【ワンピースカード】「コミパラ ゴール・D・ロジャー」の真贋鑑定ポイントとは?について
「ゴール・D・ロジャー SEC-GSP [OP09-118]」(コミパラ ゴール・D・ロジャー)は、「ワンピースカードゲーム」(ワンピカード)ブースターパック「新たなる皇帝」に収録されたトップレア。
発売日当日から取引相場が40万円を超えたことにより、早くから精巧なFAKE品が市場に出回った。
本記事では、スニダンの鑑定でも実際に使用される"高精細デジタル顕微鏡"で見たときの鑑定ポイントの一部を紹介。
また、今回の鑑定ポイントは一部のFAKEで判明しているもので、すべてのFAKEに該当するわけではないため了承してほしい。
目次
「コミパラ ゴール・D・ロジャー」とは?
「ゴール・D・ロジャー」は『ワンピース』に登場する伝説の海賊で、海賊たちの憧れである"海賊王"。
そんなキャラがブースターパック「新たなる皇帝」に、カード全体が金色に輝く特別なレアリティ"ゴールドスーパーパラレルレア(ゴールドコミパラ)"で初収録された。
原作イラストとコミック背景、特別な豪華デザイン。さらに、封入率が低いこともあり、発売日から今日に至るまで高額で取引されている。
鑑定ポイント:「表面左上コスト部分」

REALは金色の箔押し加工が施されているため、文字が金色に輝いており立体感も生まれている。
FAKEは箔押し加工がなくドットでプリントされているため、文字が金色に輝いておらず立体感がない。
鑑定ポイント:「イラストの顔部分」

REALとFAKEでは、加工の有無に違いが見られる。
REALは、紙の表面に凸凹感を表現させる"擬似エンボス加工"が施されているため、FAKEに比べて、ヒゲや歯の輪郭部分に立体感がありイラストが鮮明である。
鑑定ポイント:「表面下部効果テキスト部分」

REALは印刷が綺麗で文字がハッキリと見えるが、FAKEは印刷が粗くぼやけてみえる。
鑑定ポイント:「表面右端背景イラスト部分」

REALは黒色のインクで入っている文字の輪郭がハッキリと見える。
しかし、FAKEでは黒色のインクで入っている文字に、赤色のドットが重なっているため文字が潰れている。
鑑定ポイント:「表面右下レアリティ表記部分」

文字の周辺の加工に違いが見られる。
REALでは、"擬似エンボス加工"が施されているため立体感があり、文字と赤色のドットが重なっておらず文字がハッキリ見える。一方、FAKEでは"擬似エンボス加工"が施されていないため立体感がなく、文字と赤色のドットも重なってしまっているため文字の輪郭が不鮮明である。
鑑定ポイント:「裏面下部"ONE PIECE CARD GAME"部分」

REALは文字の輪郭がミシン目状になっているが、FAKEはミシン目状になっておらず、文字の輪郭がぼやけているような仕上がりだ。
真贋鑑定ポイントを動画でチェック
【スニダンFAKE情報報告】
— スニーカー&トレカ買うならスニダン【スニーカーダンク】 (@snkrdunk_jp) September 19, 2024
9/19(木)
ゴール・D・ロジャー SEC-GSP [OP09-118]のFAKE情報を報告します。
フリマアプリでFAKE/偽装品が多く流通しており注意が必要です。
詳細については動画をご覧ください。
スニダンでは最新の鑑定情報を随時お知らせしていきます。 pic.twitter.com/lJEogxkUNr
今回記事で紹介した「コミパラ ゴール・D・ロジャー」の真贋鑑定ポイントは動画でも公開中だ。スニダンでは最新の鑑定情報をXやInstgaram、TikTokなどのSNSでも随時お知らせしているので、ぜひチェックしてみてほしい。
おわりに
今回は「コミパラ ゴール・D・ロジャー」を紹介した。コスト部分の"箔押し加工の有無"なども"高精細デジタル顕微鏡"を使用することで違いが明確になる。
紹介した鑑定ポイントは一部であり、FAKEの製造技術は日に日に高まっていて、専門家ではない人がFAKEを見抜くのは困難である。
スニダンでは「プロ鑑定士」による極めて高い精度の真贋鑑定を行っているため、二次流通で購入する際には、ぜひ、スニダンを利用していただきたい。
また、高額カードの最新相場情報も記事で紹介しているため、そちらもチェックしてほしい。
権利表記
©尾田栄一郎/集英社 ©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション