「adidas(アディダス)」のジャケットは、もはや単なるスポーツウェアの枠を超え、ワードローブの基盤といえる存在になった。しかし、選択肢が多いからこそ「本当に投資価値のある一着」を見極めるのは容易ではない。本記事では、アンダー5万円という賢い予算設定で、機能性・デザイン・耐久性のすべてを満たすモデルをピックアップして紹介していく。
周囲と差がつく、5万円以下で買える「アディダス」ジャケット5選
adidas x Thug Club Team Geist PU Leather Jacket
2006年W杯の象徴「チームガイスト」の曲線美を、韓国発の「Thug Club(サグクラブ)」が退廃的なモードへと昇華させた一着。アンティークシルバーのPUレザーに、鮮烈なレッドのスリーストライプスが走るデザインは、スポーティでありながらバイカーライクな重厚感を放つ。胸元の共作ロゴや裏地のグラフィックなど、細部までこだわり抜かれた至極のコラボジャケットだ。
adidas Faux Leather Sporty Hooded Jacket
スポーティなフーディーを艶やかなフェイクレザーで格上げした、モダンな一着。最大の見どころは、袖口に近い低い位置に配されたホワイトのスリーストライプスだ。この絶妙な配置が、日常の動作に洗練されたアクセントを加える。MA-1を彷彿とさせる左腕のポケットや、立体的なフードがミリタリーな奥行きをプラス。モノトーン派のワードローブに「大人の余裕」を添える、まさに間違いない新定番だ。
adidas Puffer Padded Jacket
アディダスのスポーツマインドを、深みのあるブラウンのフェイクレザーで再構築した一着。最大の特徴は、無骨なシルエットに華やかさを添えるボリューム満点の白いボア襟である。肩から袖へ走る白いスリーストライプスが、クラシックなミリタリーウェアを現代のストリートスタイルへと昇華。フラップ付きの大型ポケットや中綿仕様による高い保温性など、実用性も抜群のヘビーアウターだ。
adidas x JJJJound Nylon Track Top
モントリオール発のデザインスタジオ「JJJJound(ジョウンド)」とのコラボレーション。一切の無駄を削ぎ落としたナイロンジャケットは、胸元のロゴまで黒の刺繍で統一した匿名性の高いデザインが、知的なムードを醸し出す。マットで上品な光沢を放つ高品質ナイロンと、計算され尽くしたシルエットが最大の特徴。スポーティーながらスラックスとも相性が良く、羽織るだけでスタイルを洗練させてくれるだろう。
A BATHING APE x ADIDAS Golf ABC Camo Jacket
「アディダス」の技術力と、「A BATHING APE®(アベイシングエイプ)」の象徴「ABCカモ」が融合したスペシャルな一着。今作はスケートボーディングラインとの共作であり、胸元に並ぶエイプヘッドとトレフォイルロゴが、圧倒的な特別感を放つ。スポーツウェアとしての高い機能性を備えつつ、デザインはストリートそのもの。袖のスリーストライプスと腕のタイポグラフィが、どの角度からも隙のないスタイルを演出する。
その他スニダンでGETできる、5万円以下の「アディダス」ジャケット
おわりに
「アディダス」のジャケットが持つ最大の魅力は、その圧倒的な「汎用性」と、歴史に裏打ちされた「存在感」にある。今回紹介した5着は、どれもアンダー5万円というリアルな予算でありながら、一過性のトレンドで終わらない確かな個性とクオリティを兼ね備えたモデルばかり。
スニダンでは、公式ではすでに完売してしまった限定コラボや、流通数の少ないアーカイブモデルも、予算内で賢く手に入れることが可能。袖を通すたびに気分が上がり、鏡を見るのが楽しくなる。そんな「間違いない」相棒を、ぜひこの機会に見つけてみてはいかがだろうか。