頑丈でスタイリッシュなティンバーランドの「デッキシューズ」とは?歴史や特徴を解説|コラム

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頑丈でスタイリッシュなティンバーランドの「デッキシューズ」とは?歴史や特徴を解説|コラムについて

Y2Kブームと共に人気再燃中の「Timberland(ティンバーランド)」。「イエローブーツ」が定番だが、クラシックな佇まいの「デッキシューズ」も忘れてはならない名作だ。今回は、そんなティンバーランドの「デッキシューズ」にフォーカスし、歴史や特徴を解説。定番からコラボまで、おすすめモデルも紹介する。

目次

Y2Kブームやコラボで人気が高まる「Timberland(ティンバーランド)」

アメリカ発祥のアウトドアブランド「Timberland(ティンバーランド)」。ブランドの起源は1918年、アメリカ・マサチューセッツ州のボストンにて靴屋で働いていたネイサン・シュワーツがブーツを作り始めたこと。1952年にはアビントン・シュー・カンパニーの権利をネイサン・シュワーツが半分購入。1955年には残り半分の権利も取得し、息子たちと共に会社を経営することとなる。

1973年には、ブランドのアイコン「Timberland(ティンバーランド)」が誕生。「イエローブーツ」という愛称がついたこのブーツは、レザーアッパーを一体化させることに成功し、世界で初めての完全防水ブーツとなった。このブーツがブランドの成功を決定づけ、その後、会社名を「ティンバーランド」と命名した。80・90年代は、ヒップホップカルチャーの足元を飾り、多くのアーティストやファンが愛用。昨今のY2Kトレンドやさまざまなコラボ、「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」「WALES BONNER(ウェールズボナー)」のランウェイに登場したことによって、往年のファンだけでなく若者、ファッション感度の高い層からの人気も高まっている。

ティンバーランドで人気の「デッキシューズ」。歴史や特徴を紹介

イエローブーツと並んでブランドのアイコンとされる「デッキシューズ」は、イエローブーツの成功後、新たなチャレンジとして開発されたアイテムだ。ここからは、そんなデッキシューズの歴史や特徴を深掘りしていこう。

・そもそも「デッキシューズ」とは?

そもそもデッキシューズがどのようなアイテムなのかをおさらい。元々デッキシューズは、1920年代にポール・スペリーによって船上での使用を目的に開発されたアイテムだ。水に強いレザーをアッパーに用い、ソールには犬の肉球にインスパイアされたジグザグとした波形パターンを採用。これが滑り止め効果を発揮し、濡れた甲板での安全な歩行をサポートする。アッパーが一枚の革で構成され、U字にステッチを施したモカシン縫製のデザインが多く、履き心地が柔らかく快適であることも特徴。側面には一本のレザーシューレースをヒールからぐるっと一周させたレーシングシステムを採用することで、フィット感を調整できる。

初めは船乗りやヨットマン向けの実用的な靴だったが、そのスタイリッシュなデザインと快適さから50年代から60年代にかけて、カジュアルファッションのアイテムとして人気に。特に、アメリカ東海岸のアイビーリーグ(ハーバード、イェール、プリンストンなどの名門大学)に通う学生たちのファッションスタイル「アイビーリーグルック」や「プレッピースタイル」に取り入れられ、若者たちから絶大な人気を誇った。

・ティンバーランドのデッキシューズの特徴

ティンバーランドのデッキシューズは、元祖のデッキシューズにインスパイアされたデザインとアウトドアの頑丈さを兼ね備えているのが特徴。採用されているプレミアムティンバーランドレザーは、オイルをたっぷり染み込ませることで撥水効果を発揮。マットな風合いで履き込むほどに表情が変化する。アッパーのステッチは熟練の職人によって手縫いされ、耐久性を高める蝋引きのナイロン糸を使用することで、機械縫いに比べて3倍もの耐久性を誇る。履き口には、足あたりを良くするパッドが付き、革靴に起こりがちな靴擦れを防止。クッション性の高いEVA素材のフットベッドを使用しており、レーシングシステムと相まって、他のデッキシューズとは一線を画すフィット感を実現した。

トラディショナルなプレッピースタイルや、アメリカンカジュアル、マリンスポーツやボートライフを楽しむ人々の間でも根強い人気を誇り、カジュアルでありながら上品な雰囲気を醸し出せるアイテムとして、幅広い層に愛され続けている。

ティンバーランドのおすすめデッキシューズ6選

ここからは、ティンバーランドで展開されているおすすめデッキシューズをご紹介。定番に加え、個性溢れるコラボモデルもピックアップした。

1.メンズ ティンバーランド アイコン スリーアイ クラシックラグ - バーガンディー

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via:timberland

モカシン縫い、ラグソール、レーシングシステムなど、デッキシューズを象徴するディテールを備えたティンバーランドのデッキシューズの定番。素材には厳格なテストをクリアした最高品質のプレミアムレザーを採用し、無骨な風合いと撥水性を兼備。かかとがやや浅めだが、フィット感を高めるレーシングシステムを使ってシューレースをきつく締めることでフィット感を調整できる。外側にはティンバーランドのブランドロゴを刻印。深みのあるバーガンディーカラーが渋く、いつものコーデを格上げするのに最適だ。デニムやチノパンと合わせたり、夏場はハーフパンツに素足で合わせたりと、幅広い着こなしを楽しませてくれる。



2.メンズ クラシック ツーアイ ボートシューズ - ブラウン

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via:timberland

シンプルなルックスの2アイレットで、スッキリとした印象にまとめた一足。アウトソールは凸凹を付けたラグソールではなく、なめらかなフラットソールを採用。ソールが薄くなることで全体的にナローなシルエットになり、キレイめなスタイリングにも馴染みやすいデザインに仕上がっている。



3.WACKO MARIA × Timberland / Leopard Classic Boat 2 Eye "Brown"

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無骨で男らしく、色気のあるルードなブランド「WACKO MARIA(ワコマリア)」とのコラボモデル。シンプルな2アイレットをベースに、ワコマリアのシグネイチャーであるエッジの効いたレオパード柄をオン。アッパーには毛足の長いハラコ素材を採用し、高級感をアップさせた。シンプルなスタイリングに取り入れるだけで、アクセントになる一足。

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4.nonnative × Timberland 3 Eye Classic Lug

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大人のストリートスタイルを提案する日本のファッションブランド「nonnative(ノンネイティブ)」とのコラボは、アッパーの素材切り替えがポイント。4回目のコラボとなった本作は、前作と同様の抜け感のあるトープカラーをまとい、洗練されたやわらかな雰囲気を演出。スウェードとヌバックの異素材によるコントラストの変化が楽しめる。ソールは通常のラグソールよりも厚みを持たせ、圧倒的な存在感に。

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5.Aimé Leon Dore × Timberland 3 Eye Classic Lug "Off White"

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クラシックなアメリカンカジュアルに、上質な素材やNYらしい多様なカルチャーをミックスした「Aimé Leon Dore(エメ レオン ドレ)」とのコラボ作。マットな質感のアッパーは、品のあるオフホワイトでリッチに。ゴールドのアイレットを使用することで上質感漂うアイテムに仕上がった。ヒールサイドにはエメ レオン ドレのタブがあしらわれている。

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6.Timberland × Supreme Woven 3 Eye Lug Shoe "Olive"

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ストリートシーンを牽引する「Supreme(シュプリーム)」とのコラボは、アッパーに印象的なウーブンレザーを採用。渋いオリーブカラーも相まって、いつものデッキシューズとは異なる表情を見せる。シューレースには「Supreme」のブランドロゴをあしらったメタルプレートを配し、目を引くレッドカラーのインソールには両者のブランドロゴをセット。ソールはブラックで染め上げ、シックなルックスにまとめている。

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おわりに

滑りにくく履きやすいことに加え、唯一無二のデザインでコーデの格上げに貢献するティンバーランドのデッキシューズ。スニーカーやシンプルなレザーシューズにマンネリを感じている人や、少し違ったシューズにトライしてみたい人にイチ押しだ。

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