発売されるたびに即完売。抽選販売でも入手困難...。そして二次流通市場では常に高値で取引され、ファッション好きの間で「最も手に入りにくいブランドの一つ」として知られる「ENNOY(エンノイ)」。特にスウェットやナイロン素材の「セットアップ」は、その人気を象徴するアイテムだ。 一見すると、それはごく普通のシンプルな服。しかし、なぜこれほどまでに多くの大人がエンノイのセットアップに熱狂するのだろうか。

この記事では、「エンノイ」というブランドの成り立ちから、そのセットアップが持つ唯一無二の魅力について深掘りし、これまでリリースされてきた人気セットアップ15選を一挙に紹介する。

目次

ENNOYのセットアップが持つ、抗いがたい3つの魅力

「エンノイ」は、2019年にスタートした日本のファッションブランド。ディレクターを務めるのは、人気セレクトショップ「1LDK」のディレクターとして長年活躍し、現在は自身のショップ「everyone(エブリワン)」を手掛ける三好良氏。ブランドの知名度を一気に押し上げたのが、日本を代表するスタイリスト・山本康一郎氏が手掛ける「スタイリスト私物」とのコラボレーションだった。

「大人が着られる上質な日常着」をテーマに、徹底的にこだわった素材選び、リラックス感がありながらも洗練されたシルエット、そして小さく刺繍された控えめなロゴデザイン。それらは、これまでのストリートウェアとも、ラグジュアリーブランドとも異なる、「ありそうでなかった」絶妙なバランスを保っている。多くを語らないミステリアスなブランド姿勢と、不定期に販売が行われるという希少性も相まって、「エンノイ」は瞬く間にファッションシーンの最前線に躍り出た。

そんなエンノイのセットアップは、なぜ「究極の日常着」と呼ばれるのだろうか。その理由は、袖を通した瞬間に誰もが納得する、徹底したこだわりにある。


魔法のような「シルエット」

エンノイの最大の魅力は、その計算され尽くしたシルエットにある。トップスは、ほどよいドロップショルダーとゆとりのある身幅、パンツはリラックス感がありながらも野暮ったく見えない絶妙なテーパード。「ただ大きいだけ」の服とは一線を画し、誰が着ても瞬時に“今っぽい”こなれた雰囲気を演出してくれる。シンプルだからこそ、このサイジングの妙が際立つのだ。


一度触れたら戻れない「素材感」

「着心地」への妥協のなさが、エンノイの真骨頂。ふっくらと肉厚でありながら驚くほど軽いスウェット、独特のシャリ感とマットな質感が高級感を漂わせるナイロン、柔らかく保温性の高いポーラテック社のフリース。すべてのアイテムが、袖を通すたびに満足感を与えてくれる最高品質のテキスタイルで作られている。


所有感を満たす「絶妙なデザイン」

これみよがしなロゴはない。あるのは、胸元や袖口に小さく、しかし丁寧に刺繍された文字だけ。この主張しすぎないデザインが、大人の男性が日常で着る服として完璧なバランスだ。また、パンツのウエストや裾を絞るドローコードの仕様、ジップの質感など、細かなディテールへのこだわりが、製品全体のクオリティを格段に引き上げている。

スニダンで取り扱い中のエンノイ 人気セットアップ15選

おわりに

「エンノイ」のセットアップがなぜこれほどまでに愛されるのか。それは、ファッションとしての「格好良さ」と、日常着としての「快適さ」という、相反するように思える2つの要素を、極めて高い次元で両立させているからに他ならないだろう。今回紹介した15選を参考に、あなたも「エンノイ」という「究極の普通」をまとい、上質な日常を過ごしてみてはいかがだろうか。

その他エンノイの関連記事

▶︎ENNOYからデザインと機能性を両立した「3LAYER SHELL HOODIE」が10/26にリリース!
▶︎ENNOYから2025年秋冬の新作がついに登場!9月27日正午より抽選開始
▶︎エンノイ パネルボーダー S/S Tシャツ 3カラー

エンノイ 23AW スタイリスト私物 ナイロン トラックスーツ セットアップ "ブラック/ホワイト"の定価/発売日

ブランド エンノイ(ENNOY)
カテゴリ ジャケット
発売日 2023年10月29日
定価 ¥51,700(税込)

大人のための究極の日常着。エンノイの人気セットアップ15選と、人々を魅了する理由の抽選/販売店舗

スニーカーダンクで購入

RELATED ARTICLES

大人の黒キャップは何が正解?定番から機能性抜群のモデルまで「ニューエラ」以外の実力派ブランド5選

大人の黒キャップは何が正解?定番から機能性抜群のモデルまで「ニューエラ」以外の実力派ブランド5選

あらゆるコーディネートにハマる黒キャップ。とはいえ、キャップブランドのものだと野球のイメージが強すぎたり、子どもっぽく、あるいはおじさんっぽく見えたりしてしまうのではと二の足を踏んでいる方も少なくないはず。そこで今回は、ファッションブランド