「Gジャン(デニムジャケット)」と聞いて、多くの人が思い浮かべるその姿。その原点であり、今なお頂点に君臨し続けるのが、リーバイスの「トラッカージャケット」だ。トラッカージャケットという名称の由来には諸説あるが、トラック運転手が作業着として愛用していたという説が最も有名だろう。そのデザインは19世紀後半に登場したデニムの作業着が原型とされている。その後は時代とともに進化を遂げていくが、1960年代になると、私たちが現在「Gジャン」として認識しているデザインの完成形が誕生。そこから60年以上が経過した現在も、基本デザインは変わっていない。リーバイスのトラッカージャケットは、単なるデニムジャケットではなく、労働者のためのワークウェアから世界共通のファッションアイコンへと進化を遂げた、生きた歴史そのものなのだ。
そんな、現在のファッションシーンに生きる「リーバイス」のトラッカージャケットのおすすめ15選を本記事では紹介する。その魅力とともに、あなたのライフスタイルに寄り添う一着を探してみてはいかがだろうか。
世代を超えて愛される3つの魅力
なぜ、リーバイスのトラッカージャケットはこれほどまでに人々を惹きつけ、世代を超えて愛用され続けるのでだろうか。その魅力は大きく分けて3つある。
魅力1:すべては「3rd」から始まった。完成されたタイムレスなデザイン
最大の魅力は、その完成されたデザインにある。特に「3rd」モデルで確立された、立体的なV字シーム、身体にフィットするシャープなシルエットは、一つの「発明」だった。 それまでのワークウェアとしての野暮ったさが消え、機能性とデザイン性が完璧なバランスで両立。この普遍的なデザインは、カジュアル、ストリート、モード、トラッドまで、あらゆるファッションジャンルの定番アイテムとして受け入れられている。
魅力2:着る人とともに育つ「エイジング(経年変化)」
リーバイスのジーンズがそうであるように、トラッカージャケットもまた「育てる」アイテムだろう。 新品の状態から着込み、洗い、時には酷使することで、デニム生地は柔らかく体に馴染み、擦れる部分には美しい色落ちが現れる。シワの入り方、色の褪せ方、それはすべて着る人のライフスタイルそのもの。世界に一つだけの、自分だけのヴィンテージを育て上げる喜びは、デニム製品でしか味わえない最大の魅力だ。
魅力3:スタイルを選ばない「圧倒的な汎用性」
トラッカージャケットは、驚くべき着回し力を秘めている。春や秋にはTシャツやシャツの上の軽いアウターとして。夏にはショーツと合わせるアクセントとして。そして冬には、コートやダウンジャケットのインナーとして。アウターでありながらインナーにもなるという特性が、トラッカージャケットをほぼ一年中活躍できるアイテムとしての役割を果たすのである。
スニダンで取り扱い中のリーバイス トラッカージャケットおすすめ15選
おわりに
今回は、「リーバイス」のトラッカージャケットのおすすめ15選を紹介した。ヴィンテージの復刻モデルに歴史のロマンを求めるも良し、現代的なフィットでクリーンに着こなすも良し。その汎用性の高さゆえ、着こなし方はあなた次第だ。ぜひこの記事を参考に、あなたにとって自慢の一着を手に入れてほしい。
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