New Balance 993 "Gray"の真贋鑑定ポイントとは?内タグ、ヒール、アウトソール...本物と偽物の見分け方について
New Balance(ニューバランス)のフラッグシップである99Xシリーズから、2008年に10代目モデルとしてリリースされた「993」。発売から10年以上経った今も、再販される度に売り切れを繰り返す人気モデルだ。しかし、その人気の高さゆえに、二次流通には偽物が多く流通している。
そこで今回は、「New Balance 993 "Gray"」にフォーカスし、スニダンのプロ鑑定士がどのように「REAL/FAKE」を見極めているのか?についてまとめた。ここに書かれているのはあくまで「鑑定方法の一部」に過ぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にして欲しい。
「New Balance 993 "Gray"」とは?
2008年にNew BlanceからMade in USAのフラッグシップモデルとしてリリースされた「993」。衝撃を吸収するABZORBや、柔軟なサポート力を発揮するACTEVA、耐久性を高めるためのNduranceなどを搭載した、フラッグシップにふさわしい機能性を持った一足だ。デザインは前作992と似ているが、幅が広く、少し小さめのNロゴを採用している。少し前までは海外のみでしか販売されていなかったこともあり、国内では現在も再販される度に売り切れを繰り返すほど人気が高い。
スニダンで詳細を見る鑑定ポイント:「内タグ(UV反応)」
はじめに「内タグ」から比較してみよう。UVライトを当てると、REALはロゴがはっきりと反応するのに対し、FAKEは少しボヤけて反応する。
鑑定ポイント:「アッパー(UV反応)」
次に「アッパー」のUV反応をチェックしてみよう。REALは特に何も反応しなかったが、FAKEには特有のマーキングが見られた。
鑑定ポイント:「アッパー(メッシュ)」
「アッパー」のメッシュ部分を拡大して見ると、光沢感や色味に差異があることが確認できる。
鑑定ポイント:「ヒール "USA" フォント」
「ヒール」部分にある"USA"のフォントは、ぱっと見は似ているが、よく見ると"S"の部分の形が異なっている。
鑑定ポイント:「アウトソール "durance"」
最後に「アウトソール」にある"durance"の文字を見てみよう。REALはフォントの位置や文字間隔が綺麗に整っているのに対し、FAKEは位置や文字間隔にばらつきがあり、さらにフォントも異なっている。
おわりに
今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。FAKEの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「New Balance 993 "Gray"」にフォーカスしたが、今後は他のモデルについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。
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