昨今のストリートシーンにおいて注目を集める「Denim Tears(デニム・ティアーズ)」。アフリカ系アメリカ人の歴史やストーリーをデザインに投影するその姿勢は、ファッションを通じた独自の表現手法として広く認知されている。本稿では、ブランドの背景にあるコンセプトを紐解くとともに、スニダンで入手可能なアイテムを紹介する。
そもそも「Denim Tears」とは
2019年に始動したデニム・ティアーズは、クリエイティブディレクターであるトレマイン・エモリー氏が、「黒人の歴史」をテーマに立ち上げたプロジェクト。同氏は「Supreme(シュプリーム)」のクリエイティブディレクターを歴任するなど、ストリートカルチャーの最前線でキャリアを積んできた人物だ。
衣服を単なる装飾としてだけでなく、過去の出来事やメッセージを視覚的に伝える手段として用い、ブランド名に含まれる「デニム」という言葉も当時の歴史的な背景に由来しているのが特徴だ。
ブランドを象徴する「Cotton Wreath」のデザイン
via:denimtears
ブランドを象徴するデザインが、綿花の冠(コットン・リース)のモチーフである。かつての綿花摘みや奴隷労働という背景をグラフィック化したこの表現は、アイデンティティそのものといえる。特に「Levi’s®(リーバイス)」の501®をベースとしたモデルは広く知られているが、スウェットやフーディ、ニットなど、多岐にわたるプロダクトに採用されている。
スニダンで入手可能な注目アイテム
おわりに
「デニムティアーズ」は、象徴的なコットン・リースをはじめ、各プロダクトは日常のスタイリングに新しい視点を与えてくれる。普遍的なデニムやスウェットをベースにしながら、強い存在感を放つアイテムをワードローブに加えて加えてみてはいかがだろうか。