アディダスのブランドロゴの意味を知ろう!歴史や由来を紹介|コラムについて
世界的に有名なスポーツブランド"adidas"(アディダス)。
スポーツだけではなく、高級ブランドやデザイナーのコラボなどを通し、ファッションブランドとしても人気を博しているブランドだ。
彼らの特徴の一つがそのロゴ。
ひと目見ただけでアディダスだとわかるロゴをアイコンとし、それを擁したさまざまなプロダクトをリリースしてきた。
今回は、そのアディダスロゴを、歴史とともに解説していこう。
ロゴマークの歴史はここから!ブランド創設期について
画像:創業者 アディ・ダズラー氏(引用:adidas)
アディダスは、1949年、Adi Dassler(アディ・ダズラー)によってドイツで設立。
シューズのフィット感をあげる"3本のバンド"を用いたスポーツ用シューズを主に取り扱っていた。
これは会社創設後の初代ロゴにも刻まれており、当時の主力商品だったことがわかる。
画像:1949年 初代アディダスロゴ(引用:adidas)
現代では、このデザインがアディダスシューズのサイドアッパーに走る3本ライン"スリーストライプス"として昇華され、ブランドのアイコンの一つとなっている。
三本線を使ったロゴと三つ葉ロゴの違いは?
1949年より、すでに設立後70年以上経過しているアディダス。これまで多くのロゴが作成されてきましたが、現在、頻繁に使われているのは2つのロゴだ。
それは、アディダスの代名詞である三本線が山なりとなったパフォーマスロゴと三つ葉を用いたトレフォイルロゴだ。
その2つを、違いと共に見ていこう。
・パフォーマンスロゴ
引用:adidas
ひと目見ただけでアディダスだとわかるこのロゴ。通称パフォーマンスロゴという。
1990年登場当時は、 "アスリートのパフォーマンスを最高に引き出すこと"をコンセプトにしたEquipment(エキップメント)コレクションのロゴとして使われていた。
ロゴを作成したのは、Nike Air Jordan(ナイキ エアジョーダン)シリーズで用いられる"ジャンプマンロゴ"をデザインしたPeter Moore(ピーター・ムーア)。アディダスのアイコンデザイン"スリーストライプス"をモチーフに、未来へ向けてのチャレンジと目標の達成を表している。
この由来を踏襲したかのように、スポーツの世界的な舞台で活躍しているロゴだ。
・トレフォイルロゴ
引用:adidas
2001年から現在に至るまで、アディダスのカジュアルライン"adidas originals"(アディダス オリジナルス)で使われているトレフォイルロゴ。
先ほど紹介した"パフォーマンスロゴ"と違い、三つ葉の形がイラストとして取り入れられ、現代においてアディダスブランドが持つ多様性を表現している。
古代スポーツで勝者に授けられる"月桂(げっけい)樹の冠"を由来としており、 アディダスのカンパニーロゴとして1972年から1995年まで使用されていた。
現在、アディダス定番スニーカーであるStan Smith(スタンスミス)やSuperstar(スーパースター)など多くのモデルを彩っている。
ちなみに・・・
画像:アディダス オリジナルス シュムーフォイル サンダル "ブラック"(引用:adidas)
ちなみに、このトレフォイルロゴを模したコラボロゴとして伝説的スケートボーダーのMark Gonzales(マーク・ゴンザレス)との"シュムーフォイルロゴ"がある。
おばけロゴと呼ばれることもあるこのロゴは、マーク・ゴンザレスの手書きデザインから生まれた。
他にも多くのスペシャルロゴがあるので、自分の所持しているアディダスプロダクトにはどんなロゴが入っているかぜひ確認してみよう。
実際にロゴが使われたスニーカー・Tシャツを紹介!
ここからは、実際にロゴが使われたプロダクトを見ていこう。
スニーカーとアパレルを3点ずつ紹介していこう。
ロゴが使われているスニーカー
■最新テクノロジーを搭載『ウルトラ 4DFWD』
アディダスの定番ロゴ"パフォーマンスロゴ"はこれまで最新テクノロジーを擁したスポーツシューズに多く使われてきた。掲載したUltra 4DFWD(ウルトラ 4DFWD)もその一つだ。
この格子構造のミッドソールを持つ4Dシリーズなど、プロアスリートも愛用する商品に"パフォーマンスロゴ"は使われている。
画像:パフォーマンスロゴが使われたアディダス ウルトラ 4DFWD "フットウェア ホワイト/コア ブラック/ソーラー イエロー"(引用:adidas)
スニダンで「アディダス ウルトラ 4DFWD "フットウェア ホワイト/コア ブラック/ソーラー イエロー"」をもっと見る
■アディダスを象徴する定番スニーカー『スーパースター』
次に紹介するのは、トレフォイルロゴを用いたアディダスの定番スニーカー「Superstar」(スーパースター)。
このスーパースター "ホワイト/ブラック"は、「金ベロ」とも呼ばれるゴールドベースのブラックロゴでよく知られており、トレフォイルロゴがなくてはならない存在となっている。
画像:トレフォイルロゴが使われたアディダス オリジナルス スーパースター(引用:adidas)
スニダンで「アディダス オリジナルス スーパースター "フットウェア ホワイト/コア ブラック"」をもっと見る
■トレフォイルロゴは多くの定番スニーカーに『ガゼル』
先述したスーパースターのように、多くのアディダススニーカーで取り入れられている"トレフォイルロゴ"。定番スニーカーの一つGazelle(ガゼル)にも入っている。
アーカイブプロダクトを復刻したモデルやファッションスニーカーなど、アディダスオリジナルスからリリースされるプロダクトのほとんどにこのロゴが刻まれる。
画像:トレフォイルロゴが使われたアディダス オリジナルス ガゼル "コア ブラック/クラウド ホワイト/ゴールド"(引用:adidas)
スニダンで「アディダス オリジナルス ガゼル "コア ブラック/クラウド ホワイト/ゴールド"」をもっと見る
ロゴが使われているアパレル
■ロゴ登場時のテーマカラーを施した『パレス パフォーマンスロゴ』
ブランドロゴが一番主張されるアイテムと言えば、ロゴTだろう。まず紹介するのは、"パフォーマンスロゴ"を使ったロゴT。
ロゴが世に出た当初のエキップメントコレクションを思わせるグリーンを採用し、コラボパートナーであるPALACE(パレス)の名前がデザインされている。
スニダンで「パレス × アディダス EQT ティー "オフ ホワイト"」をもっと見る
■気品があるカジュアルなアイテム『グッチトレフォイルロゴ』
次に紹介するのは、トレフォイルロゴを用いたGucci(グッチ)とのコラボロゴTだ。
トレフォイルロゴに高級ブランドであるグッチの名前を入れることで、気品があるファッションアイテムとなっている。
スニダンで「グッチ × アディダス コットン ジャージー Tシャツ "ホワイト"」をもっと見る
■胸にワンポイントロゴ『ヒューマンメイド コラボロゴ』
画像左:裏面、画像右:表面
最後に紹介するのは、胸にワンポイントロゴを採用したHuman Made(ヒューマンメイド)とのコラボロゴTシャツだ。
胸には、コラボロゴ、バックプリントにはトロフィーのイラストが使われています。このようにロゴの使い方はさまざまあるので、他のアイテムも要チェック。
スニダンで「ヒューマンメイド × アディダス グラフィック Tシャツ "ネイビー"」をもっと見る
・おわりに
ロゴの歴史やロゴが実際に使われている商品を見ると、改めてアディダスロゴの凄さを感じられる。
見るだけでアディダスだと認識できるロゴ。
これからもアディダスを象徴するデザインとして、さまざまな人に愛されていくだろう。
関連コラム
▶︎アーカイブを継承するアディダスのNMD!特徴やおすすめモデルをチェック!|コラム▶︎アディダスのキャンパスのおすすめ6選!ディテールの特徴も解説!|コラム
▶︎アディダスのガゼルの魅力とは?おすすめも紹介!!|コラム