【Nintendo Switch】後継機の発売はいつ?価格やスペック予想を紹介!について
「Nintendo Switch2(後継機)の発売日はいつか?」は、ゲームファンの中でも注目の話題だ。
2017年3月3日に発売された「Nintendo Switch」(以降、Switch)は、全世界で1億4,000万台の販売数を突破し、歴史に名を残すほど多くのゲームファンから愛されているハードだ。Switchの後継機となれば、自然と注目が集まってしまう。
そこで、本記事ではSwitchの後継機、通称「Nintendo Switch2」(以降、Switch2)の発売日やスペックなどを予想する。
また、従来機「Switch」との互換性やスペック比較をおこない「後継機を購入すべきか?」「後継機の登場で価格が落ちた従来Switchを購入すべきか?」などを考察していく。
目次
Switch 後継機(Switch 2)の発売日はいつ?値段やスペックは?
後継機「Switch2」の発売日やスペックなどの情報は、いまだに謎のベールに包まれている。
一部メディアによれば「設計情報がリークしている」との情報もあるが、任天堂から詳細スペックの発表はされていない。
しかしながら、多くのゲームファンが任天堂からの発表を待ち望んでいる状態だ。SNSや個人サイトでは、発売日・スペック・販売価格などが考察され、さまざまなうわさが頻繁に飛び交っている。
2025年3月末までにアナウンスすると発表
社長の古川です。2015年3月にNintendo Switchの存在を公表して以来9年ぶりにSwitchの後継機種に関するアナウンスを今期中に行います。また、2024年後半のSwitchソフトラインナップをお知らせするNintendo Directを6月に実施しますが、そこでは後継機種を扱いません。誤解のないようお願いいたします。
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) May 7, 2024
2024年11月6日には「2025年3月 第2四半期 決算説明会 兼 経営方針説明会」で「後継機の発売日は当期中(2025年3月31日)までにアナウンスする」と、任天堂から報じられている。
さまざまなうわさがリーク情報としてネット上で飛び交っているが、任天堂からの明確な発表日は語られていない。
しかし、今までの任天堂のハード事情を考慮すれば、新ハードの発売日は発表から2~3カ月後。仮に2025年3月に後継機の情報が発表されれば、2025年5~6月ごろに発売すると思われる。
値段の予想
Switchは「いつでも、どこでも、誰とでも」がコンセプト。後継機も子どもから大人まで、すべての人が遊べるハードをイメージするはずだ。
また、Switchは発売を通してハード本体の値下げをしていない。ひとつのチップ上にそれぞれ別の機能をもった半導体であるSoCなどの部品に、汎用品を多く使用してコストを抑えている。
そのため、新機種は最上位モデルである「有機ELモデル(37,890円)」を超えない3万5千円〜3万7千円程度に落ち着くのではないかと思われる。
見た目やスペック(性能)は?
任天堂から後継機についての詳細スペックは公開されていないが、ゲーム業界の歴史では後継機のスペックは確実にアップしている。
従来のSwitchでは、一部のゲームをプレイしている際に、画面がカクカクになったり、入力処理が正常に行われなかったりする「処理落ち」といった状態になることがある。そのため、プレイヤーの間でSwitchの演算能力や排熱能力の向上が望まれている。
CPU・GPUの強化
マシン制御の中枢を担うCPUや、主にゲームのグラフィック表現の計算を行うGPUなどの演算能力は、従来のSwitchが登場した時点よりも高性能かつ低価格化が進んでいる。そのため、開発予算内で可能な限り高性能なSoCを搭載し、排熱問題の改善が期待される。
SoCとは「System on a Chip」の略で、1つの半導体チップに複数の機能を統合したもの。
従来のSwitchには、NVIDIAの「Tegraプロセッサー」をカスタマイズしたSoCが搭載されており、CPUとGPUなどの主要な処理ユニットが一体化されていた。GPUには、NVIDIAのGeForceゲーミング・グラフィックカードと同様のアーキテクチャが採用されている。
ディスプレイのサイズアップ
ディスプレイの性能も変化する可能性がある。最近のスマートフォンやタブレットでも画面サイズの大きいものがトレンドだ。Switchも有機ELの追加でディスプレイの大型化をしているため、この流れは継続すると思われる。
現行の6.2インチの液晶サイズから、7〜8インチ程度の大きさにサイズアップしそうだ。
従来のTVモードでは1,920×1,080ピクセルのFHD画質で出力が可能だが、ハード内のディスプレイ解像度は1,280×720ピクセルと、最近のスマホなどの画質と比較すると少々物足りない仕様となっている。
後継機では、ディスプレイの解像度も向上し、1,280×720ピクセルのHD画質から、1,920×1,080ピクセルのFHD画質以上に上がる可能性が高いと思われる。高画質化することで、有機ELを用いずとも美麗な画面の実現も可能であるため、標準モデルに有機ELが搭載されるかは予想がしにくいといったところ。
PS4やXbox Oneにスペックが類似している可能性
なお、一部のメディアからは、後継機のスペックは第八世代ゲーム機の「PlayStation 4」(PS4)や「Xbox One」に近いとのうわさだ。
しかし、任天堂のビジョンを考えれば「PlayStation 5」(PS5)のようなハイスペックハードよりも、誰もが楽しめるハードを目指すはずだ。ある程度の性能を持ったハードを出しつつも、大衆受けするソフトやサービスで勝負するほうが「任天堂らしさ」を際立てそうである。
Switch2では「みんなでワイワイ遊べるプラットフォーム」や「世界中の人たちと遊べるゲーム」などに力を入れることが予想される。家族全員で遊べる定番タイトルの「マリオパーティ」や、ネットワークを駆使して遊ぶ「TETRIS 99」や「F-ZERO 99」などの路線を拡張していくのではないだろうか。
ただし、ソフトメーカーのRPG(ロールプレイングゲーム)やFPS(ファーストパーソンシューティング)などを、より高性能な環境でゲームを楽しみたいファンもいるはずだ。内部容量の増設や、CPU・GPUの性能アップしたプロ仕様のハードを販売することも考えられる。
旧型Switchとの互換性は?全モデル比較
従来の任天堂製品は、「GAME BOY」(GB)や「GAME BOY COLOR」(GBC)がプレイできる「GAME BOY ADVANCE」(GBA)、GBAがプレイできる「Nintendo DS」(DS)、DSがプレイできる「Nintendo 3DS」など、後方互換性が高いハードが多く登場している。
古川です。本日の経営方針説明会で、Nintendo Switchの後継機種ではNintendo Switch向けソフトも遊べることを公表しました。また、Nintendo Switch Onlineも後継機種で引き続きご利用いただけるようにします。これらNintendo Switchとの互換性を含む後継機種の詳しい情報は、後日改めてご案内します。
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) November 6, 2024
2024年11月6日のプレゼンテーションで、後継機は従来機と互換性があることを発表した。Switchのソフトウェアで遊べ、Nintendo Switch Onlineも継続して利用できる。任天堂によればハード・ソフト一体型の娯楽を提供する会社として、従来機と後継機のどちらも遊んでもらいたいと話していた。
従来機との互換性が明らかになり、後継機では光学ディスクではなくゲームカード(チップ)が採用される可能性が極めて高い。光学ドライブは消費電力の問題や、取り付けサイズの問題があるため、現代の携帯機では実現しにくい。
そのため、従来のSwitchと同様に「持ち運べる据え置き家庭用ゲーム機」にこだわったサイズ感を実現し、3DSのように従来のSwitchソフトと後継機用ソフトを同じスロットで読み込む構造となる可能性もある。
Switch2のスペック予想とモデル比較
Switch2 (予想) |
Switch (有機ELモデル) |
Switch (従来モデル) |
Switch Lite | |
---|---|---|---|---|
値段 | 35,000〜37,000円 | 37,980円(税込) | 32,978円(税込) | 21,978円(税込) |
発売日 | 2025年5月~6月 | 2021年10月8日 | 2017年3月3日 | 2019年9月20日 |
サイズ | 130×245×14.0mm | 102×242×13.9mm | 102×239×13.9mm | 91.1×208×13.9mm |
重さ | 約420g | 約420g | 約398g | 約275g |
画面の大きさ | 8.0インチ 液晶ディスプレイ |
7.0インチ 有機ELディスプレイ |
6.2インチ 液晶ディスプレイ |
5.5インチ 液晶ディスプレイ |
画面解像度 | 1,920×1,080 | 1,280×720 | 1,280×720 | 1,280×720 |
バッテリー | 約4.5~9.0h | 約4.5~9.0h | 約4.5~9.0h 約2.5~6.5h(2018.8.30以前) |
約3.0~7.0h |
本体容量 | 128GB | 64GB | 32GB | 32GB |
プレイモード | TVモード テーブルモード 携帯モード |
TVモード テーブルモード 携帯モード |
TVモード テーブルモード 携帯モード |
携帯モード |
対応ソフト | Switch2のソフト 全てのSwitchソフト |
全てのSwitchソフト | 全てのSwitchソフト | 携帯モード対応ソフトのみ |
Switchの現行モデル一覧
▶「Nintendo Switch」の商品一覧はこちらまとめ
Switch2のソフトが充実してくるのはさらに先の話になることが予想される。
従来のSwitchで遊びたいゲームがある場合には、急いで後継機を購入する必要はないかもしれない。
まだSwitchを持っていない場合には、後継機の発売により値段が下がることも予想されるため、Switch購入のチャンスと捉えるのもいいだろう。
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