メンズ向けベイカーパンツのおすすめ9選！着こなしポイントも紹介｜コラムについて
ベイカーパンツはトレンド感があり、気回しやすいボトムスを探している人におすすめなアイテムだ。どのような点が、使いやすいポイントなのか解説する。ベイカーパンツの特徴やおすすめ商品、着こなしのポイントなどもチェックしよう。
ベイカーパンツの特徴
ベイカーパンツは一見シンプルなボトムスに見えるが、他のアイテムにはない特徴がある。名前の由来も変わっているので、併せて覚えておきたい。 ベイカーパンツをおしゃれに着こなすために、どのようなパンツなのか詳しくチェックしていこう。
ワークパンツの一種
ベイカーパンツはワークパンツの仲間で、もともとはミリタリーパンツとして開発された。作業や訓練の際に着用することを想定し、実用性が高い作りにデザインされたボトムスの一種である。 パンツの前側にL字型のポケットが配置されているのが大きな特徴で、後ろ側にはフラップ付きのポケットが付いている。チノパンと同じツイル生地で作られることが多いが、ブランドによって使用する素材は多種多様だ。 パン職人が着用したことから、日本でベイカーパンツと呼ばれるようになったという説がある。しかし、いつどこのパン屋が着用したのかなどの記録はない。 海外では、「ユーティリティーパンツ」や「ファティーグパンツ」と呼ばれるのが一般的だ。
着こなせる幅が広いアイテム
ベイカーパンツは幅広いアイテムと合わせられるため、使いやすいアイテムだ。カーキ・ベージュ・ネイビー・ブラックなどのベーシックカラーの展開が多く、普段のコーデに取り入れやすい。 カーゴパンツとは違って外側にポケットが付いていないため、きれいめに着こなせるところもポイントだ。チノパンのようにシンプルすぎず、程よくトレンド感を出せるバランス感が魅力である。 アクティブに動きたい日に着用する、機能的で動きやすいパンツを探している人にもおすすめだ。
ベーシックカラーのメンズベイカーパンツ
カーキやブラックなど、ベーシックカラーのベイカーパンツは、おしゃれに見えて着回しやすいボトムスを探している人にぴったりだ。 個性的なアイテムが多いワークパンツの中でも、主張が強すぎないアイテムなので、似合わない人がいないと言っても過言ではない。着用する人を選ばない、ベーシックカラーのベイカーパンツを紹介しよう。
The North Face(ザ ノース フェイス) パープル レーベル フィールド ベイカー パンツ "カーキ"
幅広いコーデに合わせやすい、ベーシックなデザインのベイカーパンツだ。1960年代のワークパンツを参考に作られた。ウエストのウェービングベルトで、フィット感を調整できる。 ベルトの先端部に、パープルのブランドタグが付いているところもポイントだ。股下にマチがあるので、動きやすくリラックス感のある穿き心地を楽しめる。 バックポケットはスナップボタン付きだ。腰回りにややゆとりのあるストレートなシルエットである。膝下から裾に向かってやや細くなっていくため、ロールアップして穿きたいときにも決まる。
スニダンで詳細を見るHUMAN MADE(ヒューマンメイド) リラックス ベイカー パンツ "オリーブ ドラブ"
穿き心地の良い、スウェット素材で作られたベイカーパンツ。デイリーやタウンユースなど、幅広いコーデに対応できる。 バックポケットのフラップ部分には、ブランドロゴとコンセプトである「The Future Is In The Past(未来は過去にある)」の文字が刻まれている。細かい部分のディテールにまでこだわっているところが魅力だ。 ヒューマンメイドは、その時代の空気を感じさせるストリートファッションを提案する日本発のブランドである。ヴィンテージアイテムにインスパイアされたファッションアイテムが特徴だ。
スニダンで詳細を見るWIND AND SEA(ウィン ダン シー) SDT ヘリテージ ベイカー Pt "ブラック"
ウィン ダン シーは「純粋に作りたいものを作る」をコンセプトに掲げた日本発のブランド。ストリートテイストのアイテムを中心にラインナップしている。 L字型のフロントポケットの左下に配された、「SEA」のロゴと、やや太めで今どきの着こなしができるシルエットがポイントだ。 存在を主張しすぎないので、きれいめからカジュアルまで対応できる。黒でまとめた、限りなくシンプルなコーデもおすすめである。
スニダンで詳細を見るNEIGHBORHOOD(ネイバーフッド) ワイド ベイカー パンツ "ネイビー"
ワイドなシルエットがトレンドライクなベイカーパンツ。ネイビーカラーできれいめな印象がありつつも、リラックス感のある着こなしもかなうアイテムだ。 トップスはフィットしすぎないサイズを選んで、全体的にゆるくまとめるとこなれ感が出る。春夏らしい明るいカラーと組み合わせて、メリハリを効かせてみよう。 ネイバーフッドは、デザイナーの滝沢伸介氏が立ち上げたブランドだ。アウトドア・ミリタリーなど、デザイナーの趣味が反映された唯一無二のアイテムを展開し、裏原系のブランドとして知られている。
スニダンで詳細を見るGRAMICCI(グラミチ) ウェザー ファティーグ パンツ "ブラック"
高密度な「ストレッチウェザー」を使用しており、優れた耐久性を持つベイカーパンツ。型崩れしにくく高機能な素材であるため、家・街・アウトドアなどシーンを問わず使い勝手が良いところが魅力だ。 トレンド感のあるルーズなシルエットで、裾にはドローコードが取り付けられている。気分や天候に合わせてシルエットに変化を付けよう。 フロントのL字型ポケット以外に、右脇膝上とヒップにファスナー付きのポケットが配されている。収納力に優れているところもポイントだ。
スニダンで詳細を見る爽やかカラーのメンズベイカーパンツ
via：The REAL McCOY'S
ベイカーパンツの中には、春夏にぴったりな爽やかな色味を採用したものも多くある。明るい色味のボトムスは、春夏のコーデに差を付けたい人におすすめだ。 コーデに爽やかさをプラスしてくれるベイカーパンツを紹介する。
The REAL McCOY'S(ザ・リアルマッコイズ) 8HU ライト シャンブレー ユーティリティ トラウザー "ライト ブルー" MP21016
シャンブレーを使用した、春夏におすすめなベイカーパンツだ。シャンブレーは、たて糸とよこ糸に違う色糸を使用し、奥行きのある見え方に仕上げた生地である。 先染めした糸を使用するので、色落ちしにくくきれいな色を長く楽しめるところが魅力だ。 いつものチノパンやデニムから穿き替えるだけで、春夏らしい季節感のある着こなしがかなう。Tシャツやパーカーなどとコーデしてみよう。
スニダンで詳細を見るザ・リアルマッコイズ トラウザー ユーティリティー コットン / USAF セージグリーン "セージ グリーン" MP22103
アメリカ空軍で1950～1960年ごろに採用されていた、ワークパンツをモデルにしたベイカーパンツだ。フロントの開閉部分には、レトロなスナップボタン式を採用している。 シルエットが太めであるため、カジュアルな印象になっている。バランス良く着こなすには、ややきれいめなアイテムとコーデするのがおすすめだ。 ツヤ感のある素材のジャケットや、目の詰まった生地でできたシャツなどとコーデしてみよう。サングラスや帽子などのファッション小物にもこだわり、全体的にカジュアルすぎないようにするとおしゃれ感がアップする。 足元は、パンツの色味に合わせた明るいカラーを持ってくると、脚を長く見せる効果にも期待できる。
スニダンで詳細を見るショートタイプのメンズベイカーパンツ
via：Patagonia
丈を短くしたタイプのベイカーパンツも人気の高いアイテム。ミリタリーウェアや、アウトドアウェアを扱うブランドなどから展開されている。 春夏のコーデにぴったりな、ショートタイプのメンズベイカーパンツを紹介しよう。
WACKO MARIA(ワコマリア) GP-105-ブラックライン-ジャニー-B- / ベイカー ショーツ "グリーン"
クラシカルな雰囲気のあるベイカーパンツのショートタイプ。本格的なディテールを持ちながらも、ブランドらしいデザインに落とし込んだ1枚だ。 バッグポケットの中央部分にある、星のマークがワンポイントである。シンプルで飽きの来ないデザインであるため、長く着用できる。 フロントの開閉部分はヴィンテージのボトムスに多い、ボタンフライタイプが採用されている。
スニダンで詳細を見るPatagonia(パタゴニア) オーガニックコットン コード ユーティリティ ショーツ 6インチ "オアー タン" 57251
コーデュロイ製のベイカーパンツのショートタイプだ。丈夫で肌触りの良い、オーガニックコットンを使用している。窮屈すぎず大きすぎない、レギュラーフィットタイプだ。 重さは約335gと非常に軽量で、快適に過ごせる。自宅でリラックスしたいときや、春夏のアクティビティにおすすめである。 背面のポケットの上にブランドロゴ入りのタグが配置され、さりげないアクセントになっている。バックポケットはスナップボタン付きで、座ったり屈んだりしたときも中に入れた物が落ちない仕様だ。
スニダンで詳細を見るメンズベイカーパンツのおすすめコーデ
via：ARCH ONLINE SHOP
ベイカーパンツはもともとミリタリーウェアとして開発されただけあって、シンプルさの中にも無骨な表情を見せてくれるアイテムだ。どのようなコーデに映えるのか見ていこう。
ジャケットスタイルに抜け感をプラス
ベイカーパンツを使用した、ジャケット×パンツの男らしいコーデ。ジャケットとスラックスの組み合わせでは無難すぎて物足りないと感じたときに、ベイカーパンツを合わせてみよう。 ベイカーパンツは主張が強すぎないため、ジャケットを羽織ったきれいめスタイルに合わせやすい。カジュアルすぎず、スマートな印象で着こなせる。 春夏は足元をロールアップし、爽やかさを演出したコーデもおすすめだ。あえてくるぶしを見せることで抜け感がアップし、おしゃれな印象になる。
春夏の定番アイテムに合わせて気取らない雰囲気に
ベイカーパンツは春夏のワードローブを充実させ、着回し力を高めたいときにぴったりなアイテムである。サマーニットやデニムシャツなど、春夏の定番アイテムとベイカーパンツは好相性だ。 普段着用しているトップスと合わせられるため、着こなしの幅が広がる。シンプルなコーデに程よく力の抜けた雰囲気が加わり、リラックス感のあるおしゃれを楽しめる。 コットンやリネンなどの素材を使用したニット帽や、とっておきのスニーカーと合わせて周囲とのコーデに差を付ける方法もおすすめだ。
柄シャツ・柄Tシャツで涼しく軽快に
丈が短いベイカーパンツのショートタイプは、柄入りのシャツやTシャツなどと合わせると、リゾート感のある着こなしが実現する。 ナイロンジャケットやマウンテンジャケットのような、スポーティーなアイテムとの組み合わせもおすすめだ。 ベイカーパンツはミリタリーテイストが控えめなので、リゾート感のあるアイテムにもマッチする。足元はスポーツサンダルやスニーカーを合わせて、より軽快な雰囲気にしよう。 ファッションアイテムのどこかに明るい色味を加えると、ワンランク上のコーデになる。ジャケットとパンツは同系色、インナーは明るい色の組み合わせにすると決まる。
おわりに
ベイカーパンツは、メンズコーデに抜け感を与えてくれるアイテムだ。ベーシックからショートタイプまで幅広い種類があり、着回しやすいボトムスとしても知られている。 シャツやTシャツなどの定番アイテムと相性が良く、こなれた印象がアップするはずだ。 さまざまな厚みの生地で作られているが、薄手のものを選ぶと春・夏・秋の3シーズンで使える。ベイカーパンツをワードローブに加えて、おしゃれな着こなしを完成させよう。
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