「FORSOMEONE × UMBRO」コラボカプセルコレクションがリリース!HYPE DROP新宿店でも、9/23(土)からPOP-UP STOREを開催

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「FORSOMEONE × UMBRO」コラボカプセルコレクションがリリース!HYPE DROP新宿店でも、9/23(土)からPOP-UP STOREを開催について

2023/9/23(土)より発売される、イギリス・マンチェスター生まれのフットボールブランド「UMBRO」と日本のファッションブランド「FORSOMEONE」のコラボカプセルコレクション。HYPE DROP新宿店でも、POP-UP STOREを開催予定だ。そこで今回は「FORSOMEONE」のディレクター・小川 哲史さんに話を聞いた。

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今回インタビューした人

株式会社LDHアパレル 代表取締役CEO

小川 哲史さん

(株)LDHアパレルの代表であり、LDH JAPAN所属アーティストを中心としたステージ衣装やミュージックビデオ、映画、舞台などの衣装ディレクター兼デザイナーとしても活動し、2018年に「FORSOMEONE」を立ち上げる。青年期より欧米の服飾文化や音楽・ストリートカルチャーに傾倒し、グラフィックデザインや建築設計などを経て、独学で服飾デザインを学び、国内外ブランドの企画に従事する。20代中盤よりアーティスト「EXILE」の衣装デザイナーとして活動を始める。その後、LDH JAPANの衣装部門を統括し、子会社のLDHアパレルの代表に就任し、エンターテイメントと連動した独自のファッション事業を展開する。

ブランド名に込めたのは「誰かのために」という思い

ーまず「FORSOMEONE」というブランドと、その誕生のきっかけについて教えてください。

小川 哲史:「FORSOMEONE」は、2018年のFWシーズン設立のブランドです。僕は長年LDH JAPAN所属アーティストのステージ衣装をデザイン制作させていただいてますが、彼らはかなり激しいパフォーマンスをするので、機能性や運動性を保ちつつ、アーティストとしてのカッコよさも追求しないといけない。そういった理由でパターンメイキングなど、かなり追求してきた部分があるんです。そんな要素を「既成の洋服に落とし込んでみたいな」って思いが自分の中に元々あったんですけど、とあるタイミングで周りからも「そういう服、いいじゃないですか」と言ってもらって。それで自分のブランドとしてスタートさせました。

ーブランド名「FORSOMEONE」の意味を伺えますか?

小川 哲史:そこには「誰かのために」という意味が込められてます。僕はこれまでずっとアーティストの衣装作りをやってきたので「自分が着たいもの」というより、彼らの「こうありたい」といった思いや、(MVや映画の衣装の場合は)監督の「こう見せたい」といった思いに沿ってものを作ってたんです。なので、そのマインドを体現するブランド名を選びました。

ーありがとうございます。では、ブランドのコンセプトについて教えてください。

小川 哲史:「NEW LEGACY(ニュー レガシー)」をテーマに掲げています。僕は元からヴィンテージが好きで、ヴィンテージアーカイブがデザインのベースになってるんです。そこに、いかにこれまでの衣装作りで培ったテクニックを加えて「新しいものに再構築するか?」とずっと考えてやってきたので、そういった意味合いのブランドコンセプトにしています。

ー直近ですと、ヴィンテージのTシャツをテーマに「SAINT Mxxxxxx(セントマイケル)」さんとコラボされてますよね。あと、コレクションを拝見していると、Gジャンだったりミリタリーの要素を含んだアイテムが見受けられます。その辺りもお好きなんですか?

小川 哲史:大好きです。やっぱりミリタリーって、軍のために作られる「ファッションではない服」じゃないですか。あとデニムも元々は炭鉱で働く方のワークウェアだし。他にもスポーツウェアとかいろいろありますけど、そういった「実用的な服」が基本的には好きなんです。

ーご自身でもそういったワークウェアや古着をたくさんお持ちだったりするんですか?

小川 哲史:かなり持ってますね。だいぶ処分しちゃいましたけど。

ーなるほど!ちなみに、いつごろから集めてらっしゃるんですか?

小川 哲史:僕は地元が西立川だから、福生(ふっさ)が近くて。昔、ダンスをやってたころはその辺でずっと踊ってたので、当時は古着屋さんとか米軍の払い下げ品を扱うお店とかで買ってましたね。あとはハーレーにずっと乗ってたんですけど、それを扱うショップにアメリカのブランドも置かれてて。そこで「好きなもののベース」が出来上がったのかもしれません。

ーいま福生のお話も出ましたが、アメカジがお好きなんですね。

小川 哲史:そうですね。ファッションもそうですけど、ダンスに関しても90年代のNYにおけるヒップホップのスタイルから入っていきました。だからアメカジそのものというか「アメリカのサブカルチャー」が好きで、そこからアメリカのファッションも好きになっていったという流れかもしれないですね。

ー各シーズンごとにさまざまなテーマがおありだと思いますが、インスピレーションの源泉についても伺いたいです。

小川 哲史:それはシーズンごとに毎回違ってまして、例えば映画とかの時もあります。

ーその時に見て、特に良かった作品とかですか?

小川 哲史:いや、最近の映画とかではなく、10代のころに好きだった作品とかですね。でもそれを直球で「この作品が今季コレクションの共通テーマ!」と言うことはあんまりないです。例えば映画ではないですが、カート・コヴァーンをテーマにしたシーズンがあったとして、そこにコレクションのすべてを振ってしまうと、単なるグランジファッションの延長みたいになってしまう。なのでそういったものを"要素"として取り入れているかもしれないけど、最終的にはこれまでの衣装作りで培った技術を加えて再構築する。だからスタイリングでなんとなくそういった雰囲気は出しつつも、コレクションとして「グランジだよ」とか「カート・コヴァーンだよ」「◯◯という映画がテーマだよ」とは明言しないようにしています

ー見る人が見れば「あ、アレだ!」と気づくような感じですね。

小川 哲史:そうですね。なんとなく、そう感じてもらうといいのかなと思ってます。あまり、一つのイメージに囚われて作ってるワケではないので。

小川氏を惹きつけた、リアム・ギャラガーのスタイル

ーありがとうございます。ではオフィスからプレスルームに移ってきましたが、改めて2023年のFWシーズンのアイテムについて教えてください。

小川 哲史:「FADE」がテーマになっています。僕はコロナの影響だったりで、最近、人が集まる繁華街ではなく自然のある「外」に出かける機会が増えたんですよね。散歩したり、ランニングしたり。すると東京の風景を見て「荒廃してるところ」と「再開発が盛んなところ」の差が激しくて、だいぶ変わっていってるなと思うようになって。そういうところに"馴染む服"を作ろうと思ったのが、今回の着想の大元です。それで「FADE」という名前にして、退色加工したり、ヴィンテージみたいに経年変化した感じを出すための二次加工に注力したりした、というコレクションですね。

ーHYPE DROPでも取り扱いさせていただく「umbro」とのコラボアイテムについてもお聞きしたいです。まず、このコラボが実現したきっかけについて教えていただけますか?

小川 哲史:このコレクションを考えていた時にUKの音楽を聴いてたってことが、まず一つ。あと僕は90年代ブリットポップの世代なので「Oasis(オアシス)」とか「Blur(ブラー)」とかが大好きだったんですよね。それで(元オアシスの)リアム・ギャラガーのスタイルを見てたときに、当時の彼がよくumbroを着てるのが目についたんです。

ー確かに、リアム・ギャラガーにはそういった印象がありますね。

小川 哲史:それで「umbroいいな」って思ってたんですけど、ウチのメンバーにサッカー好きが多くて。その関係もあってコラボレーションのオファーしたら、ご快諾いただきました。今回、トラックスーツを黒とグレーの2カラー作ったんですけど、グレーの方はリアムが着てたものを当時のカラーウェイから再現してもらいました。

ーいま少しご説明いただきましたが、コラボアイテムそれぞれについて改めて伺えますか?

小川 哲史:まずはトラックスーツですが、これは90年代の「ビッグアンブロ」をベースにデザインしてまして。umbroのロゴを全面に見せたいなと思って、肩口もドルマンスリーブになってます。

2023 F/W CollectionのLOOKより

小川 哲史:あとはサイドのファスナーを開けることで完全にスプリットできるんです。開けるとロゴを正面に持ってくることもできる、というギミックを入れたアイテムですね。

ーこれが黒とグレーの2色ですね?

小川 哲史:そうです。グレーはグラデーションになってまして、下にいくほど濃くなっていくんです。セットアップのパンツもありますが、かなり太めのシルエットが特徴です。

ーちなみに、この膝のところのラインもなにかのギミックですか?

小川 哲史:これはファスナーを開閉することで、ショーツにもなるというギミックですね。「前面だけ開ける」っていうスタイリングも可能で、僕もその穿き方はよくやってます。

ーそしてこちらのレイヤードアイテムが、先ほど伺ったリアム・ギャラガーをイメージしたもの。

2023 F/W CollectionのLOOKより

小川 哲史:そうです。トレーナーっぽい雰囲気があまり好きではなかったので、ずっと「FORSOMEONE」で展開してるレイヤードのシリーズをumbroの素材で作ったものになります。パターンはすべてウチのオリジナルなんですけど。

ーそちらの黒いシャツは?

小川 哲史:これは「10」の数字を反転させたゲームシャツです。反転させると「01」でブランドを表す「ONE」になります。ちなみにこの切り替えパターンはウチのオリジナルで。2023SSで出したアイテムが好評だったので、今回はそれをumbroバージョンで作った感じです。

ーそちらのシルエットもゆったりめですか?

小川 哲史:そうです。洋服ってサイズを上げると着丈も長くなるじゃないですか?アレがすごく嫌いで。ヴィンテージのTシャツとかも、横幅は大きい方がいいので裾をカットオフするんですよ。だからこのアイテムもそんなサイジングで、着丈がちょっと短めになってます。

ーコラボアイテムのおすすめスタイリングってありますか?

小川 哲史:セットアップがおすすめなんですけど、もちろんバラバラに着てもらってもいいし。あとはスポーツアイテムをデニムに合わせてみたり、テーラードジャケットやブルゾンのインナーにしてみたりしても。

ー例えばですけど、綺麗めのブーツと合わせるとかっていかがですか?

小川 哲史:そういうのもいいですよね。ブーツと太めのデニムを合わせて、トップスをタックインしたりとかね。

ーゲームシャツは着丈が短めとおっしゃってたので、女性が着てもダボダボ過ぎずに着られそうですね。

小川 哲史:可愛いと思います。イギリスとかだとサッカーのユニフォームを普段の洋服に合わせたりしてる人もよく見かけるので、ぜひそういうイメージで着て欲しいですね。

「FORSOMEONE × umbro」コラボカプセルコレクション

「FORSOMEONE x umbro UNIFORM "BLACK"」
左「FORSOMEONE × umbro TRACK TOP "BLACK"」 右「FORSOMEONE x umbro TRACK TOP "GREY"」
左「FORSOMEONE x umbro TRACK PANTS "BLACK"」 右「FORSOMEONE x umbro TRACK PANTS "GREY"」
左「FORSOMEONE x umbro OVERSIZED LT "BLACK"」 右「FORSOMEONE x umbro OVERSIZED LT "GREY"」
左「FORSOMEONE x umbro GYM CAP "BLACK"」 右「FORSOMEONE x umbro BUCKET HAT "BLACK"」

POP-UP STOREの詳細

HYPE DROPアプリにて、「FORSOMEONE × umbro」のアイテム販売を9/23(土)20:00からスタート&HYPE DROP実店舗にて、以下の日程でPOP-UP STOREを開催。

日時:2023/9/23(土)〜29(金) 11:00~20:00
場所:HYPE DROP/東京都新宿区歌舞伎町1丁目1−17 エキニア新宿 1階

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