ウータンコラボ以外も要チェック! HIP HOPアーティストコラボのナイキスニーカー60選について
発売延期を経て、ようやくリリースされるウータン・クランとのコラボ作。同クルーを象徴するブラック×イエローの配色と、ヒール部に刺繍されたロゴに心を躍せたヒップホップファンも多いはず。
そこで今回は、昨年2023年に誕生50周年を迎えたヒップホップとの密接な関わりを感じさせるナイキのコラボモデル60足を厳選してご紹介! 現時点の最安値(※11月7日時点)とともにまとめたので、お気に入りアーティストのシグネイチャーモデルをぜひ探してみてほしい。
オリジナルは激レア! ウータン印のダンクが25年ぶりに復活
¥40,798
90年代のヒップホップを語る上では外せない最重要グループと言っても過言ではないウータン・クラン。ニューヨークの5街区の中でも辺境に当たるスタテンアイランド出身というルーツを持ち、"総帥"と呼ばれるRZAの荒々しいトラックに、カンフーやチェスに影響されたスラングを多用したマイクリレーを乗せた楽曲の数々により、当時のヒップホップシーンの勢力図を一気に塗り替えた存在だ。
そんな彼らが1998年にリリースしたコンピレーションアルバム「WU-TANG KILLA BEES:SWARM」の発売にちなみ、数量限定で製作されたダンクを25年ぶりに復刻したのが今作だ。コレクターの間では高値で取引されるオリジナルの仕様を再現した一足にぜひ注目してほしい。
説明不要の人気モデルがズラリ! ファッションアイコンとしての地位も確立したトラヴィス・スコット氏のコラボシリーズ
¥80,000~
¥39,597~
¥98,487~
¥165,500~
¥236,500~
¥138,000~
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¥238,000~
¥40,000~
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¥143,000~
¥300,000~
¥60,000~
¥160,382~
¥69,000~
数多いるヒップホップアーティストの中でも、特に多くのシグネイチャーモデルを発表しているのがトラヴィス・スコット氏だ。
元々、イェことカニエ・ウエスト氏によるレーベル「グッド・ミュージック」のコンピレーションへの参加をきっかけに、ラッパーとしてのキャリアを切り開いてきたトラヴィス氏。
そんな同氏がスニーカーシーンでも存在感を示すようになったのは、AF1の誕生35周年を記念して行われたスペシャルプロジェクト"AF-100"がきっかけだ。
味のあるキャンバス地のアッパーに取り外し可能なメタルパーツのスウッシュを組み合わせる独自のアレンジセンスは、AJシリーズとのコラボにおいても遺憾なく発揮されている。
通年で人気があるAJ1のリバーススウッシュシリーズが魅力的なのはもちろんだが、秋冬であればブラウンをメインとしたパッチワーク柄のAF1や、落ち着いたチェック柄を効果的に配したダンクもおすすめだ。
ボリューミーなシルエットのAJ6をティンバーランドのイエローブーツ感覚で履いてみるのもいいだろう。
2010年代に世界で最も再生されたアーティスト!? スタイリッシュなモデルが豊富なドレイクコラボ
¥34,000~
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¥29,000~
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¥32,900~
¥62,000~
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¥33,270~
19歳の頃に1stミックステープ『Room for Improvement』を発表して以来、20年近くにわたってラッパーとして活動し、数え切れないほどのヒット曲をチャートに送り込んでいるドレイク氏。「Spotify」が発表したデータによると、"2010年代に世界で最も再生されたアーティスト"でもあるとのこと。
AJシリーズとのパートナーシップに加えて、2020年に始動したナイキとのコラボライン「ノクタ」では、ストリートで映えるスタイリッシュなディリーウェアとスニーカーを展開している。
"夜行性"をテーマにする同ブランドらしいリフレクター使いがクールなホットステップ2をはじめ、90年代のバッシュ然としたルックスにそそられるグライドなど、ドレイク氏のファンでなくとも物欲をそそられるモデルが豊富だ。
6枚目のアルバム『Certified Lover Boy』を記念して製作された、ミニマル極まりないAF1もトレンドに関係なく愛用できる一足と言えるだろう。
上半期のシーンの話題をさらった張本人。ケンドリック・ラマーとのコラボは西海岸マナーに則ったコルテッツがメイン
奇しくも昨年末から今年の前半にかけてドレイク氏と壮絶なビーフを繰り広げていたケンドリック・ラマー氏。4月末から5月初頭に至るまで、ほぼ連日リリースされたお互いの楽曲の中でも、ケンドリック氏による『Not Like Us』のクオリティの高さが突出していたのは記憶に新しいところだ。
そんな同氏とナイキによるシグネイチャーモデルは決して多くないものの、彼のパーソナリティが感じられるものばかり。ビッグ・ショーン氏との楽曲『control』のリリックにおいてもコルテッツ好きを公言しているように、スリッポン仕様にアレンジしたデザインや、3rdアルバム『DAMN.』のグラフィックをあしらったデザインなどをリリース。 同氏だけでなく、同郷コンプトン出身のレジェンドであるイージー・イー氏、さらにはロングビーチ出身のスヌープ・ドッグ氏も愛用したコルテッツというモデル自体にもう一度注目してみるのもおすすめだ。
デ・ラ・ソウル、ATCQ、ラン・ザ・ジュエルズ、MFドゥーム、etc… ツウ好みのアーティストとのコラボも要注目
¥119,800~
¥40,000~
¥99,999~
¥30,000~ ※中古価格
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¥500,000~
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¥40,000~
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¥269,000~
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¥45,000~ ※中古価格
¥15,500~
¥16,000~
¥50,000~
¥93,000~
時計の針を少し巻き戻せば、今見てもかっこいいと思えるコラボモデルを多数見つけることができる。ウータン・クランよりひと足早く世に出たデ・ラ・ソウルによる1stアルバム『3 Feet High and Rising』のジャケットデザインを完璧に落とし込んだダンクは2015年のリリース以来、今でもスニーカー好きのウォントリストに挙がる一足だ。また、同じネイティブタン一派を代表するア・トライブ・コールド・クエストとコラボしたAJ1や、『Madvillainy』や『OPERATION: DOOMSDAY』などのタイトルでコアなリスナーを鷲掴みにしたMFドゥーム氏とのコラボダンクも渋い。
ヒップホップカルチャーとの繋がりが特に強いAF1の中では、あのロッカフェラ・レコードとコラボした一足はジェイ・Z氏のファンであれば垂涎もののモデルだろう。決して安価ではないが、オリジナルよりは断然手に入れやすいため、今一度購入を検討するのもおすすめだ。もっと手頃な値段で手に入れるなら、独自のリリックと革新的なサウンドで人気を集めるヒップホップデュオのラン・ザ・ジュエルズによるクール過ぎる配色のSBダンクや、2000年代前半に一斉を風靡したブロンクス出身のファット・ジョー氏が率いるテラー・スクワッドとのコラボにも注目してみてはいかがだろうか。
おわりに
今回のウータン・クランとのコラボだけでなく、ヒップホップシーンとスニーカーシーンを同時に盛り上げてきた各アーティストたちのコラボモデルをまとめて紹介した。彼らのシグネイチャーモデルはもちろん、この機会に彼らの楽曲にも耳を傾けてみてはいかがだろうか。