【ワンピースカード】「モンキー・D・ルフィ SEC-SPC :3周年スペシャルカード(金背景)」の真贋鑑定ポイントとは?について
「モンキー・D・ルフィ SEC-SPC :3周年スペシャルカード(金背景) [OP05-119]」(以下、「金ニカルフィ」)は、「ワンピースカードゲーム」(ワンピカード)ブースターパック「神速の拳」に収録されたトップレア。
発売日当日から取引相場が40万円を超えたことにより、早い段階でFAKE品が市場に出回っている。
本記事では、今後もFAKE品が増えるであろう「金ニカルフィ」における「REAL/FAKE」の違いをまとめている。
また、今回の鑑定ポイントは一部のFAKEで判明しているもので、すべてのFAKEに該当するわけではないため了承してほしい。
目次
「金ニカルフィ」とは?
「ニカルフィ」は『ワンピース』の主人公「モンキー・D・ルフィ」が幼少期のころに食べた「ゴムゴムの実」、真名「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル"ニカ"」の力が解放された姿。
「新時代の主役」に収録された「コミパラ ニカルフィ」をはじめ、「ニカ」の姿で描かれたカードは人気が高く、高額で取引されているものが多い。
今回は「ワンピカード」3周年記念として、金背景が美しいデザインのスペシャルカードとして新弾「神速の拳」に収録された。
「REAL/FAKE」を並べて見比べてみよう

まず、今回発見されたFAKEをREALと並べて見比べてみよう。
表面に施されている加工に違いがあることがわかる。精巧に作られたFAKE品も多いが、今回のように粗雑な造りのFAKEも多数存在する。
ほかにもREALとの違いが見られる箇所があるので確認していこう。
鑑定ポイント:「表面左上コスト部分」

REALは「10」を囲む円に金の縁取りがなく、カード属性のカラーである「紫色」の縁となっている。
一方FAKEは「10」の周りが金で縁取られた円で構成されていることがわかる。
鑑定ポイント:「口の中のデザイン構成」

REALとFAKEでは、口の描き方に明確な違いがある。
舌と下の歯の描き方を見ると、REALは半円を2個繋げたようなデザインとなっているが、FAKEはREALの構成とは大きく違い、異なる形状をしていることがはっきりとわかる。
鑑定ポイント:「草履と効果テキスト部分」

草履の裏側に注目してほしい。REALは横線のみのデザインとなっている。一方でFAKEは横線に加えて、印をつけた通り、縁の部分に影のようなデザインがあしらわれている。
また、効果が書かれたテキスト部分もREALに比べてFAKEは印刷が粗く、文字が潰れているため視認性が悪い。
鑑定ポイント:「カードの厚さ」

カードを側面から見てみると、REALは1枚で構成されている。
対してFAKEは、1枚のカードの表面に金の加工が施されたもう1枚の面が重ねられているため、REALよりも分厚くなっている。
鑑定ポイント:「赤外線で見るREAL/FAKE」

赤外線を通してREALとFAKEを見比べてみると、草履や口のデザインの違いなど、前述した真贋ポイントがはっきりとわかる。
また、REALは背景のデザイン含め白く反応するが、FAKEは服の細部が黒く反応し、背景のデザインも白く反応していない。
真贋鑑定ポイントを動画でチェック
【スニダンFAKE情報報告】
— スニーカー&トレカ買うならスニダン【スニーカーダンク】 (@snkrdunk_jp) March 7, 2025
モンキー・D・ルフィ SEC-SPC :3周年スペシャルカード(金背景)のFAKE情報を報告します。
フリマアプリでFAKE/偽造品が多く流通しており注意が必要です。
詳細は動画をご覧ください。
スニダンでは最新の鑑定情報を随時お知らせしていきます pic.twitter.com/MKbuUmscRk
今回記事で紹介した「金ニカルフィ」の真贋鑑定ポイントは動画でも公開中だ。スニダンでは最新の鑑定情報をXやInstgaram、TikTokなどのSNSでも随時お知らせしているので、ぜひチェックしてみてほしい。
おわりに
今回は「金ニカルフィ」を紹介した。発売直後のため、造りが粗い粗雑なFAKEであったが、今後精巧なFAKEが市場に出回る可能性は非常に高い。
また紹介した鑑定ポイントは一部であり、FAKEの製造技術は日に日に高まっていて、専門家ではない人がFAKEを見抜くのは困難である。
スニダンでは「プロ鑑定士」による極めて高い精度の真贋鑑定を行っているため、二次流通で購入する際には、ぜひ、スニダンを利用していただきたい。
「金ニカルフィ」の最新相場情報も記事で紹介しているため、そちらもチェックしてほしい。
権利表記
©尾田栄一郎/集英社 ©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション