について
ニューバランス(NEW BALANCE)は1906年設立。
アメリカのマサチューセッツ州に本社を構えるなど、スポーツシューズ(スニーカー)を扱う企業。
当時33歳だった「ウィリアム・J・ライリー」がニワトリの足の爪にヒントを得て製造したアーチサポートインソールと治療用フットウェアを専門した整形外科用のシューズメーカー「ニューバランス・アーチ・カンパニー」から始まる。
1930年になるとオーダーメイドのランニングシューズの製造を開始し、1960年には足囲(ウィズ)のサイズを変更できる「ウィズサイジング」を世界で始めて採用したスニーカーを発売した。今でものこの「ウィズサイジング」はニューバランス(NEW BALANCE)のサイズ選択の基本だ。
そして1972年に「ジェームス・S・デービス」が買収し、現在のニューバランス(NEW BALANCE)の体制を築いた。
ニューバランス(NEW BALANCE)はアメリカとイギリスを中心拠点としていて、アジアを中心に製造拠点を多くする同業他社が優勢な最近では珍しい体制をとっている。
そのため「Made in UK」「Made in USA」ラインはどちらも品質の高さと優れた職人技の代名詞として認識されている。
ニューバランス(NEW BALANCE)のロゴは頭文字の「N」のあしらったシンプルなものだ。
また、ニューバランス(NEW BALANCE)の由来は、履いた人に「新しい(new) 」「バランス(balance)」感覚をもたらすことを表している。
ニューバランス(NEW BALANCE)はここ10年間でライフスタイル市場にも進出し、スニーカー文化の進化を象徴する多くの限定版スニーカーを生み出してきた。
ロンドンに拠点をおくスニーカーショップ「Crooked Tongues (クルックドタンズ)との画期的なコラボスニーカーに続き、ドイツの「Sole box(ソールボックス)」とも提携した。
ニューヨークではスニーカー界の大立者「ロニー・フィーグ」との関係を築くなど、ニューバランス(NEW BALANCE)は革新的でクリエイティブな著名人たちとアイデアを形にする才能に長けていた。そのため常にスニーカーの流行の最先端を走り続けている。
1960年後半にインステップ・レーシングを実現したオールレザー製「トラックスター」の誕生で、ニューバランス(NEW BALANCE)は世間に知られるようになった。通常スニーカーのフィット感は靴紐の締め付けによって得られるものだが、靴紐での締め付けは足を不自然な形で固定してしまうことで足に良くないと考え、独自のノウハウを駆使した設計デザインによって生まれたのが「インステップ・レーシング」だ。これはニューバランス(NEW BALANCE)独自の製法であり、足の負担が少なく自然な形状のスニーカー機構だ。
また、近年では芸能人がニューバランス(NEW BALANCE)を履いてtwitter(ツイッター)やinstagram(インスタグラム)などSNSに投稿することで、それをフォローするユーザーから爆発的な人気を誘発し、ニューバランス(NEW BALANCE)の人気が再浮上している。
ランンニングシーンでの人気はもちろん、豊富なスニーカーバリエーションや限定モデルでファッションとの相性も高いカジュアルスニーカーとして近年圧倒的な人気を集める。
