唯一無二の存在感を放つ、ハイブランドの"アートな"バッグ5選について
装いがミニマルになる夏は、小物使いにセンスが表れる。なかでも、ウィットやアティチュードを表現するなら、意外性に富んだデザインのバッグが効果的だ。今回は世界的なトップメゾンが手がける、アートピースのようなバッグを5つ厳選。あなたの哲学や遊び心を映し出すパートナーを探してほしい。
Louis Vuitton - Soccer Ball Bag
まず紹介するのは、「ルイ・ヴィトン」のサッカーボールバッグ。本来スポーツの場で使われる球体を、同ブランドの象徴であるモノグラム・キャンバスで表現した遊び心が光るアイテムだ。その意外性で、見る人の視線を釘付けにするだろう。
BALENCIAGA - Crocs Large Tote Bag
「クロックス」とのコラボから生まれた、「バレンシアガ」のラージトートバッグ。クロックスのサンダルが持つ独特のフォルムやディテールを、そのまま巨大なトートバッグのデザインに踏襲。バレンシアガらしい、反骨精神あふれる一品だ。
Dior - Saddle Belt Bag
「ディオール」からは、サドル ベルトバッグをピックアップ。もはや実用的な容量は持たず、その役割は"収納"から"装飾"へと移行している。バッグの存在意義そのものを問い直すような、コンセプチュアルな逸品。
Maison Margiela - Snatched Bag
"ひったくられる"という名を冠した「メゾン マルジェラ」のスナッチト バッグ。その名の通り、誰かに掴まれ、歪められたかのような非対称なフォルムが特徴だ。不安定な佇まいは、"当たり前"の形を疑い、構造を問い直すブランドの哲学を物語っている。
LOEWE - Pixelated Puzzle Edge Bag
最後に紹介するのは、「ロエベ」のピクセルシリーズだ。同ブランドのアイコン・パズル バッグを、8ビットのビデオゲームを彷彿とさせるデジタルグラフィックで再構築。日常にシュールな"バグ"を発生させる、ユニークなアートピースだ。
おわりに
今回紹介した5つのバッグは、決して"万人向け"ではないかもしれない。しかし、その奥にあるデザイナーの思想やユーモアを理解した時、魅力的なスタイルを手に入れることができるだろう。この機会に、あなたらしさを探求してみてはいかがだろうか。
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