5人組ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE」のパフォーマーとして活躍する和田颯さん。そのスタイリッシュな私服はSNSでも常に注目の的となっている。今回、スニダンの私物出品企画への参加が決定!
本記事ではおしゃれに目覚めたきっかけから、リック オウエンスに心酔したモードな時代、そしてヴィンテージという深い"沼"にたどり着くまでのファッション遍歴を語ってもらった。出品アイテム一つ一つへのこだわりにも注目だ。
プロフィール

和田颯
Instagram:@da_ice_hayate_wada
Da-iCEのパフォーマー。グループ最年少ながら1番長いダンス歴を持ち、ダンススキルを活かし、Hayate(Da-iCE)としてイベント出演も果たす。パフォーマー、俳優業、モデル業、アパレル業、ラジオパーソナリティ等、マルチに活動を行っている。
黒しか着なかった時代。おしゃれの原点はリック オウエンス

ー本日はよろしくお願いします。和田さんはInstagramでの私服投稿やご自身のブランド展開など、ファッションへの情熱が広く知られていますが、ファッションを好きになったきっかけは何だったんですか?
二十歳で上京したとき、周りの友達に文化服装学院を卒業した人やシンガーソングライターが多くて、みんなすごくおしゃれだったんです。群馬から出てきたばかりで服のことが何も分からなかった僕は、友達や、昔から服好きだったメンバーの工藤大輝に「どこのブランドがいいの?」と聞いて回り、色々調べ始めたのがスタートでした。
ーそれまでは、どのような格好をされていたんですか?
いわゆる"ダンサーっぽい格好"ですね。スウェットにTシャツが一番かっこいいし、一番踊りやすいと思っていました。B-BOYみたいなスタイルが好きでしたね。

ー周りの方々からファッションを教わっていく中で、特に影響を受けたブランドやスタイルはありましたか?
成人式で、友達がThom Browne(トム・ブラウン)を着ていたのを見て衝撃を受けました。「何そのブランド!?いくらするの?」って(笑)。そこから色々なブランドを知っていく中で、一番最初にはまったのがRick Owens(リック オウエンス)でした。もう、リックのブレない世界観が大好きで。他のブランドにハマる時期もありましたけど、数年に一度は必ずリックに戻ってくる。それくらいずっと好きなブランドです。当時はとにかくモード系が好きで、“真っ黒”な服ばかり着ていましたね。
父と話が合うように。ヴィンテージが繋いだ絆
黒を基調としたモードなスタイルに傾倒していた和田さん。しかしここ数年、彼のスタイルは大きな変化を遂げる。その中心にあるのが「ヴィンテージ」だ。一見、対極にあるように思える世界に、彼はどうやって足を踏み入れたのだろうか。

ー現在のヴィンテージを主軸にしたスタイルからは少し意外なルーツですね。古着にはいつ頃から興味を持ったんですか?
ここ3年くらいですね。きっかけは、B-BOYスタイルが好きだった頃のように、「adidasのトラックジャケットをデニムに合わせて着たいな」と思ったことでした。そこから古着のTシャツにも手を出し始めたら、今まで着ていたリック オウエンスのパンツとめちゃくちゃ相性がいいことに気づいて。今でもリックのパンツにヴィンテージTシャツを合わせるスタイルはよくやりますね。完全に古着へ移行したわけではなくて、昔のルーツも残しつつ合わせています。
ーヴィンテージに惹かれた理由は何だったのでしょうか?
色々ありますが、一番は“人と被らない”こと。それと、実は僕の父親がもともとアメカジ好きだったんです。子供の頃は何も分からなかったんですけど、今になって父親とファッションの話がすごく合うようになって。なんならお揃いで着られるアイテムもあるくらいで、後ろ姿を見たらどっちか分からないんじゃないかな(笑)。そういう共通の話題ができたのも大きいですね。

ーまさに“沼”ですね。本格的に「ハマったな」と感じた瞬間はありましたか?
シソンヌの長谷川(忍)さんとテレビ番組で共演した時に、古着の世界が分からないからおすすめのお店を教えてほしいとお願いして、最初に教えてもらったのが原宿の『PORTRATION(ポートレーション)』だったんです。そこで「昔からポップスのアーティストが好きで」という話をしたら、店員さんが表に出してない一枚のマイケル・ジャクソンのTシャツを出してきてくれて。それが、スポンサーがペプシだった頃のツアーTシャツで、めちゃくちゃかっこよかったんです。「うわ、古着ってこんなのが出てくるのか!」と衝撃を受けて、そこからTシャツを掘るようになったのが、沼の始まりかもしれません。当時は1枚2万円くらいで「古着なのに高い!」って思ってましたけど、今なら5、6万円はしますよね(笑)

【本人解説】アディダス、リーバイス、マイケル・ジャクソン...愛しのヴィンテージコレクション
今回、スニダンに出品するのは、そんな彼が「とにかく自分が好きなやつ」と語る、思い入れの深いアイテムばかり。一つ一つの服に宿るストーリーを、本人の解説と共に紹介する。
「見たことがない」と興奮した、特別なパイル地の一着

ヴィンテージにハマるきっかけにもなった、adidasのトラックジャケット。数あるアーカイブの中でも、和田さんが一目惚れした希少なモデルだ。
おすすめコメント

トラックジャケットの中でも、このパイル地で胸に大きなトレフォイルロゴが入っているデザインは見たことがなくて。ヴィンテージのアディダスが好きな人が見たら「おっ」てなってくれるんじゃないかなと。かなり珍しい一着です。
アートピースのような存在感。「本当は手放したくなかった」ブリーチデニム

60年代のリーバイス「70505 Big E」に、偶発的とも計算的ともとれるブリーチ加工が施された唯一無二のジャケット。
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これはもう、どうやってブリーチしたんだろう?っていうくらい綺麗に色が抜けています。本当は手放さずに飾っておきたいくらいでしたが、今回思い切って出しちゃいました。
色落ちもダメージも、すべてが物語。想像が膨らむ"理想の501"

ヴィンテージデニムの王道、リーバイス「501 Big E」。美しい縦落ちとリアルなダメージが、この一本が経てきた時間に思いを馳せさせる。
おすすめコメント

縦落ちの仕方と、クラッシュの雰囲気がすごくかっこいい。まさに理想の色落ちです。この膝の破れ方を見て『この人は膝をつく癖があったんだな』なんて想像するのも楽しいですよね。ウエストに余裕があるので、女の子が穿いても可愛いと思います。
褪せたチャコールグレーが最高。僕の"好き"が詰まったキング・オブ・ポップ

今回の出品アイテムの中でも特にお気に入りだという、史上最高のワールドツアーと名高い"HIStory World Tour"の一枚。
おすすめコメント

元が黒だったとは思えないくらい、綺麗なチャコールグレーに褪色している。この風合いが最高です。穴が少し空いていたりもしますが、それも含めてかっこいい。あまり見かけないプリントなので、Tシャツの中では価値が高い一枚だと思います。
絶妙な"黄×青"に一目惚れ。今の気分を象徴するチェックシャツ

古き良きアメリカのシャツブランド「ARROW」の70年代製。和田さんの現在の嗜好が色濃く反映された、抜群のカラーリングが魅力。
おすすめコメント

これはとにかく配色が好きですね。もともと黄色系の色に目が行きがちで、それに青のチェックが入っているのが絶妙で。サイズ感も大きめで着やすいですし、スペシャルな一枚です。
「これを機に古着を好きになってくれたら」。ファンと分かち合うファッションの楽しさ

ー今回のアイテムを手にするファンの方や、スニダンのユーザーへメッセージをお願いします。
今回は、男女関係なく着られるものをピックアップできたと思っています。なので、どちらの方に着ていただいても間違いないです。今まで古着を買ったことがないという人も、これを機に「買ってみようかな」と思ってもらえたら嬉しいですし、ヴィンテージにハマるきっかけになったら、それ以上に嬉しいことはないですね。
ー出品されたアイテムを着てライブに来てくれるファンがいたら?
もう、最高ですね!僕のテンションをぜひ上げに来てください(笑)
Da-iCE 和田颯 私物出品企画が10/2まで開催中!

Da-iCEのパフォーマーとして活躍する和田颯さんの私物出品企画が2025年9月26日〜10月2日まで開催中。和田颯さんが選んだスペシャルなアイテムたちは全て抽選での販売となる。特集ページでは本人が出品アイテムを紹介する動画も公開されているので併せてチェックしてほしい。
Da-iCE 和田颯 私物抽選販売/アイテムラインナップ
和田颯 私物抽選販売/キャンペーン詳細
抽選期間 | 2025年9月26日(金)〜10月2日(木)23:59 |
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当選者数 | 各アイテム1名様 |
参加条件 |
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注意事項 |
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