Supreme Box Logo Hooded Sweatshirt "Black" (24FW)の真贋鑑定ポイントとは?ネームタグ、Box Logo、フード刺繍...本物と偽物の見分け方について
Supreme(シュプリーム)のアイコンとして、絶大な人気を誇る「Box Logo(ボックスロゴ)」。毎シーズン、リリース週には長蛇の列ができるほどで、その人気は全く衰えていない。しかし、その需要の高さゆえに昔からFAKEが多く、二次流通で購入する際には注意が必要だ。
そこで今回は、昨年の24FWシーズンに発売された「Supreme Box Logo Hooded Sweatshirt "Black" (24FW)」にフォーカスし、スニダンのプロ鑑定士がどのように「REAL/FAKE」を見極めているのか?についてまとめた。ここに書かれているのはあくまで「鑑定方法の一部」に過ぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にして欲しい。
「Supreme Box Logo Hooded Sweatshirt "Black" (24FW)」とは?

2024年12月14日、Supreme 24FW Week17にてリリースされた「Supreme Box Logo Hooded Sweatshirt」。同週では定番のブラックやグレー、ネイビーなど単色7色の他、身頃や袖などに異なるカラーを配したマルチカラー1色を含めた合計8色が登場。中でもブラックは1、2位を争うほど人気が高く、スニダンでも頻繁に取引されている。
スニダンで詳細を見る鑑定ポイント:「ネームタグ」

はじめに「ネームタグ」を見てみよう。ブランド名の"S"の形状に差異があり、REALと比較するとFAKEは縦が短く、Sの書き始めが下がっている。
鑑定ポイント:「Box Logo(表)」

次にアイテムの顔である「Box Logo」の表面をチェックしてみよう。こちらはブランド名のフォントに加え、刺繍糸にも差異がみられる。REALは光沢感のある糸だが、FAKEは白味が強い。
鑑定ポイント:「Box Logo(裏)」

「Box Logo」の裏面を見ると、REALは裏地にシルバーの光沢がある布を使用しているが、FAKEは黒地の布になっていることが分かる。
鑑定ポイント:「フード刺繍」

フード部分の"2024"の刺繍はフォントに注目だ。REALは"2"の書き始めからカーブまでに角張があるが、FAKEは書き始めが丸みを帯びている。
鑑定ポイント:「品質表示タグ①」

続いて、「品質表示タグ」の1枚目を確認すると、こちらもフォントに差異がみられる。肉眼では分かりづらいが、拡大してみるとレジスターマークの形状や、"100%"の1の頭の向きなどが異なっていることが確認できる。
鑑定ポイント:「品質表示タグ②」

また「品質表示タグ」裏面にあるトリマン・マークにも、拡大してみると細かな差異が見られる。
鑑定ポイント:「ピスタグ(IR)」

最後に「ピスタグ」をIR(赤外線)を通してチェックしてみよう。元々の色は黒だが、REALは色が薄くなり、FAKEは黒いまま映っている。
おわりに
今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。フェイクの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「Supreme Box Logo Hooded Sweatshirt "Black" (24FW)」にフォーカスしたが、今後は他のモデルについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。
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