本格的な冬が訪れる前に、防寒準備は万全だろうか?アウターに目がいきがちな時期だが、スタイルと暖かさを左右する小物たちにもしっかり注目しておきたい。今回は、信頼と実績のある人気アウトドアブランド「The North Face(ザノースフェイス)」から、冬の必需品であるビーニー、マフラー、グローブを紹介。定番からコラボ、高機能モデルまでピックアップしたのでぜひチェックしてほしい。
冬の必需品。定番・個性派ビーニー3選
「ザノースフェイス」の定番ニット帽「カプッチョリッド」は、縫い目のないホールガーメント製法による快適なフィット感が最大の特徴。素材はアクリルをベースにした抗菌防臭機能のある混紡素材が主流で、シンプルなリブ編みにロゴパッチが付いたデザインは、アウトドアから日常のタウンユースまでシーンを選ばず幅広く活躍する。
「インサレーテッドパウダービーニー」は、雪山向けに開発された中わた入り保温ビーニー。最大の特徴は耳当てが付いている点だ。表地には撥水・通気性に優れるパーテックス、中わたには濡れに強いプリマロフトを採用し、高い保温性を実現。本来はスノーアクティビティ用ですが、その機能性とデザインから、冬のキャンプやタウンユースまで幅広く活用される。
「レトロ TNF ポンポン ビーニー」は、80年代のスキーカルチャーを彷彿とさせるレトロなデザインのニット帽。ポンポンと耳当てが特徴で、「EXPLORE」と「THE NORTH FACE」の2種類のロゴが大胆に配置されている。アクリル素材で保温性が高く、ゆったりとしたディープフィットのシルエットもポイントだ。
首元の防寒、どう選ぶ?高機能ネックウェア3選
「ヌプシマフラー」は、高品質なダウンを中わたに封入し、「ヌプシジャケット」のような高い保温性を実現した定番マフラー。片側のスリットに通すだけで簡単に装着できる機能性に加え、本体をコンパクトに収納できるポケッタブル仕様による優れた携帯性も備えている。そのデザインと機能性から、タウンユースからアウトドアまで幅広く活躍する。
2024年秋冬にリリースされた「HYKE(ハイク)」とコラボした「トレイルネックゲイター」は、「TNFH」ロゴがポイント。最大の特徴は、上部のフックによる連結システムだ。同コレクションのパックやジャケットに固定でき、トレイルランニング中に不要になっても邪魔にならない。軽量な防風・撥水ストレッチナイロン素材を使用し、フィット調整も可能な、他のギアと連携するテクニカルなネックゲイターだ。
「リバーシブルネックゲイタージップ」は、フルジップ仕様により、帽子やヘルメットを着用したままでも髪型やメイクを崩さず簡単に着脱できるのが最大の特徴。さらにリバーシブルになっており、防風性に優れた滑らかな表面と、保温性が高く肌触りの良いボアフリース面を、シーンに応じて使い分けられる。冬のアクティビティからタウンユースまで幅広く活躍する実用性の高いアイテムだ。
この冬、手元を彩る。高機能グローブ3選
「Supreme(シュプリーム)」とコラボした「スティープ テック グラブス」は、2022年秋冬にリリースされたアイテム。ベースは90年代のスキーウェアライン「スティープテック」で、耐水性ナイロンとレザーを組み合わせ、裏地には保温性の高いフリースを採用している。甲に「Supreme」と「THE NORTH FACE」、人差し指に「STEEP TECH」のロゴが配置され、ストラップとドローコードで高い防寒・調節機能を備えた、レトロデザインと機能性が融合したグローブだ。
「ザノースフェイス」の定番「イーチップリサイクルグローブ」は、5本指すべてがタッチスクリーンに対応するEtip™機能が最大の特徴だ。伸縮性の高いリサイクルポリエステル素材が手に吸い付くようにフィットし、手のひらには導電性と防風・防水性を持つソフトシェル素材を採用。スマホ操作が必須のタウンユースから、ランニング、インナーグローブまで幅広く使える万能グローブである。
「デナリイーチップグローブ」は、「ザノースフェイス」の象徴である「デナリジャケット」と同じ保温性の高いボアフリースを甲の部分に使用したグローブだ。こちらも5本指すべてがタッチスクリーンに対応するEtip™機能を搭載。手のひら側は、滑り止めのシリコンプリントを施した全面タッチスクリーン対応のフリース素材を採用している。デナリ由来のデザインとスマホ操作の利便性から、特に冬のタウンユースで人気のアイテムだ。
おわりに
今回紹介した9つのアイテムは、どれも「ザノースフェイス」の魅力が詰まった逸品ばかりだ。機能で選ぶか、デザインで選ぶか。あなたの冬のスタイルに欠かせない「相棒」が、この中から必ず見つかるはず。本格的に冷え込む前に、お気に入りの一点を手に入れておこう。