街を席巻するローテクスニーカー「サンバ」の魅力を改めて解説|コラムについて
iPhoneやG-SHOCK、MA-1にトレンチコートなど、私たちの周りには"名品"と呼ばれるモノが溢れている。それはもちろんスニーカーやブーツなども同様で、発売から何年経っても愛され続けるマスターピースな一足は数えきれない。
そこで本連載では、日常に溶け込み過ぎるがゆえにいまさら「あれってどういうアイテムなの?」と誰かに質問しにくい名品シューズに注目。その歴史や魅力に触れつつ、最後にスニダンで購入可能なモデルも併せて紹介したい。
今回は、adidasの「samba」をピックアップした。
adidas「samba」とは?
いまでも毎年のように新色やコラボモデル、派生モデルがリリースされている、名作中の名作「Samba」。これは1950年代のドイツで行われたとあるサッカーの試合でデビューした、雪で凍って滑りやすくなったフィールドでも快適にプレイできるように特別にデザインされたシューズがルーツだそうだ。
特徴はそのクラシックな"顔つき"で、T字のトゥにガムラバーソール、スリーストライプスを用いたローテク感たっぷりのビジュアルがどこか懐かしさを感じさせる。
ペタッとしたボリュームのなさが逆にどんなコーデにも合わせやすく、流行りのY2Kファッションを足元からさりげなく、しかし確実に支えてくれるので一足持っておいて損はないだろう。
編集部が厳選した「samba」3足
①「adidas Samba OG "Cloud White/Core Black"」
やわやかな純白のレザーアッパーをベースに、黒のスリーストライプスや焦げ茶のガムソールを載せた極めてベーシックなインラインモデル。「Sambaを持っていない」という人がまず手にするには最適だ。
「adidas Samba OG "Cloud White/Core Black"」をチェック②「JJJJound × adidas Originals Samba Tobacco "Mesa/Gum"」
ジャスティン・サンダース氏によるデザインスタジオ「JJJJound」とのコラボモデル。アースカラーなこちらは、アーミーグリーンのドカっと太めのカーゴパンツなんかと合わせたい。
「JJJJound × adidas Originals Samba Tobacco "Mesa/Gum"」をチェック③「KITH Ronnie Fieg × Clarks × adidas Originals 8th Street Samba Kithmas "Collegiate Green"」
英国発の老舗シューズブランド「Clarks」と、「KITH」を率いるロニー・ファイグ氏とのトリプルネームモデル。ぱっと見でそれと分かるClarksの象徴的なクレープソールを搭載したユニークな佇まいは「さすが」の一言。
「KITH Ronnie Fieg × Clarks × adidas Originals 8th Street Samba Kithmas "Collegiate Green"」をチェック