履きやすさとデザイン性を両立した「ドクターマーチン」の革靴とは?おすすめの短靴モデルを紹介|コラム

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履きやすさとデザイン性を両立した「ドクターマーチン」の革靴とは?おすすめの短靴モデルを紹介|コラムについて

重厚感のあるレザーアッパーでありながら、カジュアルなルックスで幅広い層から愛される「Dr.Martens(ドクターマーチン)」。今回は、ドクターマーチンのラインナップの中でも合わせやすくシーズンを通して着用できる「シューズ(短靴)」に注目。特徴やラインナップ、おすすめモデルを厳選してご紹介!

目次

大人気の革靴「Dr.Martens(ドクターマーチン)」

2020年に生誕60周年を迎えた英国発の革靴ブランド「Dr.Martens(ドクターマーチン)」。"革靴"と聞くと、一般的には「紳士が履くドレスシューズのようなキレイめなイメージ」があるもの。しかし元々はワークブーツとして生まれ、カルチャーと密接にかかわってきたユニークな歴史を持つドクターマーチンの革靴は、独自のソールを使用した履き心地の良さと個性溢れるデザインで他とは一線を画してる。「Yohji Yamamoto(ヨウジ ヤマモト)」「COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)」などのコレクションブランドを始め、昨今では「Supreme(シュプリーム)」「Stussy(ステューシー)」といったスニダンお馴染みのブランドとのコラボも展開。定番モデルに加えてさまざまなデザインの革靴をラインナップしていることもあり、ジャンルや世代の垣根を超えて多くの人々から愛され続けているブランドだ。

弾むような履き心地を提供する「エアクッションソール」

ドクターマーチンのアイテムが他の革靴と一味違う点は、革靴とは思えない"履き心地の良さ"。その理由はドクターマーチンが誕生するきっかけとなり、デザイン面でもブランドらしさを表現しているアウトソール、通称「エアクッションソール」だ。1945年にブランドの生みの親であるクラウス・マルテンス博士が、自身の足の怪我をきっかけに開発したこのソールは、小さな格子状の仕切りの中に空気を密封することで高いクッション性を発揮。また、外観にも特徴を与えるためにソールのサイドにライン状の溝を設けている。革靴とは思えない弾むような履き心地とドクターマーチン特有のデザインを備えたソールは、ブランドを語る上で外せない重要な要素だ。

ドクターマーチンのシューズが持つ3つの魅力。ブーツタイプと比較!

ドクターマーチンといえば、レザーブーツを思い浮かべる人が多いかもしれない。しかし、それと並んで人気を集めるシューズ(短靴)タイプも忘れてはならない逸品だ。ここからは、ブーツタイプと比較しながらドクターマーチンのシューズの魅力に迫る。

・カジュアルにもキレイめにも振れる幅広いデザイン

ドクターマーチンのアイテムは、上質なレザーアッパーにアイコニックなイエローステッチや特徴的なディテールを随所に配し、周りと被らない唯一無二のルックスが魅力。それはブーツにも言えることだが、シューズにはブーツに付いているヒールループを無くしたモデルが多く、比較的シンプルなデザインになっている。そのためブーツに比べると、カジュアルとキレイめのラインがいい意味で曖昧なので、幅広い着こなしにフィットしやすい。「スニーカーではカジュアルすぎるけれど、ドレスシューズでは硬くなりすぎる……」という微妙なラインのときの救世主的存在になってくれる優秀アイテムだ。シューズのラインナップには、定番のイエローステッチを採用したモデルやアッパーに明るいカラーを採用したモデルから、ステッチがホワイトやブラックのものまで、豊富なバリエーションがズラリ。どんなテイストにも合うデザインが多いので、玄関先でシューズ選びに迷うことも少なくなるだろう。

・さまざまなボトムスと合わせやすい

ブーツと違ってくるぶしの下までしか丈がないシューズは、さまざまなボトムスに合わせやすいメリットが。ブーツほど足元にボリュームが出ないので、スキニーからワイドまで幅広いシルエットのボトムスとバランスを取りやすく、あらゆるコーデを楽しませてくれる。ボトムスをロールアップ、またはアンクル丈のパンツと合わせた際は、ソックスを覗かせてアレンジするのもおすすめだ。

・シーズンを通して履ける

レザー素材がメインということもあり、ブーツとなると春夏は暑苦しい印象になることも。しかしくるぶし丈のシューズであれば、秋冬だけでなく春夏の着こなしにも一役買ってくれる。ベーシックなブラックレザー以外に明るめのカラーを採用したモデルもあるので、春夏用に爽やかなレザーシューズを求めている方はそちらを選ぶのも選択肢のひとつだ。

ドクターマーチンの代表シューズモデルを紹介

"シューズ"と一口に言っても、いろいろなデザインのアイテムが展開されているドクターマーチン。とにかくドクターマーチンらしい一足が欲しいという人におすすめなのは、3つのアイレットを備え、3ホールと呼ばれる「1461」だ。定番の8ホールブーツの翌年に誕生した歴史の長いアイコンモデルで、特に男性人気が高い。よりキレイめな雰囲気を求めるのであれば「エイドリアン」というタッセル付きのローファータイプ、または「3989」と名づけられたグローブタイプがおすすめ。どちらもドレッシーな外観なので、デイリー使いはもちろん、かっちり決めたい日やパーティシーンなどにもうってつけ。後のおすすめモデルの紹介で詳しく解説していく。

気になるシューズのサイズ感は?選ぶときのポイント

ブーツと違って足を包み込む部分が少ないシューズタイプの革靴は、フィット感を調整できる範囲が少ないこともあり、サイズ選びが肝。サイズを誤ると、靴擦れや着用の際の痛み、ソールの摩耗などさまざまなトラブルが起きやすい。基本はいつも履いているサイズ通りに選ぶと良いが、ドクターマーチンのシューズはハーフサイズの展開がないこともあって迷いがち。もし、いつもハーフサイズを着用していてサイズを上げるべきか下げるべきか迷った場合は、踵をしっかり靴の内側に密着させた状態で各部分のフィット感を確認してみてほしい。歩くときは足が前後に動くことになるので、爪先に1cm〜1.5cmの余裕があると良し。甲の高さも人それぞれだが、こちらはインソールを入れることで調整できる場合もある。足の形は十人十色なので、正しいフィッテイングで自分の足の特徴を掴み、しっくりくるサイズを選んでほしい。

ドクターマーチン シューズ(短靴)のおすすめ人気モデル8選

ここからは、スニダン編集部がおすすめするドクターマーチンの人気シューズ(短靴)をご紹介。押さえておきたいTHE定番からブランドのこだわりが反映されたコラボシューズまで、さまざまなモデルをピックアップしているので要チェックだ。

1.1461 3 ホール シューズ

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via:drmartens

ドクターマーチンの定番シューズを狙うなら、コレ一択。アッパーには絶妙な光沢感を持つスムースレザーを採用し、レザーならではの上質感を演出。そこにドクターマーチンのアイコンディテールであるイエローステッチを落とし込むことで、ブランドの"らしさ"をアピールしている。装飾のないシンプルなレザーアッパーなので、美しい経年変化を楽しめるのもこのモデルのいいところ。



2.Dr.Martens Adrian Tassel Loafers "Cherry Red"

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昨今のトレンドにもなっているローファータイプ。甲の部分に2つのタッセルを取り付けることで華やかな印象に仕上げられている。ステッチがないデザインなので大人っぽい雰囲気があり、ドレッシーなスタイルにもマッチ。こちらのチェリーレッドには、濃淡が美しいアルカディアレザーを採用。履き込むほどに経年変化によるコントラストが生まれ、独特の風合いを見せてくれる。実は筆者も愛用しているモデルだが、カジュアルなスタイリングにキレイめなエッセンスを加えてくれる一足としてかなり重宝している。

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3.Dr.Martens 3989 Yellow Stitch Brogue Shoes "Black"

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レザーにパンチングを開けて装飾を施したブローグタイプ。ブローグはアイルランドやスコットランドで使われていた靴を、水はけをよくするために穴を空けたのが始まり。メンズのドレスシューズの定番デザインで、上品なムードを漂わせたいときに最適。ドクターマーチンのブローグシューズは、イエローステッチを施すことでブランドのエッセンスを感じられる風貌に。品のあるブローグのレザーアッパーに、カジュアルなステッチのアクセントを効かせた一足は、周りと差を付けたい人に最適。

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4.REEDER 5 タイ シューズ

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via:drmartens

カジュアルなシューズを求めている人には、こちらのシューズをレコメンド。ドクターマーチンのカジュアルカテゴリーから登場したニューモデルで、アッパーには耐久性の高いリップストップと、スプリットレザーに美しい幾何学模様プリントでPU仕上げを施したアジャックスを採用。これまで紹介したレザーアッパーのモデルとは異なり、スポーティな雰囲気を醸す。アイレットのデザインが異なっているのも見逃せないディテールだ。溝のデザインが特徴的なソールは、頑丈で耐久性とクッション性にも優れている。すべてをホワイトカラーでまとめているので、春夏の足元の抜け感づくりにもうってつけ。



5.JJJJOUND × Dr.Martens Archie II "Brown"

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カナダ モントリオール発のクリエイティブスタジオ「JJJJOUND(ジョウンド)」とのコラボシューズ。定番の3ホールよりもつま先をシャープに仕上げた「アーチーⅡ」がベースとなっている。ジョウンドらしくミニマルなデザインや落ち着いたカラーが特徴。オリジナルのデザインを大幅には変えず、アッパーの素材とシューレースとステッチのカラーリングを変更したうえで、ハトメにさりげなくブランドタグを配してインソールには両者のブランドロゴをセット。ドクターマーチンの唯一の英国工場で製作された希少なコラボモデルだ。

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6.Stussy × Dr.Martens Bailey 3 "Black/Leopard"

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ドクターマーチンの中でも高い人気を誇るクリーパーシューズをベースにした「ステューシー」とのコラボ作。高級感のあるシボのレザーアッパーに、甲の部分にはヘアオンのレオパード柄をオン。程よい主張がスタイリングのポイントとして活躍する。定番モデルに比べてやや厚みのあるソールを使用しているので、脚長効果も期待大。シューズには珍しくヒールループが付いており、バックスタイルも華やかに。

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7.nanamica × Dr.Martens Louis Slip On Shoe "Black"

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「ユーティリティ」と「スポーツ」をキーワードにファッション性と機能性を融合したアイテムを展開する「nanamica(ナナミカ)」とのコラボ。以前展開し、人気を博していたスリッポンシューズ「ルイス」をベースに、象徴的なイエローステッチをナナミカのテーマカラーであるブルーにチェンジ。踵部分のヒールループもブルーのアクセントを加え、ナナミカらしい涼し気なレザーシューズに仕上がった。

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8.Supreme × UNDERCOVER × Dr. Martens Public Enemy 3 Eye Shoe "Multi"

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壮大な宇宙のプリントを施した3ホールは、「シュプリーム」と「アンダーカバー」とタッグを組んだ豪華コラボ作。ヒップホップ界の人気グループ「パブリック・エネミー」の代表アルバム『フィアー・オブ・ア・ブラック・プラネット』のジャケットをアッパーに落とし込み、シュータン、インソールにはブランドロゴをオン。一点投入で即コーデを格上げしてくれる存在感バツグンの一足はゲットしておきたい名作。

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おわりに

たくさんの魅力を備えたドクターマーチンのシューズ。ブーツに目がいきがちなブランドだが、シューズでしか味わえない魅力やメリットも多い。今回紹介した通り、合わせやすい定番モデル以外にもスタイリングのポイントになるコラボモデルも展開されている。ぜひ、この機会にドクターマーチンのシューズをチェックしてみてほしい。

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