ストリートウェアの王様「Supreme(シュプリーム)」。その膨大なアーカイブの中で、最も熱狂的な視線を集めるのが、ブランドの絶対的なアイコンである「Box Logo(ボックスロゴ)」だ。ファンの間では「ボゴ」と呼ばれる場合も多い。この赤と白のシンプルなロゴは、単なるデザインではなく、ニューヨークのストリートカルチャーの歴史、反骨精神、そしてアートの象徴として存在している。なぜこの極めてシンプルなデザインが、発売のたびに世界中で壮絶な争奪戦を巻き起こし、絶大な人気を獲得しているのか。
この記事では、フーディーとクルーネック合わせて全117アイテムという特大ボリュームで紹介するほか、このロゴが持つ魅力と、その背後にあるカルチャーを解説する。
また、2025年12月6日発売の「25FW Week15」においては新作のボックスロゴフーディーが登場。こちらも併せてチェックしよう。
Supreme 25FW Week15の記事はこちらSupremeとは? ストリートを支配する反骨の哲学
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「シュプリーム」は、1994年にニューヨークのマンハッタン、ラファイエット・ストリートにオープンした小さなスケートショップからその歴史をスタート。創業以来、ストリートカルチャー、特にスケートボードを揺るぎないルーツとしている。有名なアーティストやフォトグラファーの作品をTシャツやデッキに落とし込み、時には社会や既成概念に挑むメッセージを発信してきた。今もなお世界中で注目を浴びるブランドとしての地位を確立しており、ストリートシーンにおいても常にトップを走り続けるブランドだ。
ボックスロゴが持つ、絶対的な価値と歴史
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シュプリームの象徴であるボックスロゴは、そのデザインの起源からすでに挑戦的。このデザインは、アメリカのコンセプチュアルアーティストであるバーバラ・クルーガー氏の作品から着想を得たものと言われている。シンプルながら強力な視覚的インパクトを持つこのロゴは、ブランドの哲学そのものを体現するアイコンとして確立された。ボックスロゴアイテムがこれほどまでに価値を持つのは、「フーディー」や「クルーネック」といった定番のキャンバスに、そのロゴが限られた数量で、特定の時期にのみリリースされるためだ。 そしてボックスロゴの魅力は、単なる赤いロゴに留まらない。ミラー仕様、クロスに交わるロゴ、カモ柄を落とし込んだ総柄、スワロフスキーを敷き詰めた豪華なモデル、バーバリーの柄と融合など、無数のデザインが生み出されてきた。これらのデザインは、その背後にあるコラボレーションや、リリースされたシーズンの社会的な背景を反映しており、一つ一つがストリートファッションの歴史における重要なマイルストーンとなっている。 以下では、スニダンで取引(出品&購入)可能なボックスロゴフーディー&クルーネックを一挙に紹介。お気に入りの一着を見つけたり、新たなアイテムを発見するための足掛かりとして活用してほしい。
スニダンで取り扱い中のボックスロゴ 117選
フーディー
クルーネック
おわりに
今回、フーディーとクルーネックを合わせて117選という膨大なアーカイブを紹介した。一つ一つのデザインに込められた物語や、その発売に至るまでの背景を知ることは、シュプリームの哲学をより深く理解することに繋がる。また、ボックスロゴは、あなた自身のスタイルを表現する最高のツールとなるだろう。この「ベストオブコレクション」を通して、あなた自身の感性に響く最高のボックスロゴを見つけてみてはいかがだろうか。
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