【遊戯王OCG】環境の最強デッキレシピランキング|最新Tier表について
『遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』(遊戯王OCG)の、現環境における最強デッキランキングをTier表で掲載しています。各デッキの特徴を解説しているので、デッキ作成時や対策を練る際の参考にしてください。
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Tierの判断基準
公認・非公認を問わず、各大会におけるデッキの採用率や入賞数といったデータを元に、編集部で判断したものになります。
Tier 1 |
現在の対戦環境における最強クラス。 強さ・注目度・使用率が高く、勝ちを狙えるデッキ帯。 |
Tier 2 |
Tier1のデッキには一歩劣るが、強力かつ使用率も高いデッキ帯。 新たな組み合わせが開発されれば、いつTire1に上がってもおかしくない。 |
Tier 3 |
上記2つと比べると使用率は劣るが、大会環境で見かけることがある強力なデッキ帯。 特徴を知らなければ足元をすくわれることもある、ダークホース的立ち位置。 |
現在の環境についての考察(2023年3月22日時点)
《ティアラメンツ》が環境トップになったことにより、それに有利な《深淵の獣》に関連するデッキが増加した。
『CYBERSTORM ACCESS』に収録されたカードを取り入れて強化を受けた《スプライト》、《深淵の獣》、《エクソシスター》、《ピュアリィ》、《超重武者》などのテーマが大会で活躍している。
強力な妨害効果を持つモンスターや耐性効果を持つモンスターによる制圧を得意とするデッキが環境に多いので、《壊獣》や「原始生命態二ビル」などの妨害を受けず、耐性を無視して除去できるカードは非常に環境に適していると言える。
環境デッキランキング早見表
Tier別デッキリスト
Tier1のデッキリストと解説
《鉄獣スプライト》デッキ
- カード一枚からの展開手段が多く、サーチ手段も豊富のため、高い安定感を持つ
- 主流な妨害手段への対応力が高く、さらに多様な妨害手段を準備できる
- しかし採用している2つのテーマそれぞれが、互いの行動への制限を課す、上級者向けのデッキ
《鉄獣スプライト》のデッキレシピ
《シンクロ深淵の獣》デッキ
- 光・闇属性モンスターを多用する「墓地利用テーマ」に対して、非常に強く立ち回れる
- 《深淵の獣》と非常に相性の良い「混沌魔龍 カオス・ルーラー」を採用可能なので、大型シンクロモンスターを並べて盤面を制圧できる
- 展開の手数が多くリソース回収手段も多いので、立ち回りが安定している
《イシズティアラシャドール》デッキ
- 《イシズ》のカードを墓地へ送る効果により《ティアラメンツ》《シャドール》の「墓地へ送られた時の効果」を発動させ、強力な融合モンスターや罠を準備して戦う
- 状況により、コントロールとデッキデスの二つの勝利手段をとることができる
- しかし、墓地に送るカードはランダムなため狙った効果の発動はできず、対応力が求められる
《イシズティアラシャドール》のデッキレシピ
Tier2のデッキリストと解説
《神碑》(ルーン)デッキ
- 遊戯王では珍しい「デッキデス」により勝利を得るデッキ
- 速攻魔法や強力な妨害効果を持つモンスターを使用し、相手の動きを阻害する
- 「神碑の泉」の効果で大量ドローを繰り返せるため、常にリソースを確保可能
《神碑(ルーン)》のデッキレシピ
《エクソシスター》デッキ
安定感 |
爆発力 |
対応力 |
使い勝手 |
△〜○ |
○ |
◎ |
△〜○ |
- モンスターは二人一組の「ペア」となっており、相方がフィールドにいる場合に追加効果が発動する
- 相手のカードを除外しつつ、相手の墓地への干渉や墓地効果の発動に対して牽制を行う
- 主要カードがサーチ・展開手段を兼ね備えているため、必須カードの枚数を少なくすることで、環境に即した対策カードを採用できる
《エクソシスター》のデッキレシピ
《烙印深淵の獣》デッキ
- 光・闇属性モンスターを多用する「墓地利用テーマ」に対して、非常に強く立ち回ることができる
- 《烙印》魔法・罠によって、強力な融合モンスターの召喚とリソース回収を行い、手札を切らさず戦えるのが魅力
- しかし相手のデッキに依存する一面があり、その場での判断力が求められる
- 融合軸がメインだが、新規カードの登場でシンクロ召喚のルートも取れるようになり、手数が広がった
《ラビュリンス》デッキ
- 罠の準備を補助する効果から、罠が発動できた時に追撃を行う効果まであり、相手を追い詰めることが可能
- 《ラビュリンス》専用の通常罠カードも強力だが、一般の通常罠カードも利用可能なため、対戦環境に合わせてさまざまな戦法を採用・準備できる
- 相手のデッキを確認してから罠を準備できるが、対するデッキへの理解度によって勝率が左右される
《ラビュリンス》のデッキレシピ
《ピュアリィ》デッキ
- エクシーズ召喚をメインとしたテーマで、《ピュアリィ》専用の速攻魔法をエクシーズ素材にした強力なモンスターで戦う。
- 《ピュアリィ》専用の速攻魔法カード1枚から動くことができるので、安定感が非常に高い。
- 展開のルートが多いので、多少の妨害では止まらない。しかし、手札消費が激しいため、一度盤面を返された際の立て直しが難しい。
Tier3のデッキリストと解説
《蟲惑魔》デッキ
- 「落とし穴」「ホール」罠カードの多様な展開・妨害手段が強力で、サーチ手段も豊富
- 展開力もあり、大型のエクシーズ・リンクモンスターも活用可能
- デッキ自体は扱い安いが、環境に即した「落とし穴」「ホール」カードの選択と、その他カードとの採用枚数調整が重要であり、デッキ作成時に環境への知見を求められる
《蟲惑魔》のデッキレシピ
《ふわんだりぃず》デッキ
- 特殊召喚を使わない、通常召喚・アドバンス召喚による展開が主体で、相手のターンにも召喚ができるのが特徴/li>
- 手札を補充可能な能力のおかげで、リソースが尽きにくい
- 特殊召喚制限や墓地除外に強い耐性があるため、それらを制約する「強欲で謙虚な壺」や「ディメンション・アトラクター」などの強力なカードを採用できる
《ふわんだりぃず》のデッキレシピ
《リチュアスプライト》デッキ
- カード一枚から展開可能なパターンが多く、サーチ手段も豊富なため、安定感は高い
- リソース回復手段が多いため、いったん崩されても立て直しが容易で扱いやすい
- ただし儀式召喚にライフコストを要求されるので、ライフの支払いすぎには注意
《リチュアスプライト》のデッキレシピ
《クシャトリラ》デッキ
- 「相手のカードを裏側表示で除外」の効果で再利用を許さない、強力な除去手段を持つ
- 相手のフィールドを使用不能にしつつ、EXデッキも除外するコンボが非常に強力で、デッキタイプによってはそのまま勝利も可能
- コンボに必須となるカードが少ないため、空いた枠に対策カードを多く採用できる
《クシャトリラ》のデッキレシピ
《60GS》デッキ
- 《妖精伝姫》《深淵の獣》《P.U.N.K》《サンダー・ドラゴン》《勇者》《ネメシス》など、強力な効果を持つテーマをギミック単位でかけ合わせ、それぞれの相性の良さを活かして展開
- 採用するテーマによってデッキの方向性がガラリと変わり、複数の妨害効果による制圧&盤面除去に特化したワンキル狙いなど、展開手法は多種多様
- しかし、良くも悪くも引いたカードで展開パターンが変化するため、判断力とデッキへの理解度が重要
《超重武者》デッキ
- デッキのほとんどのカードがモンスターで構築されている「フルモンスター」と呼ばれるデッキタイプ。
- シンクロ、ペンデュラム、リンク召喚を使い、強力な妨害効果を持つ高打点モンスターを展開して戦う。
- 汎用の魔法、罠カードを採用できないが、手札誘発効果を持つモンスターを複数採用できる
《勇者シンクロン》デッキ
- シンクロ召喚のサポートに特化した効果を持つテーマ《シンクロン》モンスターと、一枚のカードから展開が可能なテーマ《勇者》カードを組み合わせたデッキ
- レベル5~12までの幅広いレベルのシンクロモンスターを召喚することで、強力な盤面を形成できる。
- 展開のルートが多いので、多少の妨害では止まらない。しかし、手札消費が激しいため、練習が必要。
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引用元
yugioh-card.com
権利表記
©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI