今なおストリートシーンの中心に立ち続ける「ステューシー」。その盤石な存在感を支えているのは、インラインアイテムの高い完成度と、「ナイキ」や「アワーレガシー」など、ジャンルを横断するコラボの数々だ。それらの共作は、なぜこれほどまでに高く評価されるのか。本記事では、その独自のバランス感覚を整理するとともに、おすすめのアイテムを紹介していく。
象徴的なパートナーシップとその魅力
Nike(ナイキ)
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2000年代初頭から続く「ナイキ」との関係は、スポーツウェアを街着の枠組みで再定義し続けている。特にヘビーウェイトのコットンを用いたスウェットセットアップや、ウィンドランナーを再構築したモデルは、リリースのたびに即完売を繰り返す定番だ。実用性に裏打ちされたプロダクトは、二次流通市場においても常に高い人気をキープしている。Our Legacy(アワーレガシー)
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アワーレガシーがサステナビリティとクリエイティビティに焦点を当てたプロジェクト「アワーレガシー ワークショップ」とのプロジェクトでは、過去の残布やデッドストック生地を再利用。北欧らしいミニマリズムと、ステューシーが持つサーフ・スケートカルチャーが混ざり合うことで、従来のストリートウェアとは異なる質感のプロダクトを生成し、感度の高い層からも支持を得ている。Levi's®(リーバイス®)
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「リーバイス®」との共作は、501®やトラッカージャケットといった定番アイテムをベースに、ステューシー独自のエッジを注入。ガーメントダイ(製品染め)やエンボス加工など、ワークウェア本来の無骨な質感に軽妙な遊び心を加えているのが印象的だ。また、伝統的なディテールを尊重しながらも、現代的なシルエットへとアップデートされており、二次流通市場においても価値の落ちにくいプロダクトとして定着している。2026年の幕開けを飾るテクニカルウェアへの反響
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2026年2月のリリース直後から、大きな話題を呼んでいるのが「Stussy Spring '26 GORE-TEX® Guide Shell(ステューシー スプリング '26 ゴアテックス ガイド シェル)」だ。本格的なスペックとステューシー特有のルーズなシルエットを融合させ、機能重視なギアとは異なる独自のバランスを提示。ファッション性と実用性を両立させたこの試みは、2026年のスタートを勢いよく飾るトピックだ。
おわりに
インライン製品で一貫して示される独自の世界観に加え、パートナーとの共作を通じてその魅力を多角的に提示しているのが「ステューシー」の強みだ。ブランドの軸を維持しながら、新たな領域を切り拓く多彩なコラボレーションプロダクトを、ぜひこの機会にチェックしてみてほしい。