HYSTERIC GLAMOUR Guitar Girl Mesh Cap "Black"の真贋鑑定ポイントとは?フロントパネル、テープ、IR反応...本物と偽物の見分け方について
60年代のミュージックやアート、サブカルチャーなどの要素を取り入れたデザインが魅力のファッションブランド「HYSTERIC GLAMOUR(ヒステリックグラマー)」。90年代には当時影響力のあった著名人の着用などの影響により、多大な人気を誇ったブランドだ。最近ではY2Kブームをきっかけに再び注目を集めており、定番アイテムや、コラボアイテムは二次流通での需要も高い。しかし、その人気ゆえにFAKEが多く出回っているのも事実だ。
そこで今回は、「HYSTERIC GLAMOUR Guitar Girl Mesh Cap "Black"」にフォーカスし、スニダンのプロ鑑定士がどのように「REAL/FAKE」を見極めているのか?についてまとめた。ここに書かれているのはあくまで「鑑定方法の一部」に過ぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にして欲しい。
「HYSTERIC GLAMOUR Guitar Girl Mesh Cap "Black"」とは?
2023年の秋冬コレクションにて登場した「ギターガールメッシュキャップ」。ヒステリックグラマーを象徴する”ギターガール”をクラウンに配し、企業ロゴ風にアレンジしたポップなデザインが特徴だ。 定番のキャップは毎シーズン完売しており、現在スニダンでも頻繁に取引が行なわれている。レトロな雰囲気漂うメッシュキャップは、アメカジや、トレンドのY2Kスタイルに欠かせないアイテムだ。
スニダンで詳細を見る鑑定ポイント:「ブランドネームタグ」
はじめに「ブランドネームタグ」の真贋鑑定ポイントを見ていこう。FAKEのレジスターマークは"R"が潰れており、ブランドロゴの"E"の書体もREALとFAKEで差異が生じている。
鑑定ポイント:「天ボタン裏」
次にキャップの裏側の「天ボタン」をチェックしてみよう。REALの天ボタンには"D"のマークがあるが、FAKEにはない。
鑑定ポイント:「フロントパネル」
キャップの「フロントパネル」も、重要な鑑定ポイントだ。本ブランドのアイコン、"ギターガール"の背景に配されたレッドの部分を比較すると、REALは単色でシワのような凹凸があるのに対し、FAKEにはブラックが混じっており、シワや凹凸もないことが確認できる。
鑑定ポイント:「テープ」
キャップの内側に施された「テープ」のロゴに注目してみると、REALとFAKEで文字の書体や太さに違いが見られる。
鑑定ポイント:「品質表示タグ」
「品質表示タグ」に配された住所を見ると、REALは"千駄ヶ谷"と記載されているが、FAKEは誤字で実在しない地名になっている
鑑定ポイント:「IR反応」
最後に「IR反応」の違いを確認していこう。キャップの正面と品質表示タグに赤外線を当てると、REALはどちらも白く反応しているが、FAKEはバイザーの部分が黒のままで、品質表示タグには反応が見られない。
おわりに
今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。フェイクの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「HYSTERIC GLAMOUR Guitar Girl Mesh Cap "Black"」にフォーカスしたが、今後は他のモデルについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。
スニダンで「HYSTERIC GLAMOURをチェックする