フーディー(パーカー)は、冬のコーディネートの主役であり、最も個性が表れるアイテムの一つ。流行が目まぐるしく変わる現代において、ストリート、カジュアル、モードといったあらゆるジャンルを超えて愛され続けるフーディーは、なぜこれほどまでに普遍的な魅力を持つのだろうか。それは、時にはインナーとして、時にはアウターとして、着こなしの可能性を秘めた「究極のキャンバス」であるからだろう。
この記事では、失敗しないフーディー選びの極意や魅力と、おすすめのフーディー20選を紹介する。
フーディーが「冬の主役」である3つの理由
via:humanmade
フーディーがワードローブから消えない理由には、その機能性と文化的背景がある。
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①カルチャーを体現する普遍性
フーディーは、もともとスポーツやワークウェア、そしてヒップホップやスケートといったストリートカルチャーの象徴として定着した。そのため、どのブランドのフーディーを選んでも、必ず「カルチャー」というバックグラウンドをまとうことができる。
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②レイヤードの汎用性
アウターを選ばない懐の深さも魅力。ダウンジャケットやコートのインナーとして、あるいはTシャツの上に一枚で、気温やスタイルに合わせて自在に着こなしを変えられる万能性がある。
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③生地とシルエットの「育てる」楽しさ
ヘビーオンスのスウェット生地は、着込むほどに体に馴染み、独特の風合いとドレープが生まれる。そのため、愛着を持って「育てる」ことができる点も、他のアイテムにはない魅力だ。
失敗しない選び方の極意
via:supremenewyork
フーディーはシンプルなアイテムだからこそ、ディテールが全てを決めると言っても過言ではない。
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①「オンス(oz)」に注目。素材の厚みと寿命
ぜひ、12オンス(oz)以上のヘビーオンスに注目してほしい。厚みのある生地は、型崩れを防ぎ、洗濯を繰り返してもそのシルエットをキープする。薄手の生地はだらしなく見えがちだが、肉厚な生地は重厚な質感と防寒性を兼ね備え、長い期間愛用できる。
※オンス(oz)とは、ヤード・ポンド法で用いられている重量を表す単位。1オンスは、約28.35グラム。
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②シルエットと着こなしを左右する「フードの立ち上がり」
フーディーの印象を決定づけるのが、フードを被っていないときの「立ち上がり」だ。フードの生地が二重構造になっているか、または生地自体にハリがあるかを確認するのがおすすめ。フードが美しく立体的に立つことで、顔周りに立体感が生まれ、着こなしが一気に大人っぽく、締まって見える。
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③大人が着るべき「着丈と身幅の黄金バランス」
オーバーサイズのフーディーは、着丈が長すぎるとだらしなく見えてしまう。大人の場合は、身幅に適度なゆとりを持たせつつ、着丈は短め(シャツやTシャツの裾が少し出る程度)を選ぶのが黄金バランスだ。このバランスが、全体のシルエットを整然と見せてくれる。
スニダンで取り扱い中のフーディー おすすめ20選
ここでは、スニダンで取り扱いのあるおすすめのフーディー20選を紹介。ブランドを象徴するアイコニックなデザインのものから有名ブランド同士のコラボまで掲載しているので、ぜひお気に入りの一着を見つけてほしい。
おわりに
フーディーは、あなたのスタイルを静かに支え、個性を語るワードローブの「主役」だ。この選び方の極意を参考に、ぜひあなたのライフスタイルに長年寄り添い、共に育っていく一着をぜひ見つけてみてはいかがだろうか。
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