Timberland 6inch Premium Waterproof Boot "Wheat"の真贋鑑定ポイントとは?BOXラベル、ステッチ、ライニング...本物と偽物の見分け方について
ヒップホップカルチャーのシンボルとして90年代のストリートシーンを牽引してきた「ティンバーランド」の通称"イエローブーツ"。Y2Kトレンドもあり、近年再びストリートから熱い注目を浴びているモデルの一つだ。しかし、時代を超えて長く愛されてきたモデルゆえに、二次市場にはフェイク品も多く存在している。
そこで今回は、「Timberland 6inch Premium Waterproof Boot "Wheat"」にフォーカスし、スニダンのプロ鑑定士がどのように「REAL/FAKE」を見極めているのか?についてまとめた。ここに書かれているのはあくまで「鑑定方法の一部」に過ぎないが、二次流通でモノを買うことを躊躇っている人は、ぜひこれを読んで参考にして欲しい。
「Timberland 6inch Premium Waterproof Boot "Wheat"」とは?
1973年、ティンバーランドから当時画期的だった"完全防水ブーツ"として売り出された「6インチ プレミアム ウォータープルーフ ブーツ」。ウィートカラーは通称”イエローブーツ”の名で親しまれており、90年代のヒップホップシーンで人気が爆発。NASや2Pacなど、数々のレジェンドの足元を彩ってきた名作ブーツだ。近年はストリートブランドだけでなく、ラグジュアリーブランドからも注目されており、2024年7月にはLouis Vuittonとのコラボモデルが発売された。
スニダンで詳細を見る鑑定ポイント:「BOXラベル」
はじめに「BOXラベル」から見ていこう。まずはREALと比べ、FAKEは全体的に文字が細くなっていることが確認できる。次にスタンプも重要なポイントだ。BOXラベルにスタンプが押されている場合、FAKEである可能性が高い。
鑑定ポイント:「鳩目」
次に「鳩目」の色味に注目してみよう。REALはゴールドの色味が強く高級感があるのに対し、FAKEはゴールドの色味が薄く安っぽく見える。
鑑定ポイント:「縫い糸」
ブーツのサイドに施された「ステッチ」も真贋鑑定ポイント。REALはステッチ幅が均一で綺麗に縫われているが、FAKE幅がステッチ幅にバラツキがあり雑に縫われている。
鑑定ポイント:「ライニングレザー部分」
続いて、履き口の「ライニングレザー」を見ていこう。REALとFAKEではレザーの素材が違っており、REALはシワが付くほど柔らかいのに対し、FAKEはシワがつかないほど硬いレザーを使用している。
鑑定ポイント:「ライニング中側」
「ライニングの内側」をチェックすると、REALはアッパーと同色のレザーだが、FAKEは艶感のあるオレンジのレザーに変わっていることが確認できる。
鑑定ポイント:「アウトソール」
イエローブーツの特徴である「アウトソール」は、色味がポイントだ。REALに比べてFAKEの方が明るく、黄ばんだオレンジのような色味になっている。
鑑定ポイント:「インソール」
「インソール」を比較すると、形の違いや大きさ、色味、クッション性の有無など多くの差異があった。
鑑定ポイント:「ストラップ」
最後はブーツに付属する「ストラップ」をチェックしよう。REALは文字とロゴが押印されており、フォントサイズも大きい。対して、FAKEは押印ではなくプリントになっており、フォントサイズが小さくなっている。加えて、FAKEはロゴや、ボールチェーンの通し穴の位置もズレていることが確認できる。
おわりに
今回あげた真贋鑑定ポイントはあくまで一部で、スニダンではその他複数のポイントを見たうえで総合的に真贋鑑定を行っている。フェイクの製造技術は日に日に高まってきており、専門家でない人が自己流で偽物を見抜くのはかなり難しい。だからこそ「プロ鑑定士による、極めて高い精度の真贋鑑定」が行われているスニダンでの購入がおすすめだ。今回は「Timberland 6inch Premium Waterproof Boot "Wheat"」にフォーカスしたが、今後は他のモデルについても紹介していくので、それらも含めて売買の参考にしてほしい。
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