【スニダン独自データ】ジョーダンシリーズの人気全貌を明らかに。ネクストブレイク予想のモデルとは?

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【スニダン独自データ】ジョーダンシリーズの人気全貌を明らかに。ネクストブレイク予想のモデルとは?について

日々気になるスニーカー事情を、スニダンの取引データをもとに徹底解剖する企画第二弾。

今回フォーカスするのは、Nike(ナイキ)のAir Jordan(エアジョーダン)シリーズ。Michael Jordan(マイケル・ジョーダン)のシグネイチャーモデルとして、1985年にAir Jordan 1(エアジョーダン1)がリリースされて以降、コートやストリートシーンで支持され続けている同ブランドの看板シリーズだ。

エアジョーダンシリーズの中で、エアジョーダン1が最も人気を得ているのはご想像の通りだが、各シリーズそれぞれの人気順は想像がつくだろうか?

そこで今回、スニダン上で実際に取引されたデータから、その全貌を明らかにしたい。後半には、今回の調査で見えてきた、ネクストブレイクを予感するモデル3つもあわせて紹介するのでお見逃しなく。

前回の「2022年大躍進のニューバランスを紐解く!売買取引・相場から見る最新の動向とは?」はこちら


ジョーダンシリーズ人気の全貌を発表!

※スニダン上で取引されたモデルのみのデータを集計
※集計期間:2022年1月1日〜2022年10月13日まで

全シリーズの人気順(※)を、初めて見るという人も多いのではないだろうか。

不動の一位と言える「エアジョーダン1」に次いで、「エアジョーダン4」「エアジョーダン6」「エアジョーダン3」がランクイン。その他、マイケル・ジョーダンが現役時代に着用していたシリーズが、ランキングの上位を占める結果となった。

この結果は、当時マイケル・ジョーダンの活躍に魅せられたファン層やスニーカーヘッズ達がコレクションとして購入していることや、当時のデザインながら現在のファッションにも合わせやすいということが要因だと考えられる。

続けて人気順のトップ10に絞り、シリーズの解説も交えながら、各シリーズのどのモデルが人気なのか一挙に紹介していこう。

■第10位:エアジョーダン13

取引数 No.1
エアジョーダン13 "デルソル"

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エアジョーダン13を解説

「マイケル・ジョーダン」の異名「ブラックパンサー(黒豹)」からインスパイアされたエアジョーダン13。アッパーのステッチパターンや、肉球を思わせるデザインのアウトソールなど、黒豹をイメージしたディテールが特徴。引退シーズンの"The Last Dance"(ザ ラスト ダンス)で着用していたことから、メモリアルモデルとして人気を博している。

発売年1997年
デザイナーティンカー・ハットフィールド
取引数 No.2
"ネイビー"
取引数 No.3
"コート パープル"
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■第9位:エアジョーダン7

取引数 No.1
パリ・サンジェルマン × ナイキ エアジョーダン7

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エアジョーダン7を解説

「エアジョーダン7」は、「NBA・オリンピック優勝」という"2つのタイトル"を獲得した年に着用していたシリーズ。この、「マイケル・ジョーダン」の活躍から、同シリーズは"ナイキ バスケットボールシューズライン"から独立することに。"バルセロナ五輪"の背番号入りのモデルは、一般向けにも発売されたことで話題を集めた。

発売年1992年
デザイナーティンカー・ハットフィールド
取引数 No.2
"シトラス"
取引数 No.3
"サファイア"
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■第8位:エアジョーダン12

取引数 No.1
エアジョーダン12 "プレイオフ"

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エアジョーダン12を解説

「エアジョーダン12」はジョーダンブランドが設立されてから初めて登場した1足。シリーズ史上最高の耐久性を誇っており、フルレングスのZoom Air(ズームエア)や強固なサポートパーツで、機能性・耐久性共に優れた1足として知られている。斬新な放射状のデザインから、ストリートでの支持は低かったものの、その機能性から数多くのプレーヤーに支持された。

発売年1996年
デザイナーティンカー・ハットフィールド
取引数 No.2
ゴルフ "タクシー"
取引数 No.3
"ロイヤリティ"
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■第7位:エアジョーダン11

取引数 No.1
エアジョーダン11 "クールグレー"

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エアジョーダン11を解説

「マイケル・ジョーダン」の「フォーマルシューズのようなバッシュが欲しい」という要望からデザインされたエアジョーダン11。「ティンカー・ハットフィールド」はこの難題に、艶感のある"パテントレザー"を採用することで、コート上で輝く"ドレスアップしたスタイル"を完成させた。本シリーズは特に、「マイケル・ジョーダン」がNBAへ電撃復帰した年に着用していたことから、母国のアメリカで人気を誇っている。

発売年1995年
デザイナーティンカー・ハットフィールド
取引数 No.2
"72-10"
取引数 No.3
"ジュビリー"
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■第6位:エアジョーダン2

取引数 No.1
ユニオン × ナイキ エアジョーダン2 "グレー フォグ"

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エアジョーダン2を解説

ナイキが注力する今期大注目の「エアジョーダン2」。1986年に発売されたオリジナルモデルが、"高品質なレザー"を使いイタリアで製造されていたことから、洗練されたエレガンスなフォルムが特徴。今年、オリジナルカラーの"Chicago"(シカゴ)が復刻する噂もあり、市場はさらなる盛り上がりを見せること間違いないだろう。

発売年1986年
デザイナーピーター・ムーア / ブルース・キルゴア
取引数 No.2
A Ma Maniereコラボ
"エアネス"
取引数 No.3
UNIONコラボ
"ラタン"
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■第5位:エアジョーダン5

取引数 No.1
エア ジョーダン 5 "レーサー ブルー"

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エアジョーダン5を解説

全米にジョーダンシリーズを認知させた、歴史的傑作と名高い「エアジョーダン5」。大ブームを巻き起こした本シリーズは、「アメリカの戦闘機P-51マスタング」をデザインソースに選択し、マイケル・ジョーダンの"躍動感と力強さ"を表現した。国内では、人気バスケットボール漫画「スラムダンク」で、流川楓が着用していたモデルとしても人気を博している。

発売年1990年
デザイナーティンカー・ハットフィールド
取引数 No.2
CLOTコラボ
"ジェイド 5 ロー"
取引数 No.3
"トロブラボー"
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■第4位:エアジョーダン3

取引数 No.1
エアジョーダン 3 "カーディナル レッド"

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エアジョーダン3を解説

「ティンカー・ハットフィールド」が初めて手掛けたジョーダンシリーズとして有名な「エアジョーダン3」。Air Max(エアマックス)シリーズの代名詞であるVisible Air(ビジブルエア)を搭載し、「Jump Man(ジャンプマン)」が初めてデザインされるなど、機能・デザインの両方で革命を起こした。これ以降、ビジブルエアやジャンプマンは、後のシリーズに受け継がれ大きな影響を与えることとなる。

発売年1988年
デザイナーティンカー・ハットフィールド
取引数 No.2
"ファイアレッド"
取引数 No.3
FRAGMENTコラボ
"ホワイト/ブラック"
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■第3位:エアジョーダン6

取引数 No.1
エアジョーダン 6 "UNC"

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エアジョーダン6を解説

素足感覚を求めた「マイケル・ジョーダン」のリクエストによって誕生した「エアジョーダン6」は、NBA「シカゴ・ブルズ」で、初優勝を達成したシーズンに着用していた記念すべき1足。デザインは、ドイツ製スポーツカーからインスピレーションを受けており、ヒールタブや滑らかなシルエットが特徴。本モデルも「エアジョーダン5」同様に、人気バスケットボール漫画「スラムダンク」で登場しており、主人公「桜木花道」が着用していたモデルとして人気を博している。

発売年1991年
デザイナーティンカー・ハットフィールド
取引数 No.2
"カーマイン"
取引数 No.3
Travis Scottコラボ
"ブリティッシュカーキ"
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■第2位:エアジョーダン4

取引数 No.1
エアジョーダン4 "レッド サンダー/クリムゾン"

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エアジョーダン4を解説

1980年当時、革新的なプラスチックやメッシュ素材を採用してデザインされた「エアジョーダン4」。前2作の売り上げがいまいちだったため、同シリーズの存亡をかけて発表されたが、目新しいデザインや「SPIKE LEE(スパイク・リー)」が担当したプロモーションビデオによって、爆発的な人気を集めた。現在はリリースの度、常に争奪戦が繰り広げられている。

発売年1989年
デザイナーティンカー・ハットフィールド
取引数 No.2
"ミリタリー ブラック"
取引数 No.3
"ツアーイエロー"
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■第1位:エアジョーダン1

取引数 No.1
エアジョーダン 1 "ダークマリーナブルー"

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エアジョーダン1を解説

1985年に「マイケル・ジョーダン」の1stシグネイチャーモデルとして誕生した「エアジョーダン1」。NBAのユニフォームポリシーに違反する、"センセーショナルなデビュー"を飾ってから30年以上の歳月が経った現在でも、毎シーズンスニーカーヘッズを唸らせ続けている。今後も、OGモデルの復刻や様々なコラボレーションで、スニーカーシーンを熱狂させるだろう。

発売年1985年
デザイナーピーター・ムーア
取引数 No.2
"パテント ブレッド"
取引数 No.3
"オメガ"
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こうして、各人気シリーズの取引数上位3モデルを見ると、全世界で名作と称されているモデル・カラーよりも、年内に発売された最新モデルが多くランクインする結果となった。

特に、エアジョーダン1 "ダークマリーナブルー"が取引数1位にランクインしたことから、流行やデザインの他に「値段が落ち着いている」という条件も求められていることが分かる。

そして最後に、本調査によって、今後ブレイクしそうなシリーズが見えてきたので紹介しよう。

人気上昇中!ネクストブレイクを予想!

※スニダン上で取引されたシリーズ別の全世代取引割合の推移
※集計期間:2022年1月1日〜2022年9月31日まで

上のグラフは、エアジョーダンシリーズの人気推移をグラフ化したものだ。

今年に入ってから直近9月末までの全世代取引割合データを調べた結果、「エアジョーダン2」「エアジョーダン8」「エアジョーダン36」の3シリーズが著しく動きを見せていることが分かった。

この結果となった考えられる要因をまとめてみよう。

「エアジョーダン2」

  • 2021〜2022年にかけてのリリース数増加
  • ショップ・ブランドとのコラボレーション頻度が高い
  • OGモデル復刻のリーク情報
  • 2023年発売モデルのリーク情報により注目が集まっている

「エアジョーダン8」

  • 復刻・新作の発売が少ないため、八村塁 × ナイキ エアジョーダン8のリリースにより、注目度が高まった
  • 2023年に30周年記念を迎えるため、新作のリーク情報に注目が集まっている

「エアジョーダン36」

人気上昇中のシリーズTOP3のまとめ

ナイキが毎年注力するモデルの動向やリリース数、コラボレーションなどの要因で注目度が上がり、取引数に直結することが分かった。取引データの数字に顕著に表われていることから、幅広い世代に同シリーズの魅力が再認識されたと言える。

「エアジョーダン2」は、オリジナルカラー"Chicago"(シカゴ)の復刻や、多くのリーク情報が流れているため、今後はより人気順が上昇することが予測できる。

同様に「エアジョーダン8」や「エアジョーダン36」においても、八村塁選手の活躍や他コラボで、今後はさらに上位へランクインする可能性を秘めていると言えるだろう。

まとめ

「エアジョーダン1」以外にも注目を浴びているシリーズは数多く、リリース数やコラボによって順位が大きく変わっていくことも、今後のリーク情報などから予測できるだろう。リリースが控えているスニーカーに注目して、引き続き調査を続けていく。

また、このシリーズの傾向や人気順位が知りたいなど、リクエストがあればコメントも大歓迎だ。第三弾も乞うご期待。


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