「シューズは身体を支えるもの」というこれまでの常識が、今、塗り替えられようとしている。「Nike(ナイキ)」が10年以上の歳月をかけて研究し、2026年ついにベールを脱いだ新カテゴリー「Nike Mind(ナイキ マインド)」。このシューズが狙うのは、身体的なパフォーマンスの向上だけではない。足裏への刺激を通じて「脳」に直接アプローチし、集中力の向上やリラックスを促すという、極めてユニークなアプローチをとっている。
本記事では、ナイキ マインドがどのようなテクノロジーに基づいているのか、そしてラインナップされた「001 Mules」と「002(Sneakers)」の決定的な違いについて詳しく解説していく。
脳を刺激する次世代フットウェア「Nike Mind(ナイキ マインド)」とは?
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「Nike(ナイキ)」が新たに設立した「Nike Mind Science Department(ナイキ マインド サイエンス デパートメント)」の10年以上にわたる研究から誕生した、まったく新しいカテゴリーのシューズ。これまでのシューズが「速さ」や「衝撃吸収」といった身体的パフォーマンスを重視していたのに対し、ナイキ マインドは「脳と身体のつながり」にフォーカス。足裏への刺激を通じて脳の感覚領域を活性化させ、アスリートが試合前に集中力を高め(001)、日常の中でマインドフルな状態を保つ(002)ことをサポートするよう設計されている。
両モデルに共通する最大の特徴は、ソールに配置された22個の独立した「フォームノード」
ピストンのような動き: 歩くたびにこれらのノードが上下に動き、足裏の数千もの感覚受容体を刺激。この配置は、足裏の部位ごとの敏感さに合わせて緻密に計算されている。
マインドフルネス効果: 足裏への刺激が脳の感覚領域を活性化し、雑念を払って「今、この瞬間」への意識を向けやすくする。
Nike Mind「001」と「002」の違い
| Nike Mind 001 Mules | Nike Mind 002 | |
|---|---|---|
| 形状 | ミュール(スリッポン)タイプ | スニーカー(レースアップ)タイプ |
| コンセプト | 手軽さと快適性 | サポート力と高い感覚刺激 |
| 主な使用シーン | 試合前のロッカールーム、リカバリー | 移動時、軽いウォーミングアップ |
| アッパー素材 | 通気性に優れたパンチング素材 | ホールド感のある多層構造 |
Nike Mind 001 Mules:リラックスと着脱の容易さ
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「001」は、かかとのないミュールタイプ。試合前後のリラックスタイムにサッと履けるのが魅力だ。通気性の良いテキスタイルを使用しており、ノードの動きがダイレクトに伝わりやすい開放的な履き心地となっている。
Nike Mind 002:高いフィット感で感覚を増幅
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「002」は、靴紐を備えたスニーカータイプ。足をしっかりと固定することで、ソールにある22個のノードと足裏の密着度を高め、移動中も持続的に感覚刺激を得られるように設計されている。アメリカ足病医学会(APMA)の認定も受けており、足の健康を促進する一足としても注目だ。
おわりに
これまでのクッショニングの概念を覆す「ナイキ マインド 001&002」。 開放感のある001か、ホールド感の002か。どちらを選んでも、足裏から脳を刺激する新感覚の体験が待っている。なお、サイズ感はややタイトな設計となっているため、普段よりハーフサイズ(0.5cm)からワンサイズアップして選ぶのが、公式も推奨する「正解」のようだ。あなたのパフォーマンスを「脳」から支えるこの一足を、ぜひ体感してみてほしい。