Salomon XT-6 GORE-TEX "Black/Footwear Silver"の真贋鑑定ポイントとは?ヒールロゴ、Sロゴ、シューレースパーツ...本物と偽物の見分け方について
ストリートシーンでもすっかりと定着した「Salomon(サロモン)」。特にアイコンモデルである「XT-6」の人気は凄まじく、少し前までは定番カラーは再入荷する度に完売を繰り返していたことも記憶に新しい。しかし、その人気ゆえに二次流通市場でも偽物が増えてきているモデルの一つでもあり、購入には注意が必要だ。
そこで今回は、「Salomon XT-6 GORE-TEX "Black/Footwear Silver"」にフォーカスし、スニダンのプロ鑑定士がどのように「REAL/FAKE」を見極めているのか?についてまとめた。ここに書かれているのはあくまで「鑑定方法の一部」に過ぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にして欲しい。
「Salomon XT-6 GORE-TEX "Black/Footwear Silver"」とは?
1947年にフランスで生まれたアウトドアブランド「Salomon」。元々はウィンタースポーツのギアを中心に、さまざまなアイデアで革新的なプロダクトを生み出してきたブランドだ。2015年にパリのセレクトショップ The Broken Arm(ザ ブロークン アーム)とコラボしたことをきっかけに、ファッションシーンでも人気が出始め、近年はストリートシーンの足元としても定着した。同ブランドの中でも多くの支持を集めているのがアイコンモデルであるXT-6だが、中でも2024年に登場したGORE-TEXモデルは再販する度に売り切れを繰り返すほど人気が高い。
スニダンで詳細を見る鑑定ポイント:「ヒールロゴ」
はじめに「ヒールサイド」のロゴから見ていこう。こちらはREALとFAKEでフォントの大きさ・印字が異なっており、REALの方がフォントが細く、綺麗に印字されている。
鑑定ポイント:「つま先 GORE-TEXロゴ」
つま先部分の「GORE-TEX」ロゴもフォントの大きさが異なっており、REALの方が細い。また、ロゴを囲っている枠の形状にも差異が見られる。
鑑定ポイント:「シュータンSロゴ」
「シュータン」部分のSロゴは、"S"の上下の横棒(ー)の太さに差異があり、よく見るとREALの方が太い。
鑑定ポイント:「ブランドロゴ」
次にセンターにある「ブランドロゴ」をチェックしよう。"O"の部分の形状がREALは正円に近いのに対し、FAKEは四角に近い。また、今回の個体ではブランドロゴ下部の"PRODUCT"の文字に誤植があることが確認できる。
鑑定ポイント:「インソールロゴ」
「インソールロゴ」に関しても、 "S"の曲線部分など、REALとFAKEでフォントに差異がある。
鑑定ポイント:「シューレースパーツ裏」
サロモンの特徴である「クイックシューレース」の裏を見てみると、◯の大きさや、四角の形状が異なっていることが確認できる。
鑑定ポイント:「中底」
最後に「中底」を確認してみよう。REALはソール中心に太いフォントで数字が印字されているが、FAKEはソール中心からずれた位置に細いフォントで数字が印字されている。
おわりに
今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。フェイクの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「Salomon XT-6 GORE-TEX "Black/Footwear Silver"」にフォーカスしたが、今後は他のアイテムについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。
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