【遊戯王OCG】11月環境の最強デッキランキング|最新Tier表/おすすめデッキ【2024/11/21更新】について
『遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』(遊戯王OCG)の、現環境における最強デッキランキングをTier表で掲載。各デッキの特徴を解説しているので、デッキ構築や対策についてご参考ください。
現環境のデッキランキング(Tier表)
Tierの判断基準
このTier表は、公認・非公認を問わず、各大会におけるデッキの採用率や入賞数といったデータを元に集計し、編集部で判断したものだ。
Tier 1
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大会の採用率と入賞数が多く、環境最強といわれるデッキ。
このTier帯のデッキに勝てるかで、他のTierも決まる基準になるもの。
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Tier 2
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入賞数は多くないが大会でよく現れるため、上位デッキなどといわれる。
Tier1のデッキよりも、安定性や爆発力には欠けるが理想的な動き方をした時のパワーはTier1デッキにも劣らない。
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Tier 3
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大会での採用率も入賞数も少ないもの。
このTierには発展途上のデッキがあり、新カードの登場によりTier1デッキに上がることもある。
Tier1のデッキには有利だがTier2のデッキには不利だったり、Tier2のデッキには有利だがTier1のデッキには不利だったりと、特定のデッキに有利なものが多い。
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環境について【11/21 更新】
2024年10月26日に「SUPREME DARKNESS」が発売され、新テーマに《ARG☆S》や《マテリアクトル》が登場したほか、既存テーマも大幅に強化された。
大会環境では《ライゼオル》が中心にメタゲームを回っており、「次元障壁」や「月女神の鏃」など対策となるカードをサイドデッキに採用する構築が主流だ。
Tire2以下の環境は変化が目まぐるしく、特に《ブルーアイズ》、《白き森》、《メメント》、《百鬼羅刹》は新弾での強化や対戦での安定性から注目を集めている。
Tier別デッキリスト
Tier1のサンプルデッキリストと解説
ライゼオル
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エクシーズ召喚の展開を主体とし、効果無効や破壊効果を持つ強力なランク4モンスターで制圧するミッドレンジタイプのデッキ。
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状況に合わせた強力なエクシーズモンスターを繰り出せる対応力や、切り札である「ライゼオル・デッドネータ」による高い制圧力が魅力だ。
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エクシーズ召喚に頼った動きが多いため、2体以上のモンスターを出させないなどのエクシーズ召喚を制限する戦法が有効である。
Tier2のデッキリストと解説
M∀LISE
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リンク召喚を得意とするサイバース族を中心としたテーマ。自身のモンスターを除外して展開することが得意で、フィールドを制圧するミッドレンジタイプのデッキ
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展開力が高く、「効果無効」「除去効果」「破壊耐性」のある強力な盤面を形成できる。
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除外ゾーンを使用した展開のため、除外を封じる効果が有効だ。展開ルートも複雑な部分があり、慣れが必要である。
メメント
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自分のモンスターを破壊して展開し、盤面・墓地のカードを活用しながら相手を翻弄するミッドレンジタイプのデッキ。
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展開の手数が非常に多く、多少の妨害は乗り越えられる自力や、切り札である「冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ」の強力な制圧効果が魅力。
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テーマ内のカードほぼ全てが展開に使用するため、どの効果が使用済みで、あと何を使用できるかを把握する必要があり、多少の慣れが必要。
ブルーアイズ
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「青眼の白龍」を主軸に、それらをサポートするカードで構成されたミッドレンジ型のデッキ。
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制圧力の高い大型のドラゴンを複数展開することに長けており、圧倒的な力とかっこいいドラゴンで相手を制圧できる点が魅力。
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展開ルートが確立されているので扱いやすいが、妨害されると致命的なタイミングがあり、対応力及び復帰力は弱い。
ラビュリンス
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相手のデッキに合わせて罠カードを準備し、相手の行動を妨害するコントロール型のデッキタイプ。
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通常罠カードのサーチ手段が豊富で、デッキの型も多いことから対戦環境に合わせて罠や戦法を変えることが可能だ。
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相手のデッキについて理解度が試される玄人向けのデッキであるため、上手く使用するには大会環境での流行りを常に抑えてく必要がある。
百鬼羅刹
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フィールドのエクシーズ素材をコストに展開して戦う、ランク3エクシーズモンスターを主軸としたビートダウンタイプのデッキ
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豊富な展開手段による対応力の高さと、切り札である「百鬼羅刹 巨魁ガボンガ」による展開補助と耐性を無視した除去が非常に強力だ。
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コストにできるエクシーズ素材は相手の物でも可能なので、流行している《ライゼオル》の対策デッキとして強みがある。
Tier3のデッキリストと解説
スネークアイ
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豊富な展開手段で妨害効果を持つモンスターを展開し、相手とのリソース差を広げて隙を狙うテクニカルなミッドレンジタイプのデッキ。
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カード1枚からの豊富な展開手段と自由なデッキスロット、他テーマとのかみ合わせによる手数の多さが強みで、対応力に関しては非常に優れた特性を持つ。
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制限改定により主要カードが軒並み制限となり安定力は下がったが、空いたスロットに《デモンスミス》や《アザミナ》、《白き森》など別テーマカードを採用し、対応力を底上げした型が主流となっている。
天盃龍
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バトル中にシンクロ召喚を行い、攻撃回数を増やすことで相手のライフを削り切る、後攻戦略を得意としたビートダウン型のデッキタイプ。
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少数のカードでテーマの強みを再現できることから、デッキに空きスロットが多くあり、多くの手札誘発と流行のデッキにあった対策カードを採用できる。
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シンクロ召喚による攻撃回数を増やすことが重要なため、シンクロ召喚を制限されることが弱点である。また、流行りの《ライゼオル》を対策する「次元障壁」がこのデッキへの対策ともなっているので、現在は逆風状態である。
粛声
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「粛清の祈り手ロー」を軸に、儀式モンスターである「粛声なる守護者ローガーディアン」や「古聖戴サウラヴィス」で相手の行動を妨害して戦うミッドレンジタイプのデッキ。
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爆発力は低いが、EXデッキに依存せず、メインデッキのカードだけで動きが完結しており、初動カードも多いことから非常に扱いやすいデッキだ。
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デッキスロットに空きが多い点をいかし、環境に合わせたカードを選択することが、このデッキで大会を勝ち進むために重要なポイントだ。
白き森アザミナ
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手札やフィールドの魔法・罠カードをコストに盤面を展開する《白き森》と、「罪宝」カードで強力な融合モンスターを展開する《アザミナ》2つのテーマを主軸にした混成デッキ。
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使い所が難しい魔法・罠カードをコストとしても使用できることから、強力な魔法・罠カードを無理なく採用できる点が強み。
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テーマ同士でのサーチが多く、コンパクトなギミックで収まることから、他テーマを取り込めることも魅力だ。
神碑
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相手の展開を制限する永続魔法や永続罠を使用しながら「インスペクト・ボーダー」で耐えしのぎ、相手のデッキを除外してデッキ破壊を狙うコントロール型のデッキタイプ。
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相手の墓地利用を許さず、「神碑の泉」の効果で大量ドローを繰り返すことで、アドバンテージ差を大きく広げ勝利を目指します。
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強力な永続罠カードが次々と規制を受けているが、まだまだ豊富な妨害手段を採用でき、条件次第で相手を完封できてしまう点が魅力だ。
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引用元
権利表記
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