バギーには飽き気味？いま穿きたい人気ブランドの"キレイめ"デニム5本について
ここ数シーズン、ストリート的な着こなしを体現するデニムとして、ワイドかつバギーな一本が長らく支持され続けている。とはいえ、ファッション感度の高いメンズの一部は、より洗練されたキレイめなデニムに注目し始めているのもまた事実だ。程よい太さのストレートレッグ、上質な生地感、そして品の良い色落ち。今回は、そんな「キレイめデニム」のサンプルとして、夏の着こなしを格上げする人気ブランドの5本を厳選して紹介する。
AURALEE Hard Twist Denim 5P Pants "Indigo"
上質な生地感で差をつけるなら、「オーラリー」という選択肢は外せない。ムラ糸の米綿を限界まで強撚(＝ハードツイスト)した糸で織り上げたシグネイチャーデニムは、硬質でドライなタッチが特徴。まさにファッション通から支持され続けている一本だ。ジーンズとしては意外感のあるセンタークリースのディテールもユニークだが、洗濯後は目立たなくなるため、気になる方は購入後に軽くワンウォッシュするのもあり。
スニダンで詳細をチェックCOMOLI Denim 5P Pants "Navy"
過度に主張する一本ではないものの、その佇まいの良さに魅了されるファンが続出中の「コモリ」のデニム。軽やかなネイビーの色合いと、計算された余白のあるシルエットが、日常のスタイルにすっと溶け込む。太めのワタリ幅にも関わらず、生地感や色合いと相まって、子どもっぽい印象は一切なし。通年で穿きやすいミディアムオンス(11oz)のため、"夏でもデニム派"という方にもおすすめだ。
スニダンで詳細をチェックnanamica Wide Denim Pants "Indigo"
ワイドでありながら品の良さも両立した、進化系の一本。リサイクルポリエステルの外側をコットンで覆ったムラ糸を独自で開発することにより、軽やかな穿き心地とヴィンテージ感を両立させた生地は必見だ。デザインはいわゆる5ポケットタイプではなく、1940年代のチノトラウザーズから着想したスラックスタイプ。古着好きにも手にとってほしい一本。
スニダンで詳細をチェックAcne Studios Loose Fit Jeans - 2021M "Indigo Blue"
北欧発のブランドならではのクリーンな佇まいと、モダンなカッティングが目を引くのは「アクネ ストゥディオズ」のルーズフィットジーンズ。"ルーズ"と冠したモデル名にも関わらず、裾までストンと落ちるストレートのシルエットは、清潔感とトレンド感の両方を兼ね備えているのが魅力だ。バギーデニムとは一線を画す、洗練された大人のための一本にご注目あれ。
スニダンで詳細をチェックLEVI'S Vintage Clothing 1947 501 JEANS ORGANIC "Rigid"
目まぐるしいトレンドとは対極にある、普遍的な価値に重きを置くなら、やはりこのブランドは外せないだろう。第二次世界大戦後の名作"1947年モデル"は、すっきりとしたストレートシルエットの完成形と呼ぶにふさわしいモデルだ。数あるLVCのラインナップの中でも、特に人気が高いのも頷ける。リジッドから自分だけの色落ちを育てる過程を含めて楽しみたいところだ。
スニダンで詳細をチェックおわりに
以上、ワイドパンツのボリューム感あるシルエットを踏襲しつつ、より大人っぽく穿きこなせそうな5本を紹介した。手持ちのデニムにマンネリを感じている方はぜひチェックしてみてほしい。
