2026年、街中の足元に「HOKA(ホカ)」が再び馴染み始めている。かつてはトレイルランニング専用という印象が強かったが、現在はその実用的な設計とボリューム感が改めて評価され、都市生活におけるスタンダードな選択肢の一つとなった。本稿では、ホカが支持されている理由を整理しつつ、今スニダンで注目すべきモデルを紹介する。
そもそもHOKAとは
via:hoka
2009年にフランスのアネシーで誕生した「ホカ(旧:ホカ オネオネ)」。創業者であるニコラ・マーモッド氏とジャン・リュック・ディアード氏は、過酷な山岳地帯の下り坂における衝撃の緩和だった。その探究の末に生まれたのが、ブランドの象徴とも言える厚みのあるソールを備えたフォルムだ。マオリ語で「Time to Fly(さぁ、飛ぼう)」を意味するその名は、いまや本格的なスポーツシーンの枠を超え、都市生活におけるスタンダードとして定着している。
HOKAが街履きとして選ばれる3つの理由
1. 膝や足の負担を抑える「マキシマムクッション」
ホカの代名詞である分厚いミッドソールは、見た目の印象以上に軽さと衝撃吸収性に優れている。非常にソフトな接地感は、アスファルトの上を長時間歩く都市生活で、足の疲労をしっかりと軽減してくれるだろう。
2. 自然に足が前に出る「メタロッカー テクノロジー」
ソールの前後を滑らかに削ぎ落としたメタロッカー形状により、着地から蹴り出しまでがスムーズに行われる。この独自の構造が効率的な推進力を生み出し、歩行時のエネルギー消費を抑えることで、快適な移動をサポートしている。
3. 安定感を高める「アクティブフットフレーム」
厚底ながら安定感が高い理由は、足がソールの中に深く沈み込む「アクティブフットフレーム」構造にある。車のバケットシートのように足を包み込む設計が左右のブレを抑制。特徴的なボリューム感を維持しつつ、確かな安定感を両立している点がファッション層にも評価されている。
話題の「ローファースニーカー」モデル
昨今、スニーカー市場で注目を集める「ローファースニーカー」。ホカが提案する「Speed Loafer(スピードローファー)」は、フォーマルな造形をテックな視点で再構築した一足だ。クリーンなアッパーとボリュームソールの対辞はスラックスとも相性が良く、上品な"ハズし"として機能する。歩行性能と品格を両立させた、現代的な選択肢といえるだろう。
おすすめモデル
おわりに
「ホカ」のシューズは、日常を支える道具として申し分ない完成度を誇る。快適な履き心地と独自の造形美を両立した各モデルは、今の着こなしに新鮮なバランスをもたらすだろう。この機会に、自身のワードローブを補完する一足を探してみてはいかがだろうか。