【着用レポ】アディダスのスニーカーのサイズ感は?人気モデルを比較&レビューについて
コロナ禍における外出自粛の影響により、オンラインショッピングが主流となっている昨今。サイト上で希望のサイズを入力するとユーザーにあったサイズをサイトから提案されるなど、ショッピング機能の性能も高まり続けている。しかし、オンライン上でスニーカーなどの靴を買う場合は 、足の形や左右差など個人差があるため購入を躊躇する人も少なくない。特に、日本人の多くは海外の人に比べて足幅が広く扁平足も多いため、どのサイズを選んだらよいか悩ましく思うだろう。そこで今回は、男女各2名ずつの計4名でadidas(アディダス)のサイズ比較を行った。人気モデルを中心に着用&レビューをしているため、これを読んで購入の参考になれば幸いだ。
- ▼アディダスのサイズ感について
- ▼着用スタッフの靴サイズ・足の特徴
- ▼ 1|Samba(サンバ)
- ▼女性スタッフS(普段のサイズ:23.5cm〜24.0cm)
- ▼女性スタッフI(普段のサイズ:23.5cm〜24.0cm)
- ▼男性スタッフM(普段のサイズ:27.5cm〜28.0cm)
- ▼男性スタッフI(普段のサイズ:27.5cm〜28.5cm)
- ▼ 2|Tobacco(タバコ)
- ▼女性スタッフS(普段のサイズ:23.5cm〜24.0cm)
- ▼女性スタッフI(普段のサイズ:23.5cm〜24.0cm)
- ▼男性スタッフM(普段のサイズ:27.5cm〜28.0cm)
- ▼男性スタッフI(普段のサイズ:27.5cm〜28.5cm)
- ▼アディダス スニーカーの魅力とは?
- ▼アディダス スニーカーの選び方 3選
- ▼まとめ
- ▼女性スタッフI(普段のサイズ:23.5cm〜24.0cm)
アディダスのサイズ感について
まずは、アディダスのサイズ感について解説していく。普段のサイズや他ブランドとの違いを事前に把握しておくことで、購入時の重要な判断材料になるだろう。
アディダスのサイズ感は大きめ?小さめ?
今回比較を行ったアディダスは、他ブランドに比べて0.5cm〜1cmほど大きめに作られていることが多いそうだ。よく比較されるNike(ナイキ)と比べても、アディダスの方が大きいという口コミが多く見られた。またアジア製のNew Balance(ニューバランス)と比べると、モデルによってはアディダスのほうが少し小さく感じるという意見も見受けられた。実際のところ何がどう違うのかを、早速確認していこう。
サイズチャート
各モデルに適したサイズチャートを紹介。以下で解説するサイズ比較も参考にしながら、自分に合ったスニーカー選びに役立ててほしい。
着用スタッフの靴サイズ・足の特徴
今回はアディダスの人気モデルSamba(サンバ)とTobacco(タバコ)の2型を用いて、普段24cmを着用する女性スタッフ2名と、27.5cmを着用する男性スタッフ2名でレビューを行った。同じサイズでも、足の形によってそれぞれ履いた感覚やフィット感に違いが見られたので、自分の足に近いスタッフを探しながら見ていこう。
女性スタッフS
アディダスは23.5cm〜24.0cmでナイキは24.0cm〜25.0cmを履いています。ブランドによっては23.5〜25.0cmも着用可能です。
【足の特徴】
足の横幅は広く踵が小さめなので、大きめのサイズを購入し分厚いソックスを合わせて調節しています。また、扁平足なので土踏まず部分に膨らみがあるインソールは痛くなりやすいです。
女性スタッフI
大体24cmを買いますが、ブランドによっては23.5cmも入ります。
【足の特徴】
比較的幅や形に特徴はなく、左足のほうが少し大きいくらいです。実質23.5cm寄りの24cmだと思います。
男性スタッフM
どのブランドに関しても、27.5cm〜28cmで履いており、ウィメンズ規格は、28.5cm〜29cmを履きます。
【足の特徴】
実寸は両足とも26cmなのですが日本人特有の幅広、甲高なので、実寸の1.5cm〜2cm大きめに履き、ゆとりを持つ事を意識してます。
男性スタッフI
マイサイズは27.5cmで基本的にどのブランドも0.5〜1cmはあげて、28cm〜28.5cmを選びます。ウィメンズ規格は横幅が若干狭いため、29cmで履くことが多いです。
【足の特徴】
足幅が広く、扁平足気味な形をしているので、付属のインソールを抜いて他ブランドのインソールを入れて履いています。
1|Samba(サンバ)
女性スタッフS
【今回着用したサイズ】24cm
【着用レポート】
左の方が足が大きいのですが、履いた感じはぴったりです。ただ歩いていると、かかとが浮きますね。履き口が広めなので抜けやすく感じます。横幅はちょうどいいので、分厚めの靴下を履いて調節すればぴったりで履けるかと思います。
【実際に買うならどのサイズ?】
横幅を考慮して24cm。
【人気モデルとのサイズ比較】
Tabacco:かかとはフィット感があるけど、横幅がサンバより少し狭い気がします。でも生地が柔らかいので履きやすく、縦幅や甲周りにはほどよいゆとりを感じます。
【他ブランドとのサイズ比較 】
Nike Air Jordan 1:縦も横もかなり細くて狭いです。かかと周りが細い作りで圧迫感もあり、1cmくらい小さく感じます。
Nike Air Force 1:かかとのフィット感はあるけど、横幅が若干狭いです。縦幅は同じくらいだと思います。
女性スタッフI
【今回着用したサイズ】24cm
【着用レポート】
ほどよいゆとりがあって、足入れした感じはぴったりです。ただ歩くと靴紐を締めていても、かかとが脱げますね。靴紐を一番上まで締めれば、23.5cmが一番落ち着きそうです。かかと周りのフィット感があるので、ジャストサイズで履けば安定感はあると思います。
【実際に買うならどのサイズ?】
23.5cm
【人気モデルとのサイズ比較】
Tabacco:サンバの方が横幅に若干ゆとりがあるように感じますが、素材が柔らかいからかもしれません。甲の高さや縦の長さはほぼ変わらないです。
【他ブランドとのサイズ比較 】
Nike Air Jordan 1:クッションがふかふかなのでフィット感がすごいです。サンバに比べたら全体的に小さく圧迫感もあります。
Nike Air Force 1:私の足的には横幅・縦幅・かかと周りのフィット感も含めて一番サンバに近いサイズ感だと思います。
男性スタッフM
【今回着用したサイズ】27.5cm
【着用レポート】
横幅が若干タイトに感じます。フィット感は全体的に良く、靴の中で足がズレることもありませんが、扁平足気味なので土踏まずに圧迫感があります。テラスシューズはジャストのシルエットだとあまり綺麗に見えないのもあり、見栄え的にも1cmサイズを上げて履きたいですかね。
【実際に買うならどのサイズ?】
28cmでインソールを入れたいです。
【人気モデルとのサイズ比較】
Tabacco:素材が柔らかく、ゆったり感があります。サイズ感に大きな差は感じませんが、履き馴染みがよくタバコのほうが履き心地は楽です。
【他ブランドとのサイズ比較 】
Nike Air Jordan 1:横幅も縦幅も狭く、全体的に圧迫感をかなり感じます。履くならハーフサイズ上げたいです。長時間の着用は少し厳しいかもしれません。
Nike Air Force 1:全体的にゆとりがあり縦幅・横幅・高さが全てしっくりくる感じがあります。クッション性があるので履いていて気持ちがいいですね。
ASICS ゲルカヤノ:甲周りにかなり高さがあります。サンバと比べるとサイズ感はほとんど変わらないです。靴自体にボリュームもあるので、ジャストサイズで履いても形が綺麗に見えますね。
男性スタッフI
【今回着用したサイズ】27.5cm
【着用レポート】
海外製のモデルということもあり、扁平足の影響で横幅がやや窮屈に感じます。サイドのズレも特に見られないため、縦幅はジャストサイズだと思われます。ただ、甲の部分に圧迫感があり横幅の形がはっきり出てしまうため、靴のシルエットが崩れてしまっています。
【実際に買うならどのサイズ?】
28cmです。
【人気モデルとのサイズ比較】
Tabacco:サイズ感はあまり変わりませんが、素材が柔らかくて履き馴染みが良さそうなので、履けないことはないです。
【他ブランドとのサイズ比較 】
Nike Air Jordan 1:横幅がタイトで、つま先も小指の横も当たって窮屈に感じます。サンバより縦長な気がしますが、サイドが狭いので買うなら1cmアップを選びます。
Nike Air Force 1:全体的にかなりゆとりがあります。幅も広いし大きいくらい。ただ、少しだけ小指が当たる気がするので、つま先にかけて横幅が一気に狭くなってる気がします。
ASICS ゲルカヤノ:縦も横もぴったりです。日本人に向けた作りなのもあってフィット感がかなりあります。クッション性があるので足当たりがフィットしていて、ジャストサイズで履けます。
2|Tobacco(タバコ)
女性スタッフS
【今回着用したサイズ】24cm
【着用レポート】
つま先のあまり具合が少し気になりますが、靴下で調節をすれば問題ないかなと思います。横幅にゆとりがあり甲の高さも十分にあります。何より素材が柔らかいので本当に履きやすいです。
【実際に買うならどのサイズ?】
24cmです。
【人気モデルとのサイズ比較】
Samba:横幅は狭いのと、甲の高さも少し圧迫感がありますね。かかと周りも少し細い気がします。個人的には、つま先のゆとり感はちょうど良く感じます。
【他ブランドとのサイズ比較 】
Nike Air Jordan 1:全体的にかなり狭く、長時間の歩行となると厳しいかもしれません。一回り以上小さいと感じます。
Nike Air Force 1:つま先周りは同じくらいですが横幅が狭く、痛いですね。縦の長さも狭く感じますが、クッションなので実際はそんなに変わらない気がします。
女性スタッフI
【今回着用したサイズ】24cm
【着用レポート】
縦のサイズ感に若干ゆとりがありますが、履く分には問題はないです。横幅もほどよくゆとりがあり、靴紐をしっかり締めれば問題ないかと思います。多少のズレでも気になる方は、当たるところがなければ23.5cmが良いと思います。私は実際に購入していますが、歩き回って23.5cmにしました。
【実際に買うならどのサイズ?】
23.5cm
【人気モデルとのサイズ比較】
Samba:タバコに比べると甲の高さが若干低めですが、横幅のフィット感がとてもいいです。サイズ感はほぼ同じですが、サンバの方がフィット感がある印象です。
【他ブランドとのサイズ比較 】
Nike Air Jordan 1:ゆとりゼロです。ピッタリというより、はまってる感じの圧迫感があります。痛いところは今のところないですが、窮屈なので長時間の着用は厳しそうです。
Nike Air Force 1:縦と横のサイズ感は同じですが、親指の付け根に少しだけ圧迫感を感じますね。タバコに感じていたゆとりが綺麗になくなって、隙間がなくぴったりな履き心地です。
男性スタッフM
【今回着用したサイズ】27.5cm
【着用レポート】
全体的な幅感も問題なくフィットしています。ハーフサイズ上げてもいいと思いますが、馴染みが良いので履き慣らしていく感じがちょうどいいかもしれません。
【実際に買うならどのサイズ?】
27.5cmです。
【人気モデルとのサイズ比較】
Samba:横幅がタイトです。甲の高さと縦の長さは変わりませんが、素材が少し硬いのでサンバだったらハーフサイズ上げたいですね。
【他ブランドとのサイズ比較 】
Nike Air Jordan 1:土踏まずの盛り上がりが気になります。縦の長さは足りていますが、つま先周りの圧迫感があります。
Nike Air Force 1:タバコに比べてゆったりしています。甲の高さが出て、かなり履きやすくなった印象です。
ASICS ゲルカヤノ:こちらもゆったりしています。素材も柔らかいので履いていて気持ちいい感じもあります。これならジャストサイズで大丈夫です。
男性スタッフI
【今回着用したサイズ】27.5cm
【着用レポート】
横幅が少しタイトです。それ以外はかなりしっくりきています。生地が柔らかくて馴染みは良いので履けないことはないですが、横幅の輪郭が浮き出てしまうのでシルエットを考慮するとハーフサイズ上げたいですね。
【実際に買うならどのサイズ?】
28cmです。
【人気モデルとのサイズ比較】
Samba:素材が硬く、全体的に締め付けを強く感じますね。縦は問題ないのでタバコとさほど変わらないと思います。
【他ブランドとのサイズ比較 】
Nike Air Jordan 1:素材が固くて親指の付け根の外側、小指の外側が当たるので窮屈に感じます。甲の高さも低いです。
Nike Air Force 1:全体的にゆとりはほどよく感じますが、特にかかとのホールド感を強く感じます。小指の外側が当たるので、つま先あたりの幅が狭いのかなと感じます。
ASICS ゲルカヤノ:少しゆとりがあって履き心地は楽ですね。ただランニングシューズ特有の土踏まずの膨らみが若干強いです。扁平足気味なので、フラットなインソールのタバコのほうが履きやすいですね。
アディダス スニーカーの魅力とは?
via:billys-tokyo
ここからは、改めてアディダスの魅力について解説していく。アディダスはこれまで、"世界一のアスリートに 世界一のシューズを"という思いのもとアスリートたちの足元を支えてきた。数多くの人気モデルをラインナップしているほか、ローカットやミドルカット、ハイカットなどのシルエットの多さや豊富なカラー展開も大きな魅力だ。アディダスのスニーカーがもつクラシカルなフォルムは、幅広いスタイルにフィットするだろう。特に、定番モデルはどこかレトロな雰囲気漂うコーディネートに仕上がるのもアディダスならでは。スニーカーやウェアも含めて、常にトレンドの中心に名を連ねる人気ブランドと言える。
アディダス スニーカーの選び方 3選
via:adidas
スニーカーの選び方はさまざまあるが、何を基準に選んだらよいか分からない人も多いのでは。ここからは、スニーカーの選び方について基準となる条件を3つに絞って紹介するので、スニーカーを選ぶ際のヒントにしてほしい。
・シルエットで選ぶ
ベーシックなシルエットから、周りと差がつくボリューム感のあるスニーカーなどシルエットはさまざまある。コーディネートに馴染むことを優先するなら、「サンバ」や「タバコ」のようなフラットなシルエットがおすすめだ。また、バギーパンツやショーツに合わせて足元を主役にするなら、ソールにボリュームのある「フォーラム」や「ラッドランダー」もいいだろう。シューズのシルエットでコーディネート全体のバランスも決まるので、ワードローブに合わせて考えてみてほしい。
・カットの種類で選ぶ
スニーカー選びは、カットの深さもポイント。アディダスはローカット・ハイカット・ミドルカットの3種類から展開されている。ローカットは履き口がくるぶし下の位置にあり、履き口が広めなのが特徴。ハイカットは足首を覆うタイプで、ボリュームと安定感があり一番深さのある形だ。ミドルカットはローカットとハイカットの中間くらいの深さで、安定感がありながらスタイリッシュさも両立している。
・デザインで選ぶ
アディダスはカラー展開が豊富なため、自分好みのデザインが見つかりやすいのも魅力だろう。また、シーズンごとに新色がリリースされるので、洋服を買う感覚で気軽にコーディネートに取り込めるのもうれしい。仕事とプライベートで両用するなら、ベーシックカラーの多い「スーパースター」や「スタンスミス」は間違いなし。服の系統に合わせるなら、素材や質感にこだわった「ガゼル」や「スペツィアル」もチェックしてみてほしい。
スニダンで「adidas」のスニーカーをチェックするまとめ
記事内で紹介した「サンバ」「タバコ」は縦長のシルエットが特徴で、マイサイズだと横幅がタイトになりやすく、「縦幅に若干の余裕がある」という声が多かった。そのため、足の幅が広めな人はハーフサイズ上げるのがおすすめだ。また、履き心地にフィット感を求めるなら、自分の足に合ったインソールを持っておくといいだろう。そうすることで、海外仕様のアディダスモデルでも多少のサイズ差を補うことができるので、ぜひ試してみてほしい。
窮屈なサイズを選ぶとシルエットに響きやすいので、余裕を持ったサイズを選ぶことがきれいに履けるポイント。スニダンでは今回の比較モデルはもちろん、定番モデルや人気のコラボモデルなども新品同様や定価以下で取り扱い中。この記事が購入の検討材料になれば幸いだ。