Louis Vuitton × Timberland Monogram Embossed 6inch Ankle Bootの真贋鑑定ポイントとは?タン、刻印、シューホール...本物と偽物の見分け方について
ファレル・ウィリアムス氏が手がける「Louis Vuitton」の2024秋冬メンズコレクションにてリリースされた「Timberland」とのコラボブーツ。無骨なデザインをラグジュアリーに昇華させた一足は、同ブランドにとって初のワークブーツとのこともあり、大きな話題となった。公式サイトでは先行予約の時点で即完売となり、特に人気カラーのベージュは発売後から二次市場で多くの取引が行われている。だがそれゆえに、中には精巧な偽物も流通しているのも事実だ。
そこで今回は、「Louis Vuitton × Timberland Monogram Embossed 6inch Ankle Boot」にフォーカスし、スニダンのプロ鑑定士がどのように「REAL/FAKE」を見極めているのか?についてまとめた。ここに書かれているのはあくまで「鑑定方法の一部」に過ぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にして欲しい。
「Louis Vuitton × Timberland Monogram Embossed 6inch Ankle Boot」とは?
「ルイヴィトン」の2024秋冬メンズコレクションで披露された「モノグラムエンボス6インチアンクルブーツ」。「ティンバーランド」のアイコニックな6インチブーツに、ルイヴィトンのモノグラムエンボス加工をあしらった上品さが魅力。防水加工を施した、しなやかなヌバックカーフレザーのアッパーに、イタリア製の高級ブーツを象徴するラバーラグアウトソールを組み合わせ、機能性と美しさを両立させた一足だ。
スニダンで詳細を見る鑑定ポイント:「タン」
はじめに6インチブーツの顔となる「タン」の真贋鑑定ポイントから見ていこう。REALのタンに比べてFAKEは厚みがあり、ロゴの押印の入り方にも違いが見られる。またルイヴィトンのブランドロゴも、文字の大きさや書体に差異が生じている。
マイクロスコープで細かく見てみると、FAKEの押印は右に大きくズレていることが確認できる。
鑑定ポイント:「内側タグロゴ」
次はブーツの内側に配された「タグロゴ」に注目だ。FAKEに縫い付けられたタグはステッチ幅の広さが目立つ。またタグに施されたティンバーランドのマークとブランドロゴの"N"や"S"、レジスターマークも異なっており、FAKEはそれぞれ形が崩れている。
鑑定ポイント:「中底」
ブーツの「中底」も真贋鑑定ポイントになる。形状は似ているが、REALのエンボス加工は立体感があるのに対し、FAKEはそこまで厚みがなく平面に近い。
鑑定ポイント:「アウトソール」
続いては「アウトソール」の違いをチェック。FAKEのアウトソールは、REALに比べてマットな質感だ。またブランドロゴも書体が異なり、FAKEは文字の間隔が詰まっている。
鑑定ポイント:「サイズ表記部刻印」
ブランドごとに違いが見られる(サイズ表記部分の刻印)は、真贋鑑定の重要なポイントになってくる。REALは"S"の書き始めと書き終わりが少し細くなっているが、FAKEは太さが変わっていない。また塗料も異なっている。
鑑定ポイント:「シューホール」
最後に「シューホール」の金具を確認していこう。REALは少し丸みを帯びているのに対して、FAKEは角ばっていることが分かる。
さらに刻印部分を見てみると、文字のサイズやスターマークの形状にも差異が見られた。
おわりに
今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。フェイクの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「Louis Vuitton × Timberland Monogram Embossed 6inch Ankle Boot」にフォーカスしたが、今後は他のモデルについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。
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