバランス学
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近未来的なフォルムが目を引く「エアマックス ミューズ」を主役に据える。スウェットパンツの裾をあえてルーズに溜め、ボリュームソールの存在感を際立たせるのが今の気分。顔まわりをベレー帽やタイトなトップスでコンパクトにまとめれば、足元にハイテクな遊び心を添えた、大人のストリートスタイルが完成する。
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シルバーのメカニカルな輝きに、大きなリボンがレトロな愛らしさを添える「ShuShu/Tong(シュシュ/トング)」と「Asics(アシックス)」のコラボモデル。ボリューミーなフリルやスパンコールといったフェミニンな要素を、厚底の重厚感が凛とした強さへと引き寄せる。
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波打つようなソールが特徴の9060は、繊細なレースタイツと合わせることで、脚のラインを驚くほど美しく見せてくれる。都会的なガーリースタイルを大人っぽく昇華する頼れる一足だ。
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日常を軽やかに彩る「薄底スニーカー」の美学
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「Wales Bonner(ウェールズ・ボナー)」との共作によるサンバは、象徴的な折り返しのシュータンとハラコ素材がスポーティーな中に上質な気品を醸し出す。ボリュームのあるボトムスに対し、あえてスリムな「薄底」をセレクト。重心をあえて下に見せないことで、余裕を感じさせる「大人の引き算」が成立する。
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「Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)」のアイコン、メキシコ 66のスリムなシルエットは、ワイドパンツの裾からチラリと覗かせるだけで、絶妙な抜け感を演出してくれる。ベージュに映える赤のラインが落ち着いたトーンのコーデに心地よいリズムをプラス。ハンチングと合わせて、どこか知的なパリジャン風のニュアンスを楽しみたい。
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2000年代のランニングシューズをルーツに持つエイチストリート OG。そのミニマルなシルエットは、足元を驚くほどコンパクトにまとめ、脚の美しさをストレートに強調してくれる。オーバーサイズのニットで上半身にボリュームを持たせつつ、足元は極めてタイトに。
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おわりに
トレンドは絶えず移り変わるが、「厚底」と「薄底」がもたらすバランスの変化を知れば、おしゃれの選択肢はもっと自由に、もっと豊かになる。厚底ソールで少し背伸びをして街を歩きたい日。 薄いソールでどこまでも軽やかに歩きたい日。大切なのは「どちらが正解か」ではなく、「どちらが今の自分を心地よくさせてくれるか」。自分の感性を信じて選び取った一足は、きっとあなたらしい一日をより鮮やかに彩ってくれるはず。