N-3Bで寒い季節の装いを格上げ。おすすめ8選とコーデを紹介｜コラムについて
真冬のファッションの定番といえば、ミリタリーアウターの代表格「N-3B」だ。アメリカ空軍のフライトジャケットが元祖であるだけに、防寒性や機能性が高い。ブラック系・カーキ系のN-3Bを中心に、おすすめアイテムと着こなしのポイントを紹介する。
【ブラック系】おすすめのN-3B
極寒地仕様のフライトジャケットとして誕生した「N-3B」は、機能性に優れた防寒服だ。時代とともに改良が重ねられ、現代はファッションアイテムの一つとして多くの人に支持されている。 ブラック系のN-3Bは、どんなコーデにもマッチしやすく、汚れが目立ちにくい。各ブランドのおすすめアイテムをチェックしよう。
ウォッシュド加工のデニムコート
NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド) ウォッシュド デニム N-3B コート "ブラック"
日本生まれのストリートブランド「ネイバーフッド」は、骨太で男らしいスタイルを好む人に支持されている。モーターサイクル・ミリタリー・アウトドア・トラッドなどの要素を取り入れたアイテムが中心で、ファンの年代層は幅広い。 11ozムラ糸デニムを使用した本アイテムは、ウォッシュド加工を施しているのが大きな特徴だ。 濃淡の強弱やしわ加工がヴィンテージな雰囲気を出しており、大人のアメカジファッションにぴったりである。フードの裏地には、防寒性の高いボアが採用されているのも魅力だ。
スニダンで詳細を見るフロントのロゴに視線が集中
Supreme(シュプリーム) アーク ロゴ N-3B パーカー "ブラック"
ニューヨーク生まれの「シュプリーム」は、ストリートファッションをけん引する人気のファッションブランドだ。創業当時はスケートショップだったが、徐々にセレクト商品・オリジナル商品を取り扱うようになった。 スケートカルチャーを取り入れた独特のデザインは唯一無二で、スケーターはもちろん、デザイナーやミュージシャン、アーティストにもファンが多い。 アーク ロゴ N-3B パーカーは、フロントにロゴが大きくプリントされた一着。フラップポケット・スラッシュポケット・シガレットポケットがあり、利便性が高い。
スニダンで詳細を見る機能性とデザイン性を両立
シュプリーム ロゴ テープ N-3B パーカー "ブラック"
シュプリームのロゴ テープ N-3B パーカーは、ロゴテープを格子状に配置したユニークなデザインが特徴。ライニングカラーは視認性の高いレスキューオレンジで、遭難時・災害時は裏返して着用できる。 ミリタリースペックだがファッション性が高く、タウンユースもしやすい。素材はつややかなサテンナイロンで、フード部分には暖かいボアを採用。左袖には、ペン差しとジッパー付きのシガレットポケットを備えている。
スニダンで詳細を見る【カーキ系】おすすめのN-3B
カーキは、強めのミリタリーテイストが好きな人に人気のカラー。さまざまなブランドがカーキ系のN-3Bをリリースしているため、デザインや機能性を比べてみよう。シティライクに着こなすなら、合わせる小物にもこだわりたい。
濃淡の異なるカーキでグラデーション
Nike(ナイキ) N-3B リバーシブル 中綿ファーフィッシュテールコート "カーキ"
ナイキは、アメリカ・オレゴン州に本社がある世界的ブランドで、スポーツシューズやアパレルを中心に展開している。 N-3B リバーシブル 中綿ファーフィッシュテールコートは、淡めのカーキと濃いめのカーキのリバーシブルタイプ。フード・袖・背面のロゴは濃いめのカーキで、全体的に落ち着いた印象に仕上がっている。 二重構造のマイクロファイバーフリース「THERMA-FIT(サーマフィット)」を採用しているため、軽い上に暖かいのも魅力だ。
スニダンで詳細を見るベーシックなオリーブカラー
WIND AND SEA(ウィン ダン シー) ミリタリー サープラス N-3B ジャケット "オリーブ ドラブ"
ウィン ダン シーは、スタイリストやカメラマンなどの経歴を持つ、熊谷隆志氏が手がけるファッションブランド。 アメリカのヴィンテージ古着を扱うセレクトショップからスタートし、現在はストリートテイストのオリジナルアイテムを展開している。 ミリタリー サープラス N-3B ジャケットは、シンプルなオリーブ系カラーのジャケットで、アウトドアからタウンまで幅広く使えるのが魅力。背面にホワイトでプリントされた「WIND AND SEA」の文字が存在感を放つ。
スニダンで詳細を見る背面のデザインに注目
シュプリーム HYSTERIC GLAMOUR(ヒステリックグラマー) N-3B パーカー "ワーク グリーン"
ヒステリックグラマーは、北村信彦氏が1984年に創設したファッションブランドで、アメリカンカジュアルに1960～80年代のロックやアート、サブカルチャーのエッセンスを加えたリアルクローズを展開している。 ヒステリックグラマー N-3B パーカーは、シュプリームとヒステリックグラマーのコラボアイテムで、フロントにはカラフルなワッペン、バックにはシュプリームのグラフィックとヒステリックグラマーを象徴するガールを施し、インパクトのある佇まいに仕上げている。
スニダンで詳細を見る【その他】おすすめのN-3B
定番色であるブラック・カーキはコーデしやすいものの、人と色がかぶってしまうことも珍しくない。「他人と差をつけたい」「ファッショナブルなアウターが好み」という人は、ブラック・カーキ以外のN-3Bを選ぶのも一つの手だ。
釣り仕様のフライトジャケット
DAIWA PIER39(ダイワピア39) テック リバーシブル N-3B "ライト ベージュ"
ダイワピア39は、釣り具の総合メーカー「DAIWA(ダイワ)」が手がけるアパレルラインで、釣りから生まれたリアルクローズを展開している。 テック リバーシブル N-3Bは、フライトジャケットとフィッシングジャケットの二つの機能を持つ一着だ。シガレットポケットは着脱可能で、裏面の胸にも付けられる。 高密度なリサイクルナイロン生地「ヘヴィナイロンツイル」を使用し、独特の光沢感としっかりとした厚みを感じられる仕上がりだ。淡いベージュカラーは、軽やかでどんな服にもなじみやすい。
スニダンで詳細を見るモノグラムのデザインが目を引く
シュプリーム / Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン) ジャカード デニム N-38 パーカー "ブルー"
ルイ・ヴィトンは、フランスのスーツケース職人であるルイ・ヴィトンが創設したファッションブランド。革製品・ウエア・アクセサリー・インテリアなどを幅広く手掛けており、世界中に多くのファンを持つ。 ジャカード デニム N-38 パーカーは、シュプリームとルイ・ヴィトンのコラボアイテムで、鮮やかなブルーのデニム生地に、両ブランドのロゴが入った「モノグラム」をデザインしている。 フードには厚みのあるファーが付いており、防寒性が高い。ラグジュアリーなルックで、冬のおしゃれが一層楽しくなるはずだ。
スニダンで詳細を見るN-3Bをスマートに。コーデのコツをチェック
N-3Bは、極寒環境での活動を目的としたミリタリーアウターであるだけに、タウンユースではコーデが重要になる。合わせるボトムス・小物によって印象が大きく変わるので、クールに着こなすためのコツを押さえておこう。
タイトなボトムスですっきりと
極寒地用に作られたN-3Bは、防寒性が高く、熱を逃さない工夫が施されている。一般的な冬用アウターよりも肉厚で耐久性があり、全体的にボリュームが出やすいのが特徴。 上半身と下半身の両方にボリュームを持たせると、人によっては着膨れして見えるため、細身のボトムスですっきりとまとめるのがおすすめ。例えば、黒のスキニーパンツを組み合わせれば、都会的な印象になる。 カーキ系のN-3Bなら、デニムがイチオシ。細身のデニムならスタイリッシュに、ゆったりめのデニムならストリートテイストに仕上がる。
合わせるアイテムはシンプルに
N-3Bは防寒性に優れているため、インナーは多少薄手でも問題ない。ミリタリー感を抑えたい人は、前のチャックを閉めずにインナーをのぞかせるのがおすすめだ。スエットやワークシャツ、チェック柄のネルシャツなど、組み合わせによって印象は大きく変わる。 N-3Bを主役にするなら、インナーとボトムスはシンプルにするのがポイント。ただし、ありきたりにならないように、帽子やサングラス、ブーツなどの小物で自分らしさを表現しよう。ダークカラーのショートブーツはもちろん、白スニーカーとの相性も抜群だ。
おわりに
N-3Bは、アメリカ空軍のために作られたフライトジャケットだが、今や真冬のファッションには欠かせないアイテムとなっている。機能性が優れているため、「冬はN-3Bが手放せない」というファッショニスタは少なくない。 ヘビーで男っぽい印象があるミリタリーアウターだが、デザインや色、他アイテムとのコーデによって、雰囲気はがらりと変わる。さまざまなブランドからN-3Bがリリースされているので、ぜひチェックしてみよう。
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