1月末から2月の端境期、重いダウンジャケット一辺倒の装いに飽きがくる頃だ。そんな時期の次なる一手として、防寒と春のニュアンスを両立する「バーンジャケット(ワークジャケット)」は理想的な選択肢だ。ただし、その無骨さゆえに、一歩間違えれば単なる「実用性のみの作業着」に映る危うさも秘めている。洗練された街着として成立させるには、計算されたバランス感覚が不可欠だ。
そこで本稿では、野暮ったさを回避した"こなし"コーデ4選を指南。記事後半では、スニダンで手に入るおすすめのアイテムも厳選して紹介する。
バーンジャケットを使った"こなし"コーデ4選
フーディーを忍ばせる正統派ストリート
via:carharttwip_usa
王道のフーディーレイヤードは、サイズ感と色のコントラストが肝となる。このスタイルでは、エイジングの効いたデニムジャケットに鮮やかなパープルをイン。適度なゆとりを持たせたボトムスで全体のシルエットを整えるのが好バランスだ。また、ホワイトデニムでワークウェア特有の重厚さを適度にいなし、清潔感のある抜け感を添えることが、都会的なスタイルへと昇華させる決め手となる。
スラックスで中和する大人のミックススタイル
via:prada
このスタイルでは、重厚なスウェード素材のバーンジャケットに端正なスラックスを合わせ、ワーク特有の土臭さを抑制。加えて、足元のレザーシューズまでダークトーンで統一することで、全体の印象をシャープに引き締めている。「プラダ」が得意とする、実用着を都会的に落とし込んだ模範的なスタイリングだ。
シャツとネクタイで遊ぶドレスミックス
via:junyawatanabe
こちらは、多ポケットの無骨な外装にタイドアップしたシャツを差し込み、ワークジャケットをブレザーに見立てて活用。襟元を端正に整えることで、タフなアイテムをドレスの文脈へと翻訳した。ラフな質感とVゾーンの規律という対極の要素をぶつけることで、装い全体に適度な緊張感を与える。
ショーツやスカートと合わせる春の先取りスタイル
via:auralee_tokyo
2月以降、日差しが春めいてきたら、重厚なアウターにあえてショーツやスカートをぶつける構成に挑戦したい。上下のボリュームに極端な落差をつけることで、ワークアウター特有の硬派なニュアンスを緩和。サンダルなどの軽やかな足元で肌の露出を計算すれば、堅牢な生地感も季節の移ろいに馴染む装いへと一変する。
スニダンで取り扱い中のバーンジャケット おすすめパーカー15選
まとめ
ワークウェアを現代的に解釈する自由な視点が、バーンジャケットを着こなす肝だ。フーディー、スラックス、タイドアップ、そしてショーツ。素材の対比や意外性のある足し算・引き算によって、堅牢な一着は多彩な表情を見せる。この機会に、自分だけの理想的なバランスを追求してみてはどうだろうか。