一生モノの輝き。手元を格上げする「Chrome Hearts」の名作ブレスレット5選

「キング・オブ・シルバー」として不動の地位を築く「Chrome Hearts(クロムハーツ)」。その重厚な存在感と繊細な彫金技術は、単なるアクセサリーの枠を超え、所有すること自体がステータスとなるアートピースだ。

特にブレスレットは、Tシャツやパーカーなどのラフなスタイルから、ジャケットスタイルのハズしまで、手元にひとつあるだけでコーディネートの質を劇的に高めてくれる。今回は、数ある名作の中からスニダンでも特に注目度の高い5つのモデルを厳選。定番の「ペーパーチェーン」から、憧れの「フローラルクロスID」まで、それぞれのモデルが持つ魅力を解説する。

▼手元の印象を左右する「サイズ選び」の正解
▼定番から憧れのIDまで。「クロムハーツ」のブレスレット名品5選
▼おわりに

手元の印象を左右する「サイズ選び」の正解

via：chromeheartsofficial

デザインを選ぶ前に押さえておきたいのが、ブレスレットのサイズ感だ。一般的に、手首の実寸(円周)プラス1.5cm〜2.0cmが指一本入る程度の適度なゆとりを生む「ゴールデンサイズ」と言われている。タイトに着用してスタイリッシュに見せるか、少しルーズに垂らして色気を演出するか。特にコマ数の決まっているリンクブレスレットや伸縮性のないモデルを選ぶ際は、自分の手首周りを把握しておくことが理想のスタイルへの第一歩となる。

定番から憧れのIDまで。「クロムハーツ」のブレスレット名品5選

Chrome Hearts Paper Chain Bracelet

クロムハーツのブレスレット選びで迷ったら、まず候補に挙がるのがこの「ペーパーチェーン」だ。ブランドのイニシャルである「CH」の文字が刻まれたパーツが連なるデザインは、主張をしっかり保ちつつも、ハードになりすぎない絶妙なバランスが特徴。チャームやペンダントトップを通すネックレスチェーンとしても有名だが、ブレスレットとしての人気も絶大だ。単品でサラリと着けるもよし、時計や他のブレスレットと重ね付けするもよし。あらゆるスタイルに馴染む、最初の一本に最適なエントリーモデルと言えるだろう。

Chrome Hearts Tiny E CH Plus Bracelet

クロムハーツのアイコンである「CHプラス」のモチーフが鎖のように連なったデザイン。通常のチェーンブレスレットとは異なり、パーツ一つひとつがデザインの核となっており、細身ながらもしっかりとした存在感を放つ。特にこの「タイニー」サイズは、ゴツゴツとしたシルバーアクセサリーが苦手な方や、女性にも非常に人気が高い。また、通常のシルバーだけでなく、妖艶な輝きを放つ22Kゴールドモデルなどの展開もあり、ラグジュアリーな重ね付けのベースアイテムとしても優秀だ。手首で揺れるたびにキラリと光る繊細な彫金は、まさに職人技の結晶である。

Chrome Hearts Bracelet / Classic Link Bracelet

「これぞクロムハーツ」という重みを肌で感じたいなら、このクラシックリンク(クラシックチェーン)が正解だ。丸みを帯びた肉厚なオーバルパーツを連結させたチェーンをベースにし、クリップ部分に施された重厚な装飾がブランドのアイデンティティを主張する。無骨で男らしいデザインは、バイカーファッションやストリートスタイルの主役になること間違いなしだ。使い込むほどにシルバー特有の燻しが濃くなり、陰影が際立っていく経年変化を最も楽しめるモデルの一つと言えるだろう。

Chrome Hearts Onyx Beads Bracelet

オールシルバーのアイテムが多いクロムハーツの中で、異彩を放つのがストーンビーズブレスレットだ。漆黒のブラックオニキスをベースに、中央にはブランドを象徴する「クロスボール」などのシルバーパーツがセットされている。いわゆる「数珠」のスタイルでありながら、シルバーパーツの重厚な輝きが加わることで、唯一無二のラグジュアリーな雰囲気を醸し出す。単体でシックに着けるのはもちろん、シルバーチェーンのブレスレットや高級時計と重ね付けすることで異素材のコントラストが生まれ、コーディネートに深みを与えてくれる名脇役としても活躍する。

Chrome Hearts ID Bracelet W / Floral Cross W / Classic Link ID-Floral CROSS W / Classic Link

クロムハーツのブレスレットの中でも、一種の「到達点」とも言えるのがIDブレスレットだ。重厚なクラシックチェーンの中央に、ブランドを代表する「フローラルクロス」が彫り込まれたIDプレートが鎮座するデザインは、圧巻の一言に尽きる。滑らかな曲線で描かれた花と十字架の融合は非常に美しく、ハードな中にもエレガントさを感じさせる。手元を見るたびに所有欲を満たしてくれる、まさに一生モノと呼ぶにふさわしいマスターピースである。