Supreme × MM6 Maison Margiela Foil Box Logo Hooded Sweatshirt "Black"の真贋鑑定ポイントとは?Box logo、カレンダータグ、袖ロゴ刺繍..本物と偽物の見分け方について
2024年の「Supreme(シュプリーム)」のリリースの中で、最も話題になったと言っても過言ではない「Supreme × MM6 Maison Margiela」のコラボコレクション。MM6メゾンマルジェラの脱構築的なデザインをストリートにアレンジしたコレクションは、両者のファンに留まらず、ファッションシーン全体で注目を集めた。しかし、その人気ゆえに、二次流通市場では多くの偽物が流通しており購入には注意が必要だ。
そこで今回は、「Supreme × MM6 Maison Margiela Foil Box Logo Hooded Sweatshirt "Black"」にフォーカスし、スニダンのプロ鑑定士がどのように「REAL/FAKE」を見極めているのか?についてまとめた。ここに書かれているのはあくまで「鑑定方法の一部」に過ぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にして欲しい。
「Supreme × MM6 Maison Margiela Foil Box Logo Hooded Sweatshirt "Black"」とは?
2024年3月に展開された「Supreme × MM6 Maison Margiela」のコレクションの中でも、発売前から注目を集めていたのが「Foil Box Logo Hooded Sweatshirt "Black"」だ。定番のボックスロゴフーディーをMM6が得意とする箔プリントでアレンジした、同コラボを象徴する一着ということもあり、発売から9ヶ月経った今でもスニダンでは頻繁に取引が行われている。
スニダンで詳細を見る鑑定ポイント:「BOX LOGO」
はじめに、フロントの「BOX LOGO」の真贋鑑定ポイントから見てみよう。比較すると、「Supreme」の"S"の形がREALは縦長なのに対し、FAKEは横に広がっている。
鑑定ポイント:「カレンダータグ」
次に、MM6のアイコニックな「カレンダータグ」をチェックすると、数字の形や、間隔、フォントサイズに差異が見られる。
鑑定ポイント:「ブランドネームタグ」
「ブランドネームタグ」もREALとFAKEでフォントに差異があり、FAKEの方が全体的に一回り大きくなっている。
さらにマイクロスコープで見てみると、REALとFAKEで縫い目の幅が異なっていることが確認できる。
鑑定ポイント:「サイズ/原産国タグ」
サイズタグの「原産国」を見てみよう。原産国はカナダが正しいが、FAKEはCHINA(中国)と表記されており、フォントも異なっている。
鑑定ポイント:「袖ロゴ刺繍」
袖の「カレンダータグ」は、"⑥"がポイントだ。REALは縦長なのに対し、FAKEは横に太い。また、こちらもフォントに差異がある。
鑑定ポイント:「品質表示タグ」
「品質表示タグ」は上半分の表記内容が大きく異なる。特に分かりやすいのは、FAKEのみ"2024 LIQUID BLUE"の表記が入っている部分だ。
鑑定ポイント:「赤外線カメラ」
続いて、「赤外線カメラ(IR)」で全体を写してみよう。塗料や素材の違いからか、FAKEのフード紐のみ黒く映っていることが確認できる。
鑑定ポイント:「下げタグ」
最後に「下げタグ」をチェックしてみよう。REALと比べ、FAKEはカレンダータグの"16"の印字がずれていることが確認できる。さらに、FAKEは全体的に印刷が粗く、ざらついている印象だ。
おわりに
今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。フェイクの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「Supreme × MM6 Maison Margiela Foil Box Logo Hooded Sweatshirt "Black"」にフォーカスしたが、今後は他のモデルについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。
スニダンで「Supreme × MM6」をチェックする