【ユニオンアリーナ】「勝利の女神：NIKKE ネオン SR★★ サイン」の真贋鑑定ポイントとは？

【ユニオンアリーナ】「勝利の女神：NIKKE ネオン SR★★ サイン」の真贋鑑定ポイントとは？について

全世界で2500万以上ダウンロードされている大人気スマホゲーム「勝利の女神：NIKKE」が『ユニオンアリーナ』(ユニアリ)から発売。

世界中で人気のゲームがカード化し、BOXには稀にサインカードも収録されているためファンやコレクターからも注目を集めた。

『ユニアリ』には、レアリティに「★」がついている「パラレル」と呼ばれるカードがある。「★」の数が増えるほど封入率は低くなり、なかにはサインやシリアルナンバーが入っているカードもある。それらは高額取引の対象になりやすいため、精巧に作られたFAKEが二次流通市場に出回っている。

今回は、ブースターパック「勝利の女神：NIKKE」に収録された「ネオン SR★★【UA18BT-NIK-1-006】」を"高精細デジタル顕微鏡"を使用し、スニダンのプロ鑑定士がどのように「REAL/FAKE」を見極めているのか？についてまとめた。

ここに書かれているのはあくまで「鑑定方法の一部」にすぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にしてほしい。

▼「ネオン SR★★ サイン」とは？
▼ 鑑定ポイント：「カード表面必要エナジー数表記部分」
▼ 鑑定ポイント：「カード表面キャラクターの顔の印刷部分」
▼ 鑑定ポイント：「カード表面キャラクターのネクタイ部分」
▼ 鑑定ポイント：「カード表面右端の版権記載箇所」
▼ 鑑定ポイント：「カード表面効果テキスト記載箇所」
▼ 鑑定ポイント：「カード表面テキスト記載箇所の『COLOR』部分」
▼ 鑑定ポイント：「カード裏面『TRADING CARD GAME』の文字部分」
▼ 真贋鑑定ポイントを動画でチェック
▼ おわりに

「ネオン SR★★ サイン」とは？

出品/購入する

「ネオン」は、大人気スマホゲーム『勝利の女神NIKKE』に登場するキャラ。

そんな「ネオン」が、ブースターパック「勝利の女神：NIKKE」に、稀に封入されているレアリティ「SR ★★」で収録。カードには日本語版の声優である日高里菜氏のサインがあしらわれている。

「ネオン SR★★【UA18BT-NIK-1-006】」は、商品の話題性、封入率の低さ、サイン入りなどの豪華仕様が重なり10,000円以上で取引されている。

鑑定ポイント：「カード表面必要エナジー数表記部分」

まずは、「カード表面必要エナジー数表記部分」に見られたインクドットや加工の違いを紹介する。

REALは、数字の周りに赤色と黒色のインクドットがあり、黄色の背景部分にはホロシートが貼られている。また、数字内側のホログラムを表現するためにもホロシートが使用されており、丸いホログラムが縦列と横列に揃って規則的に光っている。

FAKEは、数字の周りが赤色のインクドットのみで、黄色の背景部分にはホロシートが用いられ、その上に紙の表面に凹凸感を表現させる疑似エンボス加工がされている。また、数字内側のホロシートは光り方が不規則。

鑑定ポイント：「カード表面キャラクターの顔の印刷部分」

次に「カード表面キャラクターの顔」の印刷の違いだ。

REALは、メガネフレーム部分に格子状のインクドットある。

FAKEは、全体的に印刷が濃く、メガネフレーム部分がインクドットではなく塗りつぶしになっている。また、目の周りが黒色のインクで塗りつぶされている。

鑑定ポイント：「カード表面キャラクターのネクタイ部分」

さらに、「カード表面キャラクターのネクタイ部分」に色の違いが見られた。

REALは、衣服部分の印刷に灰色気味の黒色が使われている。対してFAKEは、衣服部分の印刷が濃い黒色。また、ネクタイのひし形模様輪郭部分に、REALにはない黒色のインクが入っているのが確認できた。

鑑定ポイント：「カード表面右端の版権記載箇所」

「カード表面右端の版権記載箇所」の印刷の質や色の違いも真贋鑑定ポイントとなる。

REALは、版権記載箇所にある三本線のうち上から一本目と二本目の線には、カードに直接ホロシートが貼られている。また、印刷の質も高く文字がハッキリ見える。

FAKEは、REALと違って下地が黒色ではなく水色。また、印刷の質が低く、フォントも違っており、文字がつぶれているように見えて不鮮明。

鑑定ポイント：「カード表面効果テキスト記載箇所」

「効果テキスト記載箇所」では「フォント」の違いが見られた。

REALは、文字のカドが角ばっているのに対して、FAKEは文字のカドが丸くなっている。これは、フォントが違っているため違いが発生しているのだ。

鑑定ポイント：「カード表面テキスト記載箇所の『COLOR』部分」

「インクドット」や「印刷の質」の違いは「カード表面テキスト記載箇所の『COLOR』部分」にも存在する。

REALは、COLORの外側に使われている白色部分に「黒色」「水色」「赤色」のインクドットが入っているが、FAKEには、「黄色」「水色」「赤色」のインクドットが入っている。

また、FAKEは印刷の質が低いため、文字や輪郭部分がREALに比べると不鮮明。

鑑定ポイント：「カード裏面『TRADING CARD GAME』の文字部分」

最後に、「カード裏面『TRADING CARD GAME』の文字部分」の「印刷の質」による違いを紹介。

REALは、文字輪郭部分に綺麗な赤色が印刷されており、文字と背景の境界がハッキリしている。一方で、FAKEは、全体的に印刷の質が低いため、文字と背景の境界が不鮮明。

真贋鑑定ポイントを動画でチェック

【スニダンFAKE情報報告】

11/19(火)
ネオン SR★★(ブースターパック「勝利の女神：NIKKE)」のFAKE情報を報告します。

フリマアプリでFAKE/偽造品が多く流通しており注意が必要です。
詳細は動画をご覧ください。

スニダンでは最新の鑑定情報を随時お知らせしていきます‍。 pic.twitter.com/dBIJFFSw2x
— スニーカー&トレカ買うならスニダン【スニーカーダンク】 (@snkrdunk_jp) November 19, 2024